Rainbow 1
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「俺の陰口は楽しかったか?」
男は口の端を上げながら私を見下ろす。
「異世界か…。胡散臭ェとは思うが、確かにそれだとお前の気違いじみた話も納得いく」
『嫌味無しで会話する事できないの?』
「お前の処遇だが…」
駄目だ。この人のスルースキル半端無い。
そして大分前から盗み聞きしてましたよね。
「次の島で降ろす。それまでは俺の所有物だ。この部屋に置いてやる」
『…ハァ?』
何て言ったコイツ、この私を所有物だと?いやそれよりお前と一緒の部屋だと?
「マワされたいなら、クルー達の部屋に放り込んでもいいが…」
『誰もそんな事言ってない!』
「ククッ」
ホント楽しそうに笑ってる。
『あんたマジむかつく』
「長生きしたいなら口に気を付けろ」
それに、とひと呼吸置く男。
「バスタオル姿でウロウロされるのは迷惑だ。貧弱」
『あんたが服を切り刻んだ上にずぶ濡れにしたからだろうがぁぁぁー!』
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