00. プロローグ
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『うそ……いつの間に夜が明けたの!?』
そう言いながら“ハリーポッター”と表紙に記載された分厚い本を置き、急いで仕度を始める。
最近自身の中で再度ブームが到来し、原作を読み返しているのだ。
胸元のリボンを整え、朝食を食べながらギリギリまで読もうと栞の挟まった“炎のゴブレット”を片手に持ち、階段へと向かう。
『それにしても今日はあっつぃ───』
汗を拭おうと額に手を当てたのが悪かったのか、バランスを崩し二階から一階へ回転するように落下した。