21×19
*
『新世界で会おう』
「いた! 麦わらがいたぜトラファルガー!!」
「はしゃぐなユースタス屋」
「は、はしゃいでねェ!!」
「いいかユースタス屋。海賊らしく欲しいものは奪い取る。ルールなしの真剣勝負だ!!」
「望むところだァ!!」
どっちが〝麦わらのルフィ〟のハートを射留めるか!!!
※こんなバカなお話です
「久しぶりだな麦わらァ。また会えて嬉しいぜ。相変わらずイカレたことやらかしてくれてんじゃねェか」
「? 誰だっけお前」
「ユースタス〝キャプテン〟キッド様だろうが!!」
「長くて憶えらんねェよォ~~」
「そ、そうか、じゃあキッド様と――」
「よう、また会ったな麦わら屋! 相変わらず可愛……いやいやガキ臭ェツラだな。またチビになんねェのか?」
「あっ! お前クマの飼い主!! クマは? クマどこだ?」
「ふふ……おれの名はトラファルガー・ローだとお前の仲間が教えたろ? 憶えておけ」
「クマは?」
「………ベポはいねェよ。な、何笑ってやがるユースタス屋!!」
「麦わらはてめェより手下に用があるみてェだぜ? 連れて来てやれよ」
「おれに命令するな! ここで消すぞ!!」
「やるかァ!?」
「なんだお前ら、すげー仲良かったんだなァ~~。ゾロとサンジみてェ」
「はぁ!? ゴホン……良いわけねェだろ麦わら屋。おれが良くなりてェのは――」
「邪魔だトラファルガー!! 時に麦わら、このあと暇か?」
「んん?」
「こんなバカの話は聞くな!! それよりおれと来い。気を楽にしてりゃすぐ終わる」
「いきなりそっちかァ!? そいつに近寄るなよ麦わら! さァこっちへ……」
「いやこっちに……」
「そうだこっちに、麦わ……ら!?」
「!?! 貴様っ、ユースタス屋!! 何ヒトの肩抱いてんだ!!」
「そりゃあこっちの台詞だトラファルガー!! キモチ悪ィんだよ!!」
「で? おれらの麦わら屋は?」
「いねェー!! どこ行ったァ!?」
「ゾロ~~っ!!(てけてけてけ) 呼んだか?」
「たく、ちっと目を離すとこれだ。危ねェ危ねェ」
「???」
「ルフィ、メシでも食うか?」
「食う食う! 肉~~!! ししし、なんかデートみたいだなっ」
「そんなら泊まりコースで。いいだろう?」
「うわ、なんか悪い顔だ!」
「お前が悪さされねェうちにどっか連れこんどかねェとな。油断も隙もあったもんじゃねェ」
「ふーん?」
「行くぜ船長」
「おう!!」
「あーっ!! あいつ麦わらの肩抱きやがったァ!!!」
「ロロノア・ゾロ……。麦わら屋の右腕にしておれ達の最大の敵……!! ゾロル屋は王道らしいからな」
「畜生ォ~~!! しかし勝負はまだまだこれからよ。おれは負けねェ。てめェにもだトラファルガー! 寧ろお前にだけは絶対ェ麦わらは渡さん!!」
「笑わせるな。麦わら屋をモノにするのはこのおれだ!!」
「喰らえ、麦わらカルトQ!!」
「その勝負受けたァ!!!」
どーん。
こんな二人のことを人はこう言う。
ケンカするほど仲がいい、と……。
〜2年後〜
ザッパァアアアン……!!
