Rainbow 3
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「何だその恰好は」
部屋に戻った途端に掛けられた、不機嫌そうな言葉。
『シャチのを借りた』
白いツナギの袖を折り返しながら答える。
「そうじゃない。どこで着替えたんだ、風呂に入ったのか」
『大浴場借りたんだよ。だって臭かったんだもんあの海王類』
今度は足の裾を折り返す。結構足長いんだ、シャチって。
チッと舌打ちが聞こえた後、徐に顎を掴まれた。
「船の風呂は船員が使う、お前は使うな。それに船内をあんまりうろつくんじゃない」
強くなる指の力。
気を使って部屋に異臭を持ち込まなかったのに、結局怒るのか。
本当に読めない。そして噛み合わない。
『……ハイハイもう分かったよ』
首を振ってローの手を振り払い、ソファに腰掛けた。
「可愛い気のねェ返事だな」
そう呟くとローは部屋を出て行こうとしたが、ふと足を止めた。
「今からペンギンと次の島での停泊確認をする。調度良い、お前も来い」
『…え!?』
ペンギン?今、顔を合わせろって!?気まずさMAXなんですけど!
「これからお前が住む島だ。色々と聞いておいた方が良いだろう」
『………うん、ソウデスネ…』
特に断る理由も思い浮かばず、渋々重い腰を上げた。
神様ってさ、最近私に意地悪だよね。
それかさ、ローって本当は全部分かってて嫌がらせしてるのかな。コイツなら有り得るんだけど。
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