それを恋と読んでいた〜仁美•回想編〜
スラムダンク
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涙が落ち着いてきたので、合流しようと思い控え室を出た。
すぐに山道先輩が見えた。
先輩も私に気が付き、近くまで来て向かい合った。
何も言わずに真っ直ぐ見てくる先輩に、私も声をかける事無く、見ていた。
先輩から目が晒せなかった。
「次の夏は必ず全国に連れて行くから。」
静かに先輩は私に言った。
「‥はい。」
先輩が何でそんな事を私に言ってくれたのか分からなかったけど、私は凄く嬉しかった。
そう言ってくれた先輩に胸が締め付けられ、先輩が好きだと気が付いた。
私は人を好きになるには幼過ぎたと思う。
気持ちに気がついても、何も出来ることは無かった。
ただ先輩を見れたら、それで幸せだった。
部活が夏休みな入る前に、花火大会に誘われた。
その頃には楓にも来るし、いつもの様に断った。
山道先輩はいつものグループで行くらしい。
気にはなったけど、そのまま部活も夏休みに入った。
すぐに山道先輩が見えた。
先輩も私に気が付き、近くまで来て向かい合った。
何も言わずに真っ直ぐ見てくる先輩に、私も声をかける事無く、見ていた。
先輩から目が晒せなかった。
「次の夏は必ず全国に連れて行くから。」
静かに先輩は私に言った。
「‥はい。」
先輩が何でそんな事を私に言ってくれたのか分からなかったけど、私は凄く嬉しかった。
そう言ってくれた先輩に胸が締め付けられ、先輩が好きだと気が付いた。
私は人を好きになるには幼過ぎたと思う。
気持ちに気がついても、何も出来ることは無かった。
ただ先輩を見れたら、それで幸せだった。
部活が夏休みな入る前に、花火大会に誘われた。
その頃には楓にも来るし、いつもの様に断った。
山道先輩はいつものグループで行くらしい。
気にはなったけど、そのまま部活も夏休みに入った。