「な、なんだなんだぁ!?」
「ギャー! 海から船が出てきたぞルフィ~~!! 敵じゃねェのか!? こえぇよぉ~~!!」
「大丈夫だチョッパー!! おれがいるっ!!」
パカッ
「ひさしぶりだなァ、麦わら屋! フッ、会いたかったぜ……」
「あーお前っ!! えーとクマの飼い主の……」
「トラファルガー・ローだ!! 命の恩人の名前くらいいい加減覚えろ! ま、そんなとこも憎めねェんだが……」
「命の恩人、だと……?」
「お、ゾロ! そうなんだよ。おれ覚えてねェんだけど、手術してもらったんだ!」
「へぇ……」
「にしても麦わら屋、いきなりのセミヌードとは気が利いてる」
「これは水着っていうんだぞ? 着たことねェのか? うちの船プールあんだよ! スゲーだろっ!」
「麦わら屋とプール……(妄想中)。しかもその首に巻いたヤツは噂に聞く、魅惑のタオルマフラー……!!」
「みわく何? あ、これゾロな。知ってたっけ? んであっちがチョッパー。チョッパーはちっと怖がりだからイジメんなよ?」
「なにあの愛らしい生き物。おれの仲間に……」
「な、なるかバカヤロー!!」
「わははトラ男がフラれた~」
「ローと言ったか……?」
「なんだゾロ屋」
「てめェ密かに可愛い物愛好家だろう。ルフィとかルフィとかルフィとか……」
「それ以上言うと消すぞ!!」
「いやつーかなにしに来た。うちの船長を救ってくれたことには礼を言うが、フザけた真似しやがったらタダじゃおかねェ……(ゴゴゴゴ)」
「心配するなおれは医者だ!!」
「いや海賊だろっ」
「ゴホン……。麦わら屋、傷の具合を診にきてやったぜ? ちょちょちょっとむむむ胸をみみ見せてみろ」
「どもり過ぎだ! 明らかに不審者だろうが!!」
「ゾロ屋には言ってねェ!!」
「え~お前わざわざおれの傷診に来たんか? もう痛くねェけど……?」
「そもそもうちにはチョッパーという優秀な船医がいる。……そこに隠れてるが。だからてめェに用はねェ。とっとと帰りやがれ!」
「さぁ麦わら屋、うちの潜水艦の医務室へ」
「話を聞けェ!! あ、てめェ馴れ馴れしくルフィに触んじゃねェ! 手術ってまさか……不必要に触れなかったろうな!?」
「フッ、さぁな」
「……許さん」
シャキーン!
「刀を下ろせゾロ屋」
シュビーン☆
「そういうお前はメスを下ろせ」
「ゾロとクマの飼い主が仲良しになったー!」
「「なってねェ!!」」
「あ! クマだぁ!!」
「悪魔?」
「ルフィ!? 待っ……そんな怪しげな着ぐるみに近付くんじゃねェ!!」
「おかしい。ベポは置いてきたハズなんだが……」
「クマ~~! お前もこの間はあんがとな~!!」
ガバッ。もふもふもふ。きんもちいい〜~。
「あのバカ……! 無闇に抱きつくな戻れルフィ!!」
「ベポ何しに来た!?」
「ルフィそいつから離れ──」
「ゾ、ゾロ!! コイツなんかわかんねェけどいきなし鼻血吹いたぁー!!」
「ハァアアア!?!」
「お前、ベポじゃねェな!? 何者……!!」
「フッフッフッ……バレちゃしょうがねェ!」
ベリベリベリっ。
「ぎゃあクマが裂けたぁ~~!!」
「ま、まさかお前は……っ」
「ルフィ今のうちにこっちへ!!」
「お、おうっ」
「会いたかったぜ麦わらぁ~~!!」
「!?!」
「やはりユースタス屋……!! 貴様いつの間に……!!」
「抜け駆けするなと言っただろうがぁ! トラファルガー!!」
「喧嘩ならよそでやれ」
「あああ!? てんめェロロノア!! しれっと麦わら抱っこしてんじゃねェよ! ズリィー!!!」
「なっ、麦わら屋を下ろせ!! さもなくば──」
「麦わらちゃ~ん♡ こっちおいで~~。ルールルル~♪」
「おれはルフィだっ!!」
「なにそのお返事。ちっと可愛いと思いやがって……。麦わら屋GJ!!」
「畜生可愛いすぎるだろう!! 男のクセに抱っこされるとか……。なぁトラファルガー!?」
「全くだ。貴様とは麦わら屋のツボだけは共有できるから不思議だな」
「ホントにな。今度飲み行こうぜ~」
「ああ。おれの麦わら屋コレクションを特別に見せてやろう。この間入手したばかりのレア物もあるんだぜ……? フフン」
「マジか! 見せてくれ頼む!! 触っていいか!?」
「どうすっかなぁ……」
「おいルフィ、ファン交流会が始まったぜ。どうすんだよ……」
「う~~ん。おーいお前らぁ!!」
「おう、なんだ麦わら!! 混ざるか!?」
「つーかゾロ屋はいい加減麦わら屋を下ろせ、消すぞ!!」
「おれに命令すんな」
「それはおれの台詞なんだよっ」
「アイラブ麦わら♡」
「ウィラブ麦わら屋ぁー!!」
「あーもうっ、お前ら気持ち悪ィ! 帰れっ!!」
どん!!
