ネタ

燈矢夢。男主。
燈矢と炎個性の幼馴染。
※ちょっと変わったけど短編化しました。


「俺らは同じプロヒーローになり、同じ事務所に所属するんだ!」
「それはいいな!」
「だろだろ!!」


「なあなあなあ!夏くん!夏くん!聞いてくれよ!」
「今日あいつと個性訓練してたんだけどさあ!すごいんだよ、燈矢は!」
「あれは確実にエンデヴァーを超えるね…」
「…もう寝ようよ…」


「俺、今日父さんに訓練の成果を見てもらうんだ!」
「今日は一緒に訓練しないからきたらだめだからな!」









「……」
「…燈矢」


「息子の葬式にすらこない、プロヒーローってすごいな」
「立派だな」




















ああ、俺が悪かった。いつも通り燈矢のところに押しかけて一緒に訓練すると言えばよかったんだ。例えそこで燈矢が燃えて火力調節もできず燃えていってしまっても一緒に俺も燃えてしまえばよかったんだ。

もう一度会いたいなんて思うからバチが当たったんだ。
ふわふわではなくとげとげとした髪質
知らないはずの顔つき
恐らく火傷による爛れた痕
よく見慣れた目の色
目が離せない。
目を逸らして家へ帰らなければならない。
目が動かない、信じたくない。動揺してる。

目が合った。


「荼毘だ、今は荼毘で通している」


この夢主は最終戦の後燈矢には自分から会いに行かず夏雄に引きずられながら会いにきます。
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