それを恋と読んでいた〜ポンコツのブルース〜
スラムダンク
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それでも最後は自分に寄り添って懸命について来てくれた仁美を思い出す。
ーそんなプライドより私を選んで下さい!
仁美を手放したのはプライドだったのか、今でもよく分からない。
大体流川は仁美の気持ちを優先する行動を取りながら、結局ああいう場にはちゃっかり居たりする。
あの場に現れた流川を見て、やっぱり来たかと思った。
それでもあの時、勝負では負けたけど仁美は渡さないって言えば良かったのだろうか、どっかのドラマの様に。
そんで気持ちに従って流川を殴ってやればスッキリしただろう。
本当にちゃっかり迎えに来てて腹が立つ。
結局手放した事に立派な理由なんて無かった。
負けたのが悔しくて、もしかしたら仁美はちょっとでも湘北の勝利を喜んでいたんじゃないかと思えたからだ。
ただ見たかっただけだった。
自分が勝って中学の時の様に泣きながら喜んでくれている仁美を。
それだけのはずだった。
練習は嫌いだがバスケはやっぱりいい。
バスケをやっている間だけは仁美を忘れられる。
無心でボールを追いかけたい。
次はチームが絶対負けない様に。
これから先湘北と試合をやる度に、流川と仁美を見ないといけないのだろうか。
ーそんなプライドより私を選んで下さい!
仁美を手放したのはプライドだったのか、今でもよく分からない。
大体流川は仁美の気持ちを優先する行動を取りながら、結局ああいう場にはちゃっかり居たりする。
あの場に現れた流川を見て、やっぱり来たかと思った。
それでもあの時、勝負では負けたけど仁美は渡さないって言えば良かったのだろうか、どっかのドラマの様に。
そんで気持ちに従って流川を殴ってやればスッキリしただろう。
本当にちゃっかり迎えに来てて腹が立つ。
結局手放した事に立派な理由なんて無かった。
負けたのが悔しくて、もしかしたら仁美はちょっとでも湘北の勝利を喜んでいたんじゃないかと思えたからだ。
ただ見たかっただけだった。
自分が勝って中学の時の様に泣きながら喜んでくれている仁美を。
それだけのはずだった。
練習は嫌いだがバスケはやっぱりいい。
バスケをやっている間だけは仁美を忘れられる。
無心でボールを追いかけたい。
次はチームが絶対負けない様に。
これから先湘北と試合をやる度に、流川と仁美を見ないといけないのだろうか。