「「ガガーーーン!!!!」」
「よく言った船長。たく、離れてた間に何人落としてきたんだ? お仕置きすんぞ」
「うひゃひゃゾロ! おっぱい舐めんなっ、くすぐってェ!」
「ゴラァー!! そこイチャつくなーっ!!」
「しまった……ゾロル屋は相変わらずラブラブのようだ……」
「早く別れっちまえー!! こうなったらホーキンスに呪い人形を……ブツブツ」
「どうせなら麦わら屋フィギュア作って貰っちゃどうだ?」
「わ、悪くねェ」
「悪いに決まってんだろうがっ!! てめェらの出る幕はねェ!! くらえ一刀流……」
「あ、ゾロが刀抜いた」
「三百六十──煩悩鳳ォアアアア!!」
ズバァーーーン!!!
「「うわああああ~~……」」
「スッゲー飛んでった。じゃあなぁ~~!!」
「麦わら屋ぁ~~! おれは絶対諦めー…ん!!」
「また来るぜ麦わらぁ~~…!!」
ぁぁぁ……(キラン☆)
「ふう……やっと静かになったなルフィ」
「あひゃひゃ! おんもしれかったなぁ~。でもアイツらカナヅチなのに、落ちたら死なねェ?」
「潜水艦が追ってったから心配いらねェだろ。つーか面白くも何ともねェよ。こりゃホントにお仕置きが必要だなぁ。な、船長?(どやり)」
「い゛…!? お、おれはなんも悪いことしてねェ!! ……ま、待てゾロ!! ごめんなさいっ」
「問答無用」
「助けてチョッパーマ~~ン……!!」
強制退場。
「あああルフィが連れてかれちまったぁ……。でも本気のゾロはこえーし……ごめんルフィ☆」
さっきの出来事は見なかったことにしよう!!
(完!!)
キドロがあれでこれですいませんでした(土下座)
『新世界で会おう』
「いた! 麦わらがいたぜトラファルガー!!」
「はしゃぐなユースタス屋」
「は、はしゃいでねェ!!」
「いいかユースタス屋。海賊らしく欲しいものは奪い取る。ルールなしの真剣勝負だ!!」
「望むところだァ!!」
どっちが〝麦わらのルフィ〟のハートを射留めるか!!!
※こんなバカなお話です
「久しぶりだな麦わらァ。また会えて嬉しいぜ。相変わらずイカレたことやらかしてくれてんじゃねェか」
「? 誰だっけお前」
「ユースタス〝キャプテン〟キッド様だろうが!!」
「長くて憶えらんねェよォ~~」
「そ、そうか、じゃあキッド様と――」
「よう、また会ったな麦わら屋! 相変わらず可愛……いやいやガキ臭ェツラだな。またチビになんねェのか?」
「あっ! お前クマの飼い主!! クマは? クマどこだ?」
「ふふ……おれの名はトラファルガー・ローだとお前の仲間が教えたろ? 憶えておけ」
「クマは?」
「………ベポはいねェよ。な、何笑ってやがるユースタス屋!!」
「麦わらはてめェより手下に用があるみてェだぜ? 連れて来てやれよ」
「おれに命令するな! ここで消すぞ!!」
「やるかァ!?」
「なんだお前ら、すげー仲良かったんだなァ~~。ゾロとサンジみてェ」
「はぁ!? ゴホン……良いわけねェだろ麦わら屋。おれが良くなりてェのは――」
「邪魔だトラファルガー!! 時に麦わら、このあと暇か?」
「んん?」
「こんなバカの話は聞くな!! それよりおれと来い。気を楽にしてりゃすぐ終わる」
「いきなりそっちかァ!? そいつに近寄るなよ麦わら! さァこっちへ……」
「いやこっちに……」
「そうだこっちに、麦わ……ら!?」
「!?! 貴様っ、ユースタス屋!! 何ヒトの肩抱いてんだ!!」
「そりゃあこっちの台詞だトラファルガー!! キモチ悪ィんだよ!!」
