それを恋と読んでいた〜思い出の中〜
スラムダンク
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「奈美ちゃんて、堀の友達?」
お昼休みに山道から話しかけられた。
同じバスケ部という事で、山道とはよく喋る方だと思う。
他の子と違ってキャピキャピしないが。
それよか、私は堀で奈美はちゃんかい。
山道は奈美から手紙を貰ったと言う。
もちろん奈美からは聞いていた。
手紙もやっと渡したみたいだが、それが何十枚目かでやっと渡せた手紙だと言う事も知っている。
「可愛いし、本当にいい子だよ。」
手紙の中身を知っている私はそう言った。
手紙には山道が大好きだとずっしり書いてある。
そう、と静かに笑顔で言った山道に私は違和感を覚えた。
「意外。」
「何が?」
「山道って女の子に興味が無いのかと思ってた。てっきり越野と出来てるのだと。」
ふざけて言った私に山道は笑った。
そして女の子が好きだとバカ真面目に答えた。
でも、半分は違和感の確信である。
「だって、山道ってこんなにモテるのに今まで彼女いないんでしょう?興味無いかと思ってた。」
私の言葉に山道は笑いながら、よく知ってるねと言った。
仙道のこういう時の顔は愛想笑いだ。
普通に自分の事を根掘り葉掘り聞かれたり知られたりするのは気分ご良いはずはない。
人当たりのの良い山道はいつもこの愛想笑いで交わす。
だから山道の本心なんてきっと分からないだろう。
お昼休みに山道から話しかけられた。
同じバスケ部という事で、山道とはよく喋る方だと思う。
他の子と違ってキャピキャピしないが。
それよか、私は堀で奈美はちゃんかい。
山道は奈美から手紙を貰ったと言う。
もちろん奈美からは聞いていた。
手紙もやっと渡したみたいだが、それが何十枚目かでやっと渡せた手紙だと言う事も知っている。
「可愛いし、本当にいい子だよ。」
手紙の中身を知っている私はそう言った。
手紙には山道が大好きだとずっしり書いてある。
そう、と静かに笑顔で言った山道に私は違和感を覚えた。
「意外。」
「何が?」
「山道って女の子に興味が無いのかと思ってた。てっきり越野と出来てるのだと。」
ふざけて言った私に山道は笑った。
そして女の子が好きだとバカ真面目に答えた。
でも、半分は違和感の確信である。
「だって、山道ってこんなにモテるのに今まで彼女いないんでしょう?興味無いかと思ってた。」
私の言葉に山道は笑いながら、よく知ってるねと言った。
仙道のこういう時の顔は愛想笑いだ。
普通に自分の事を根掘り葉掘り聞かれたり知られたりするのは気分ご良いはずはない。
人当たりのの良い山道はいつもこの愛想笑いで交わす。
だから山道の本心なんてきっと分からないだろう。