Rainbow 11
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目も開けていられない衝撃に、上を向いてるのか下を向いてるのかどこへ向かってるのか分からない。
想像を絶する水圧に思考を止めた脳が、必死に空気のみを求める。
…酸素…くれ…
やばい…穴という穴に水が入ってきた…
…し、死ぬ…
ゾロは私を骨が軋む程強く抱きしめている。
…絶対…離さないでね…!
急激な水の抵抗を感じ、体が千切れそうなほど引っ張られたかと思ったら、水面にやっと頭が出た。
『…げほっ…ごほっ…』
「…くっ…おい名無しさん!ここに掴まれ!!」
腕を誘導され固い何かを掴まされる。
「…ハァッ…こりゃ煙突だな…とりあえず助かった…」
『……ウッ…ガハッ…』
水を吐き出して肩で息を付くと、虚ろな目で周りを見渡した。
…辺り一面が海だ。街が…全て沈んでる…。
信じられない光景に呆然としていると、水でぼやける視界の中で、小さな影が屋根を飛び移りこちらに向かって来るのが見えた。
「ゾローーーー!!」
「……チョッパーじゃねぇか!」
「すっごい探したんだゾ!…ん?誰だその子」
…何、この生き物…。ふわふわしてる…タ…ヌ…キ…?
目が…霞んで見えない…待って、よ、良く見せて。ヤバイヤバイ凄く可愛いんだけど!
あの毛を…体を…
『…さ、さわらせ…て…』
「お前こんな時に魅せられてんじゃねぇ!チョッパー早く引き上げてくれ!」
「お、俺、二人持ち上げるのは無理だ!どうしようどうしようゾロが溺れる!」
「落ち着け!お前にはランプルがあるだろ!」
「そ、そうか。ゾロ頭良いなぁ…」
「…く…ほら、名無しさん手ぇ伸ばせ…もうちょっとだ。…あれ、おめぇ何か…突然体重増えてねぇか…?」
「ゾロ!女の子が岩に変身してるゾ!」
「な…っ!おい!名無しさんーーーー!!」
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