Rainbow 4
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「だから誰だよそいつ!てか離れろ!」
『さっき言ったでしょー!やーまーだーくん!』
「知らねぇ!それは俺じゃねぇ!そして首に手を回すな!」
『同じ様なモンだってぇー。山田君はねー私の隣の席の男子だよー。便利だから席替えの度に隣の席にしてあげてるのー』
「それヤマダ君、夢も希望もねーじゃねぇか。可哀相に…」
『嬉しがってるはずだよー。最近意識してるのか、恥ずかしがって目を合わせないんだーフフ、可愛い』
「お前な、それ絶対嫌がってるぞ。今の俺と同じ心境だ」
俺、今ならヤマダ君と酒を酌み交わせる。同じ虐げられている人間として。
…それよりこの体勢ヤバイだろ…
俺の胡坐の上に跨って座る名無しさん。相当酔っ払ってるせいかカナリ密着してくる。ベポが調子に乗って飲ませるからだ。(でも正直ちょっとだけ嬉しい。俺も男だし)
太腿に伝わるふくよかな感触
…尻だ…。
胸板に擦れる柔らかい感触
…乳だ…。
前の島で女抱いてから結構経ってるし、俺の下半身が出番だとばかりに敏感に反応している。
ダメだダメだダメだ何考えてんだ…!俺の息子よ辛抱だ!まだ親と切り離されたくないだろ!
こんな所あの人に見られたら…
「……………おい」
見られたら…
「……何をしている」
バラバラにされてアソコだけくっつけて貰えないかも知れない…
「……なァ、女になってみるか?シャチ」
「うわぁぁぁーーー!!勘弁して下さい!見ての通り不可抗力なんです!やましい事なんてこれっぽっちしか考えてなかったんです!許して!」
俺の必死の弁解も虚しく、名無しさんの腕を掴み上げた船長は、俺を手加減無しに蹴り飛ばした。
……人って空飛べたんだな。俺、船尾にいたのに操縦室の上に乗ってるよ…なんか体が痺れて痛みが分かんねぇ…。なぁ、ヤマダ君なら分かってくれるよな?俺、悪くねーよな?
涙が頬を伝った所で、俺の意識は途絶えた……。
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