「で? おれらの麦わら屋は?」
「いねェー!! どこ行ったァ!?」
「ゾロ~~っ!!(てけてけてけ) 呼んだか?」
「たく、ちっと目を離すとこれだ。危ねェ危ねェ」
「???」
「ルフィ、メシでも食うか?」
「食う食う! 肉~~!! ししし、なんかデートみたいだなっ」
「そんなら泊まりコースで。いいだろう?」
「うわ、なんか悪い顔だ!」
「お前が悪さされねェうちにどっか連れこんどかねェとな。油断も隙もあったもんじゃねェ」
「ふーん?」
「行くぜ船長」
「おう!!」
「あーっ!! あいつ麦わらの肩抱きやがったァ!!!」
「ロロノア・ゾロ……。麦わら屋の右腕にしておれ達の最大の敵……!! ゾロル屋は王道らしいからな」
「畜生ォ~~!! しかし勝負はまだまだこれからよ。おれは負けねェ。てめェにもだトラファルガー! 寧ろお前にだけは絶対ェ麦わらは渡さん!!」
「笑わせるな。麦わら屋をモノにするのはこのおれだ!!」
「喰らえ、麦わらカルトQ!!」
「その勝負受けたァ!!!」
どーん。
こんな二人のことを人はこう言う。
ケンカするほど仲がいい、と……。
〜2年後〜
ザッパァアアアン……!!
「な、なんだなんだぁ!?」
「ギャー! 海から船が出てきたぞルフィ~~!! 敵じゃねェのか!? こえぇよぉ~~!!」
「大丈夫だチョッパー!! おれがいるっ!!」
パカッ
「ひさしぶりだなァ、麦わら屋! フッ、会いたかったぜ……」
「あーお前っ!! えーとクマの飼い主の……」
「トラファルガー・ローだ!! 命の恩人の名前くらいいい加減覚えろ! ま、そんなとこも憎めねェんだが……」
「命の恩人、だと……?」
「お、ゾロ! そうなんだよ。おれ覚えてねェんだけど、手術してもらったんだ!」
「へぇ……」
「にしても麦わら屋、いきなりのセミヌードとは気が利いてる」
「これは水着っていうんだぞ? 着たことねェのか? うちの船プールあんだよ! スゲーだろっ!」
「麦わら屋とプール……(妄想中)。しかもその首に巻いたヤツは噂に聞く、魅惑のタオルマフラー……!!」
「みわく何? あ、これゾロな。知ってたっけ? んであっちがチョッパー。チョッパーはちっと怖がりだからイジメんなよ?」
「なにあの愛らしい生き物。おれの仲間に……」
「な、なるかバカヤロー!!」
「わははトラ男がフラれた~」
「ローと言ったか……?」
「なんだゾロ屋」
「てめェ密かに可愛い物愛好家だろう。ルフィとかルフィとかルフィとか……」
「それ以上言うと消すぞ!!」
「いやつーかなにしに来た。うちの船長を救ってくれたことには礼を言うが、フザけた真似しやがったらタダじゃおかねェ……(ゴゴゴゴ)」
「心配するなおれは医者だ!!」
「いや海賊だろっ」
「ゴホン……。麦わら屋、傷の具合を診にきてやったぜ? ちょちょちょっとむむむ胸をみみ見せてみろ」
「どもり過ぎだ! 明らかに不審者だろうが!!」
「ゾロ屋には言ってねェ!!」
「え~お前わざわざおれの傷診に来たんか? もう痛くねェけど……?」
「そもそもうちにはチョッパーという優秀な船医がいる。……そこに隠れてるが。だからてめェに用はねェ。とっとと帰りやがれ!」
「さぁ麦わら屋、うちの潜水艦の医務室へ」
「話を聞けェ!! あ、てめェ馴れ馴れしくルフィに触んじゃねェ! 手術ってまさか……不必要に触れなかったろうな!?」
「フッ、さぁな」
「……許さん」
シャキーン!
