それを恋と読んでいた〜仙道•中学編〜
スラムダンク
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次の瞬間、仁美の手に力が入った。
仙道はびっくりして、思わず仁美を見た。
仁美は耳まで真っ赤にして、顔をうちわで隠していた。
しっかり手を握り返してくれたのだ。
仙道は笑顔になり、仁美の手を握り返しながら、次々と打ち上げられている花火を見た。
次の瞬間、凄い勢いで手を振り解かれた。
仁美が隣の女子に話しかけれたのだ。
咄嗟に振り解いてしまったのだろう、本人もびっくりしていた。
仙道も話しかけられてお互い背を向けてしまった。
また手を繋ぐのは、もう出来そうも無かった。
仁美が気持ちに応えてくれたみたいで、凄くドキドキした。
だけど、山道は考えてしまった。
最後の花火が打ち上がり、余韻が残ったまま解散になった。
あれ以外で仁美との接点はもたなかった。
高校になったら、離れ離れになるのだ。
近づいたようで、届かないこの距離を縮める事はしない方が良いかもしれない。
仙道は帰路にたつ仁美の後ろ姿を見ながらそう思った。
近づいてくる別れに、切なくて胸が痛んだ。
仙道はびっくりして、思わず仁美を見た。
仁美は耳まで真っ赤にして、顔をうちわで隠していた。
しっかり手を握り返してくれたのだ。
仙道は笑顔になり、仁美の手を握り返しながら、次々と打ち上げられている花火を見た。
次の瞬間、凄い勢いで手を振り解かれた。
仁美が隣の女子に話しかけれたのだ。
咄嗟に振り解いてしまったのだろう、本人もびっくりしていた。
仙道も話しかけられてお互い背を向けてしまった。
また手を繋ぐのは、もう出来そうも無かった。
仁美が気持ちに応えてくれたみたいで、凄くドキドキした。
だけど、山道は考えてしまった。
最後の花火が打ち上がり、余韻が残ったまま解散になった。
あれ以外で仁美との接点はもたなかった。
高校になったら、離れ離れになるのだ。
近づいたようで、届かないこの距離を縮める事はしない方が良いかもしれない。
仙道は帰路にたつ仁美の後ろ姿を見ながらそう思った。
近づいてくる別れに、切なくて胸が痛んだ。