ストーリー

🎤「あ…あやめ…?落ち着くムゥ…プリねこが困ってるムゥ。それに…衣装にポケットはついてないムゥよ…?」
呆れたような表情で近づいてきた人間形態のクラムゥを見てあやめは目を見開いて、クラムゥに駆け寄る。
🌼「その不思議な瞳に丸っとしたヘアスタイル…!もしかして貴方があの、アイプリモデルのクラムゥさんですね!!?キャー!!私、実はクラムゥさんの大ファンですの〜!!お会いできて光栄ですわ〜!!!」
あやめは推しに会えた興奮で、自分より少し背の低いクラムゥの細い両腕をガシッと掴んでブンブンと激しく振る。
🎤「ム…ムゥ…わかったから落ち着くムゥ〜!!目が回るムゥ〜…。」
アイプリの姿のクラムゥはあやめの想像以上の熱意とパワーに抵抗できずに思いきり振り回されて、数秒もしないうちに目を回してしまう。
🗡️「お…落ち着けって!!クラムゥの腕がもげるって…!!」
少し遅れてバースインしてきたシルバとクルスが慌てて2人の間に入り、あやめの手からクラムゥをひったくるようにして引き離す。
🌼「ハッ……!し…失礼しました!私としたことがつい…。」
あやめはハッと我に帰ると恥ずかしそうにほおを赤くして視線を逸らす。
✝️「あはは…キミって見た目に似合わず、意外と情熱的なんだね。クラムゥのファンなのかい?」
クルスの質問にあやめはずいっと身を乗り出し、間髪容れずに答える。
🌼「ただのファンだなんてそんな生易しいものではありませんわ!クラムゥさんのアイプリグラムでのあどけない表情や元気いっぱいのライブ…!そしてあの雑誌で紹介された時のあの人差し指を立てるポーズ!もう可愛さは言葉にするのもおこがましいくらいの素晴らしさでしたわ…!!」
🗡️「へーへー…そりゃ良かったデスネー。おいクラムゥ、お前の熱狂的な信者みたいだぞー。」
シルバが呆れたような表情で、後ろで伸びているクラムゥを揺り起こす。
🎤「ムッ…!強い振動でエラーが起きて、いつの間にかシステムが落ちていたみたいムゥ。」
意識を取り戻したクラムゥはピンっと立ち上がるとあやめの方に近づく。
🎤「汝(うぬ)、ムゥのファンなんだムゥ?なかなか見る目もパワーもあるムゥね。でも、ちょうど良いムゥ。桐生院あやめ、次はそのエネルギーをライブでプリ友たちにぶつけるムゥ!」
🌼「はいっ!!心の準備はできておりますわ!!」
👓「じゃあ、まずはアイプリ登録ね。こっちへいらっしゃい。」
🐱「このスキャナーにミラーパクトをかざすニャ!」
あやめはプリねことどこからか現れたメガ姉さんに案内されてアイプリ登録を済ませる。
30/37ページ
スキ