Rainbow 13
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持ち帰ったホネと一緒にダイニングテーブルを囲み、彼の世にも奇妙な現象について、半ば信じられない思いで耳を傾けていた。
『ヨミヨミの実…?』
「えぇ、二度の人生を約束される、つまり“復活人間”という訳なんです。“トキトキの実”も同時に手に入ったので、本当はそれを食べる筈が、私ポッキリ海に落としてしまって…仕方無しに残った方を食べたらこの有様…。でもこんな素敵な出会いがあったのですから、結果的には良かったかもしれません」
テーブルにもたれ、よよよと古臭い泣き真似をしながら肉を摘むブルックに、ゾロが問い掛ける。
「“トキトキの実”ってのもあんのか?」
「ええ、あれは時を跳べるんですよ…過去も未来も。ただ悲しいかな、視る事しか出来ない。まぁホネよりマシですけど」
『…時を、跳ぶ…』
そんな物があるんなら欲しかったな。過去に跳べばローが私を置いて行った理由が分かるのに…
--ズズズズズ…--
『…ん?何の振動?』
「…はっ!まさか!」
カチャカチャと素早い動きで外に飛び出すブルックに、皆続く。
「見て下さい!船がテリトリーに入ってしまっている!」
「…なっ!!」
「…何なの、この島…」
「うひょー!すげぇな!」
なになに?どうなってんの?ちょっと皆退いてよ見えないじゃん。
爪先立ちしても、変態の尖ったデカイ髪型が視界を邪魔して状況が分からない。渋々スネ毛だらけの股の間から覗き見る。
『……わっ!』
海の中、無数の難破船と共に目に飛び込んで来たのは、ぽっかり浮かぶお伽話に出て来そうな古城………
「これは海をさ迷うゴーストアイランド…<スリラー・バーク>です!!」
…お伽話って言ったら聞こえ良いけど、シンデレラとかじゃ無くて
ドラキュラ。
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