ストーリー
2人が静かにあやめの後を追うと、あやめは広場から少し離れた、静かな並木道のベンチに腰掛ける。
🌼「…アイプリバース…あちらの世界では誰もが自分らしく輝けるとは言いますが…。」
あやめはカバンからプリねこのマスコットを取り出してしばらく見つめ、寂しそうに目を伏せる。
🌼「桐生院の…華道家の家系の娘として常に完璧で、美しく、規律正しくあるべき私(わたくし)があんな風に歌ったり踊ったりなんて当主様になんと言われるか…。
それに…私(わたくし)には歌や踊りの才能なんて…。」
そう言って自分を納得させるように呟いてマスコットをカバンにしまおうとしたその時——
🗡️「やる前から『才能がない』なんて決めつけてんじゃねーよ。」
突如頭上から降ってきた低い声にあやめはハッと顔を上げる。
そこには、あやめが通うハイセンス学園とは違う制服を来た2人組が立っていた。
🌼「え…?えぇっと…あなた方は…?」
✝️「すまないね。このシルバくんが君のことが気になったみたいで。少し後をつけさせてもらったんだ。」
🌼「その制服は…おねがい中学の生徒さん…ですよね…?
…どうして見ず知らずの私(わたくし)なんかを…?」
あやめは不思議そうにシルバとクルスを交互に見る。
そんなあやめにグイッと顔を近づけるシルバ。
🗡️「お前が何を抱えてるのか俺は知らねぇけど、家柄だの才能だのグダグダ理由をつけて自分の夢から逃げてんじゃねぇよ。アイプリになりたいんだろ?だったらなっちまえば良いじゃねぇか。やりもしねぇで出来ねぇって決めつけんなよ。」
🌼「でも私は…アイプリの皆さんみたいな華もありませんし、自分を表現する度胸も資格も…」
俯くあやめ、その顔をクルスは覗き込んで優しく語りかける。
✝️「資格も才能も最初から持っている人なんていないさ。どんな天才も努力なしに天才であり続けることはできないからね。」
🌼「…そう…なのでしょうけど…。」
🗡️「あ〜あ〜ごちゃごちゃうるせぇ!!俺がその夢、応援してやるから、そこで目かっぽじって見とけ!」
そう言い残すと、シルバはミラーパクトを掲げてアイプリバースにバースインする。
🌼「な…なんですのあの方は…。でも…ふふっ…。『目をかっぴらいて』…ではなくって?」
残されたあやめは、呆気にとられたようにしばらく目をしばたたかせていたが、急に緊張が解けると口元を押さえてクスッと笑ってしまう。
言葉は間違っているが、シルバのあの真っ直ぐで熱い瞳と言葉はあやめの冷え切った心をじんわりと溶かしていった。
✝️「まったく…シルバくんったら素直じゃないんだから…。でも、キミが心の真ん中を女神さまに打ち明けて、心の底からお願いしたら、きっと女神さまはシルバとキミに力をくれると思うよ。」
クルスがそう言ってにっこり微笑むとあやめは意を決したように立ち上がる。
🌼「私…彼を信じてみます。女神さまにお願いしてみます!!」
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🌼「…アイプリバース…あちらの世界では誰もが自分らしく輝けるとは言いますが…。」
あやめはカバンからプリねこのマスコットを取り出してしばらく見つめ、寂しそうに目を伏せる。
🌼「桐生院の…華道家の家系の娘として常に完璧で、美しく、規律正しくあるべき私(わたくし)があんな風に歌ったり踊ったりなんて当主様になんと言われるか…。
それに…私(わたくし)には歌や踊りの才能なんて…。」
そう言って自分を納得させるように呟いてマスコットをカバンにしまおうとしたその時——
🗡️「やる前から『才能がない』なんて決めつけてんじゃねーよ。」
突如頭上から降ってきた低い声にあやめはハッと顔を上げる。
そこには、あやめが通うハイセンス学園とは違う制服を来た2人組が立っていた。
🌼「え…?えぇっと…あなた方は…?」
✝️「すまないね。このシルバくんが君のことが気になったみたいで。少し後をつけさせてもらったんだ。」
🌼「その制服は…おねがい中学の生徒さん…ですよね…?
…どうして見ず知らずの私(わたくし)なんかを…?」
あやめは不思議そうにシルバとクルスを交互に見る。
そんなあやめにグイッと顔を近づけるシルバ。
🗡️「お前が何を抱えてるのか俺は知らねぇけど、家柄だの才能だのグダグダ理由をつけて自分の夢から逃げてんじゃねぇよ。アイプリになりたいんだろ?だったらなっちまえば良いじゃねぇか。やりもしねぇで出来ねぇって決めつけんなよ。」
🌼「でも私は…アイプリの皆さんみたいな華もありませんし、自分を表現する度胸も資格も…」
俯くあやめ、その顔をクルスは覗き込んで優しく語りかける。
✝️「資格も才能も最初から持っている人なんていないさ。どんな天才も努力なしに天才であり続けることはできないからね。」
🌼「…そう…なのでしょうけど…。」
🗡️「あ〜あ〜ごちゃごちゃうるせぇ!!俺がその夢、応援してやるから、そこで目かっぽじって見とけ!」
そう言い残すと、シルバはミラーパクトを掲げてアイプリバースにバースインする。
🌼「な…なんですのあの方は…。でも…ふふっ…。『目をかっぴらいて』…ではなくって?」
残されたあやめは、呆気にとられたようにしばらく目をしばたたかせていたが、急に緊張が解けると口元を押さえてクスッと笑ってしまう。
言葉は間違っているが、シルバのあの真っ直ぐで熱い瞳と言葉はあやめの冷え切った心をじんわりと溶かしていった。
✝️「まったく…シルバくんったら素直じゃないんだから…。でも、キミが心の真ん中を女神さまに打ち明けて、心の底からお願いしたら、きっと女神さまはシルバとキミに力をくれると思うよ。」
クルスがそう言ってにっこり微笑むとあやめは意を決したように立ち上がる。
🌼「私…彼を信じてみます。女神さまにお願いしてみます!!」
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