「刀を下ろせゾロ屋」
シュビーン☆
「そういうお前はメスを下ろせ」
「ゾロとクマの飼い主が仲良しになったー!」
「「なってねェ!!」」
「あ! クマだぁ!!」
「悪魔?」
「ルフィ!? 待っ……そんな怪しげな着ぐるみに近付くんじゃねェ!!」
「おかしい。ベポは置いてきたハズなんだが……」
「クマ~~! お前もこの間はあんがとな~!!」
ガバッ。もふもふもふ。きんもちいい〜~。
「あのバカ……! 無闇に抱きつくな戻れルフィ!!」
「ベポ何しに来た!?」
「ルフィそいつから離れ──」
「ゾ、ゾロ!! コイツなんかわかんねェけどいきなし鼻血吹いたぁー!!」
「ハァアアア!?!」
「お前、ベポじゃねェな!? 何者……!!」
「フッフッフッ……バレちゃしょうがねェ!」
ベリベリベリっ。
「ぎゃあクマが裂けたぁ~~!!」
「ま、まさかお前は……っ」
「ルフィ今のうちにこっちへ!!」
「お、おうっ」
「会いたかったぜ麦わらぁ~~!!」
「!?!」
「やはりユースタス屋……!! 貴様いつの間に……!!」
「抜け駆けするなと言っただろうがぁ! トラファルガー!!」
「喧嘩ならよそでやれ」
「あああ!? てんめェロロノア!! しれっと麦わら抱っこしてんじゃねェよ! ズリィー!!!」
「なっ、麦わら屋を下ろせ!! さもなくば──」
「麦わらちゃ~ん♡ こっちおいで~~。ルールルル~♪」
「おれはルフィだっ!!」
「なにそのお返事。ちっと可愛いと思いやがって……。麦わら屋GJ!!」
「畜生可愛いすぎるだろう!! 男のクセに抱っこされるとか……。なぁトラファルガー!?」
「全くだ。貴様とは麦わら屋のツボだけは共有できるから不思議だな」
「ホントにな。今度飲み行こうぜ~」
「ああ。おれの麦わら屋コレクションを特別に見せてやろう。この間入手したばかりのレア物もあるんだぜ……? フフン」
「マジか! 見せてくれ頼む!! 触っていいか!?」
「どうすっかなぁ……」
「おいルフィ、ファン交流会が始まったぜ。どうすんだよ……」
「う~~ん。おーいお前らぁ!!」
「おう、なんだ麦わら!! 混ざるか!?」
「つーかゾロ屋はいい加減麦わら屋を下ろせ、消すぞ!!」
「おれに命令すんな」
「それはおれの台詞なんだよっ」
「アイラブ麦わら♡」
「ウィラブ麦わら屋ぁー!!」
「あーもうっ、お前ら気持ち悪ィ! 帰れっ!!」
どん!!
「「ガガーーーン!!!!」」
「よく言った船長。たく、離れてた間に何人落としてきたんだ? お仕置きすんぞ」
「うひゃひゃゾロ! おっぱい舐めんなっ、くすぐってェ!」
「ゴラァー!! そこイチャつくなーっ!!」
「しまった……ゾロル屋は相変わらずラブラブのようだ……」
「早く別れっちまえー!! こうなったらホーキンスに呪い人形を……ブツブツ」
「どうせなら麦わら屋フィギュア作って貰っちゃどうだ?」
「わ、悪くねェ」
「悪いに決まってんだろうがっ!! てめェらの出る幕はねェ!! くらえ一刀流……」
「あ、ゾロが刀抜いた」
「三百六十──煩悩鳳ォアアアア!!」
ズバァーーーン!!!
「「うわああああ~~……」」
「スッゲー飛んでった。じゃあなぁ~~!!」
「麦わら屋ぁ~~! おれは絶対諦めー…ん!!」
「また来るぜ麦わらぁ~~…!!」
ぁぁぁ……(キラン☆)
「ふう……やっと静かになったなルフィ」
「あひゃひゃ! おんもしれかったなぁ~。でもアイツらカナヅチなのに、落ちたら死なねェ?」
「潜水艦が追ってったから心配いらねェだろ。つーか面白くも何ともねェよ。こりゃホントにお仕置きが必要だなぁ。な、船長?(どやり)」
「い゛…!? お、おれはなんも悪いことしてねェ!! ……ま、待てゾロ!! ごめんなさいっ」
「問答無用」
「助けてチョッパーマ~~ン……!!」
強制退場。
「あああルフィが連れてかれちまったぁ……。でも本気のゾロはこえーし……ごめんルフィ☆」
さっきの出来事は見なかったことにしよう!!
(完!!)
キドロがあれでこれですいませんでした(土下座)