ストーリー

🎤「ムゥ!!!!思い出したムゥ!!汝(うぬ)はもしかして…先輩モデルのせきちゃんムゥ!!?」
スマホの中からクラムゥが素っ頓狂(すっとんきょう)な声を上げる。
🌼「クラムゥ…?この方をご存知なのですか?」
🎤「すごい…凄すぎるムゥ…本物に会えるなんて…!ムゥ、感動で泣いちゃいそうムゥ…!機械だから涙は出ないけど…。」
🌱「!!私のことを知っているの?」
🎤「もちろんムゥ!!」
🌱「嬉しい…! クラムゥちゃん…私、クラムゥちゃんのライブを初めて見た時から気になっていたの。その…私…クラムゥちゃんとお友達になりたい…!一緒にライブがしたいの…!!」
その瞬間、クラムゥのミラーパクトがチカチカと光るのがあやめのスマホ越しに見える。
🎤「ム!!?せきちゃんが思いを伝えたかった相手ってムゥだったんだムゥ!?」
驚きで目を丸くしたクラムゥは、一瞬フリーズしたようにピタリと動きを止めたかと思うと、スマホの画面から飛び出しそうな勢いで大はしゃぎし始める。
🎤「もちろんだムゥ!せきちゃんとライブ…やってみたいムゥ!ムゥ、今からもうドキドキが止まらないムゥ!!」
🌼「ふふっ…お二人とも、実は両思いだったみたいですわね。せきさん、今こそその一歩を踏み出す時ではなくって?」
あやめはスマホの中で大興奮の様子ではしゃぐクラムゥと、クラムゥとのライブを前にしてモジモジしているせきを交互に見て、クスッと笑う。そして愛おしそうに目を細めると、せきの背中にそっと手を当てる。
🌼「大丈夫、貴女ならきっと素敵なライブができますわ。」
🌱「ありがとう、あやめちゃん。私、行ってくる!」
せきは大きく頷くと、ポケットからミラーパクトと緑色のお願いジュエルを取り出し、ジュエルをミラーパクトの中にある窪みにはめ込む。
🌱「アイプリバース、イーン!!」
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宙に浮かぶジュエル型のフロートの間を飛び越えて、せきがアイプリキャッスルに到着すると、中ではアイプリの姿になったクラムゥがせきの到着を今か今かと待っていた。
🌱「クラムゥちゃん!待たせちゃってごめんね〜!!」 
🎤「あっ!せきちゃん!!待ってたムゥ〜!!!早速ライブするんだムゥ!」
そう言ってクラムゥはせきの手を取ってステージへ向かうフロートに乗り込む。
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