ストーリー

クルス✝️「わかってないねぇ…。ミーナが改ざんできるのは記憶だけ。しかも矛盾があるとせっかく改ざんした記憶が戻ってしまうかもしれない。」
シルバ🗡️「???」
シルバはクルスの言葉に、首を傾げる。
クルス✝️「例えば教師の記憶を改ざんして、僕らが新入生だという記憶を植え付けたとして、名簿に名前がなかったら不自然だろう?そこから正しい記憶が戻ってしまうかもしれない。だから可能な限り矛盾の芽は摘み取っておかないと。」
シルバ🗡️「ふーん…なるほどな。嘘をつくなら徹底的にってことか。」
クルス✝️「そういうこと。それに、あまり多くの記憶を改ざんすると、相手にどんな副作用が出るかわからないからね。可能な限り使わないに越したことはないよ。」

そんなことを話していると教室のドアが開き、数名の生徒たちが入ってくる。
生徒A「あれ?もう誰か来てる?」
生徒B「本当だ〜!ん〜…見ない顔だけど…2人ともどこから来たの〜?」
生徒C「っていうか…1人、制服違うじゃん〜!ここの生徒じゃない人は入っちゃダメじゃない?」
教室に入ってきた3人組はシルバとクルスをじろじろと見ながら2人に近づいてくる。

シルバ🗡️「チッ…やっぱりこうなる…。」
クルス✝️「ふふん、ノープロブレムだよ。『ミーナ』起動!!」
クルスは近くにあった机の引き出しに手を突っ込み、奥の方にミーナを貼り付ける。
その瞬間、ミーナから目に見えない電波が放たれる。
クルス✝️「やだな〜、ボク達…一緒にお願い町の小学校に通っていたじゃないか〜。ボクも彼も途中で転校しちゃったけど。あ、彼の制服はパラダイス学園のだよ。交換留学生としてこっちに来たみたい。」
クルスは笑顔のまま流れるように嘘を並べていく。

生徒B「え…?知らない…。」
生徒C「…私たち新入生なのに交換留学なんて…絶対おかし………あれ…?」
訝しむように目を細めながら近づく3人組。だが、すぐにその瞳がふっと虚ろになる。

生徒A「あ〜!そういえばいた気がする!!なんで忘れていたんだろ…?」
生徒B「そうそう!一緒に遠足に行ったもんね!また会えて嬉しい〜!!」
生徒C「新入生にも交換留学生がいるって誰かが言ってたわ!かっこいい制服だね!!」
先ほどまでの疑いの眼差しから一転、生徒たちはミーナが作り出した偽の記憶に納得して笑顔で席につく。
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