Rainbow 3
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何なんだあの女。
苛々する。
「あっキャプテン!」
「あァ?」
「き、機嫌悪いね…。あの、名無しさんを見かけなかった?」
ビクビクしながら話し掛けるベポから出たあの女の名前に、一層苛々が増す。
「チッ…部屋にいる」
「え!ずっと?」
俺は医務室の取っ手を掴みながら、ふと思い返す。
そういえば昼前からこんな夜中まで、ずっと寝ていやがった。あの頭の悪さは寝過ぎて形成されたのかもしれない。
「何か食堂に余りモンがあるだろ。部屋に持っていってやれ」
「アイアイ!キャプテンは今から研究でもするの?」
「あぁ。…解剖でもいいがな」
ニヤリと口の端を吊り上げるとベポは青ざめ、名無しさんがお腹空かせてるから、と逃げて行った。
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