Rainbow 9
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…ちょっとコレは酷い。
「ねーいいじゃない!」
「友達はどこか行っちゃったんでしょ?」
「連絡先教えてよ!」
エースに群がる女の数が酷い。
彼はというと、奢ってもらったのか大口を開けて屋台の料理を頬張っている。
…餌付けしてんじゃないよ!
文句を言おうと一度踏み出した足を引き戻した。
…私に口出しする権利なんてあるのかな。
気に食わない事から遠ざけて、自分の思うがままに動かして、まるで玩具じゃん。
罪悪感が段々膨れ上がってくる。
…ひと区切りするまで待とう。
踵を返すと黄色い声を背にその場を去った。
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