非日常…?
夢に潜るための鍵
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「じゃ、頑張ってねー!」
バイト先の店が駅に行く途中にあるので、店の前で三河と別れ、店に入る。
「おはようございまーす」
「…はよっす」
おお…今日も無愛想ですね…!
中田さん…!
中田さんは現責任者の方。
わたしはあまり話さないけど、男の子達とは話しやすいのか、なんか話を持ち出したりするけど、わたしとは話しにくいのか、そこまで私個人には笑顔を見せてはくれない。
でも、嫌いじゃない…!
べ、べつにおじさんフェチとかじゃなくてだね…?!
(よく「斎っておじさん系好きだよね」って言われる)
年上が落ち着くというなんというか!
まぁ!置いといて。
前はすごい人見知りしていたけど、
このバイトを始めてすっかり薄れてきた。
配送にくるおじさんとも、
バイトのどの子よりも話すようになったし。
案外人と関わるのが好きなのかもしれない。
ー18時前ー
配送の荷物も片付けた頃
「おはよーっす」
同じ時間帯に入る、緋苅くんが来た。
「おはよ〜」
「さすが浪花さんwww来るの早い」
「いやいや、皆が遅いだけというか…学校から直で来てるからねー」
「あー、近いんだっけ?」
「そうそう〜。まぁ寝れるからいいんだけどね。」
「ほんとよく寝るよねw」
「うるさい」
「ん!18時なる!早く行かないと中ちゃんが拗ねる!w」
中ちゃんというのは中田さんのことです、もちろん。
緋苅くんと、もうひとりの同い年の井浦くんは勇者で、
責任者である中田さんのことをあだ名で呼ぶ。すごい。
「今日忙しくなるかなー?」
「宅配だけ忙しいかもねーw」
「やめろwww」
宅配はバイトにも入った順で行くので、
緋苅くんより遅く入ったわたしが行くのだ。
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