それを恋と読んでいた〜時間の優しさ〜
スラムダンク
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部活にはちゃんと出ていますか?
やっぱり先輩がキャプテンで新しいチームはスタートしたんですか?
先輩。
先輩は今誰を想っていますか?
何度も何度も書きかけたLINEはまだ登録したままだ。
最後の日付から1か月以上たっていた。
真里達が部屋から出ていった後で、仁美はゆっくりと最初からトークを見て行く。
思い出せば辛くて、今まで出来なかった行為だった。
最初のトークから幸せだった時間が蘇る。
その時の気持ちが鮮明に蘇り、流石に涙が出てくる。
鼻をすすりながら指でスクロールしていく。
庭からは流川の弾くボールの音が響いている。
その音を聴きながら、最後のトークを読み終わると仁美はそっと仙道を削除した。
我慢しても涙が溢れ出す。
仙道の事で泣くのはこれで最後と決める。
前に進もうと仁美は今だけこの悲しさに身を任せてた。
ゴールから外れたボールを追いかけて、仁美が縁側に座っているのに流川は気が付く。
いつから居たのだろうか、少し目が腫れている様な気がした。
流川が仁美に気が付いたのに気がつくと仁美は微笑んだ。
久しぶりに仁美の顔をまともに見た様だった。
やっぱり先輩がキャプテンで新しいチームはスタートしたんですか?
先輩。
先輩は今誰を想っていますか?
何度も何度も書きかけたLINEはまだ登録したままだ。
最後の日付から1か月以上たっていた。
真里達が部屋から出ていった後で、仁美はゆっくりと最初からトークを見て行く。
思い出せば辛くて、今まで出来なかった行為だった。
最初のトークから幸せだった時間が蘇る。
その時の気持ちが鮮明に蘇り、流石に涙が出てくる。
鼻をすすりながら指でスクロールしていく。
庭からは流川の弾くボールの音が響いている。
その音を聴きながら、最後のトークを読み終わると仁美はそっと仙道を削除した。
我慢しても涙が溢れ出す。
仙道の事で泣くのはこれで最後と決める。
前に進もうと仁美は今だけこの悲しさに身を任せてた。
ゴールから外れたボールを追いかけて、仁美が縁側に座っているのに流川は気が付く。
いつから居たのだろうか、少し目が腫れている様な気がした。
流川が仁美に気が付いたのに気がつくと仁美は微笑んだ。
久しぶりに仁美の顔をまともに見た様だった。