Rainbow 6
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操縦室の天窓から、淡く滲んだ朱色が僅かに差し込んで来る。
もうすぐ日が、沈む。
「ペンギン、浮上しろ」
「…船長、正気ですか」
「降りるのは俺だけだ。その後、定位置に潜れ」
「………ベポを探しに行くんですか、それとも…」
「……両方だ」
ペンギンはフッと笑うと、操縦管を握った。
「そう何度も目立つ行動はできません。連れ戻したのなら、もうこの島には上陸しませんが」
「……そのつもりだ」
「海賊船に戦えない女は必要なかったのでは?」
ペンギンの口元は笑っている。
つくづく癇に障る奴だ。
「俺の側にいるなら戦う必要は無い」
「………ごもっとも」
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