それを恋と読んでいた〜思い出の中〜
スラムダンク
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仙道はどかっと椅子に座るとそのまま机にうつ伏せに顔を隠した。
ーこの子の為に奈美とデートするの?
私は写メでその子を見ていた。
「‥消した?」
仙道がうつ伏せのまま聞いてきた。
仙道からこの話題を言ってきてるのだ、きっとこの子と何かあったと、私が気が付いたと思っているのだろう。
「‥いいの?」
何でそう聞いたのだろうか、何故か仙道はこの写メを持っていない気がした。
私の言葉に仙道は顔を上げた。
その顔は、愛想笑いのとれた顔だった。
「‥頂戴‥」
そう言って、私と仙道はLINEを交換した。
1番最初にしたLINEは、スタンプではなく、この子の写真だ。
写メを消す為に奈美とデートする仙道。
この子の写メを欲しいという仙道。
仙道が奈美とどんな顔でデートするかは想像出来る。
だけど今、この写メをそんな風に見ているあんたはきっと誰も見た事がないだろうと思った。
噂があったのだから、この子と何かあったのだろう。
だけどそれは想像していた様な甘いものでは無い様だ。
誰も見た事がない様な仙道を見て、彼の心をのぞけた事に胸がいっぱいになった。
ーこの子の為に奈美とデートするの?
私は写メでその子を見ていた。
「‥消した?」
仙道がうつ伏せのまま聞いてきた。
仙道からこの話題を言ってきてるのだ、きっとこの子と何かあったと、私が気が付いたと思っているのだろう。
「‥いいの?」
何でそう聞いたのだろうか、何故か仙道はこの写メを持っていない気がした。
私の言葉に仙道は顔を上げた。
その顔は、愛想笑いのとれた顔だった。
「‥頂戴‥」
そう言って、私と仙道はLINEを交換した。
1番最初にしたLINEは、スタンプではなく、この子の写真だ。
写メを消す為に奈美とデートする仙道。
この子の写メを欲しいという仙道。
仙道が奈美とどんな顔でデートするかは想像出来る。
だけど今、この写メをそんな風に見ているあんたはきっと誰も見た事がないだろうと思った。
噂があったのだから、この子と何かあったのだろう。
だけどそれは想像していた様な甘いものでは無い様だ。
誰も見た事がない様な仙道を見て、彼の心をのぞけた事に胸がいっぱいになった。