ストーリー

あやめはそ〜っと伏せたまつ毛を押し上げてモニターを見る。
そこにはダイヤのマークが10個並んでいた。
🎧「バズ成功だ〜!!おめでと〜う!!」
🌼「ほ…本当に…!?私が…バズ成功…?」
まさかデビューライブで満点を取ることができるとは夢にも思っていなかったあやめは目を大きく見開いてモニターに表示された『バズ成功』の文字を見つめる。
🌼「や…やりましたわ〜!!プリ友の皆さん、ありがとうございます…!!」
あやめは満面の笑みで何度も何度も客席にお辞儀をしたり手を振ったりして感謝の思いをプリ友たちに伝える。
ステージに降り注ぐ拍手と歓声の雨はしばらく止むことはなく、その光景に感極まったあやめは潤んだ青い瞳を煌めかせながらもう一度客席に向かって優雅にお辞儀をする。
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ライブを終えて、まだ胸のドキドキが収まらないまま、あやめは足早にシルバとクルス、クラムゥが待つ楽屋へ歩いていた。

✝️「お、戻ってきたね。おめでとう。とっても綺麗なライブだったよ。」
🎤「最っ高のライブだったムゥ!さすがムゥが見込んだアイプリムゥ!」
あやめが楽屋へ戻ってくるとクラムゥとクルスが並んで笑顔で出迎える。

🌼「お二人とも、本当にありがとうございます!
その…シルバさん…私のライブ、見ていただけましたか…?」
あやめはクラムゥとクルスにお礼を伝えると、楽屋の奥で椅子に座って俯いているシルバに声をかける。

🗡️「っ!!」
あやめの問いかけにシルバの肩がビクッと震える。
🗡️「あ…あぁ…見てたぜ。まぁ…良かったんじゃねぇか?」
シルバは慌てて手で目元を乱暴に拭い、あやめに背を向けたままぶっきらぼうに答える。しかし、その声が少し震えた涙声になっているのを3人は聞き逃さなかった。
✝️「あれ?シルバくん泣いてる?」
🗡️「泣いてねぇ。」
✝️「泣いてるでしょ?」
🗡️「泣いてねぇよ。くそっ…照明が眩しすぎんだよ…。」
シルバは椅子にもたれてわざとらしく伸びをしてごまかす。
だが、ちらりと見えたシルバの目に大粒の涙が溜まっていた。
あやめはそんなシルバの様子にふっ…と笑い、そっと彼のそばに歩み寄る。
🌼「ふふふ…。シルバさんは嘘が下手ですわね。」
🗡️「うるせぇ…嘘じゃねぇよ。」
🌼「…ありがとうございます。私、貴方のその優しさのおかげでずっと夢見ていたアイプリになることができました。あの時、私を引っ張り上げてくれて本当に、感謝してもしきれません…!」
あやめのまっすぐな感謝の言葉に、シルバの目に溜まっていた涙が頰を伝う。
🗡️「……ったく…お前はほんっとに…。」
シルバは溢れ出した涙をもう一度ぐいっと乱暴に拭ってニッと笑う。
🗡️「もう2度と『自分には華がない』、なんていうんじゃねーぞ。」
🌼「えぇ、約束いたしますわ。もう自分の才能に対して悲観的になるのは金輪際なしですわ。」

その光景をクルスとクラムゥは楽しそうに見守っていた。
✝️「まったく…シルバくんは素直じゃないねぇ…。」
🎤「ムゥムゥ。でも、2人ともすごいライブっだったムゥ。」

こうして、あやめとシルバたちの間に不思議な絆が芽生えたのだった…。
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