高校生アパレル店員女主　相手暁山瑞樹
佐々木周

ある日僕は、新しい服を買いに出かけある人から目が離せなくなっていた。
僕が夢にまで見た理想の姿。可愛いを詰め込んだ可愛い服に、可愛いベビーフェイスの可愛いピンクベースのメイク。
ああ、そのつまりはそう僕は一目惚れというやつをしてしまったんだ。


「買わなくてもいいのよ、見るだけでも。私は今貴方と可愛い服を共有したいの。貴方が此処に来てはいけない理由はないわ。誰かがそんな酷いことをいうのならその人を私はおいだしちゃう」


「何でお母さんの言う通りにできないの…」
「お母さんは、周の事を思って言ってるのよ」
「高校は好きにさせたのだから、大学はちゃんとお母さんが言った所にいきなさい」



「幻滅…したでしょう？」
「お店の外では私、全然可愛くないの」
「もう会うのはやめにしましょうか」