長編
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それは本当に不慮の事故だった
「立香くん危ない!!」
彼の盾であるマシュちゃんは不幸にも少し離れた所で別の敵を相手してる
今動けるのは自分だけで、気づいた時には鋭い爪が目の前に迫っていて
当たり所が悪かった
鋭い痛みはじわじわと引いていき、視界は狭まり
やがて目を開けてるのか閉じてるのかさえわからなくなった
「名前さん!起きて…だ……!!」
あ、これ死んだわ
私はどちらかと言えば運がいい方だった
レイシフト適性は他よりか断然優れていたし
レイシフトルームが爆発したあの時もなんとか意識が保てて、今こうして立香くんとマシュちゃんのお手伝いもできている
私は必要な物資を集める事を中心にサポートに回っていた訳だが
今回たまたま私も特異点に巻き込まれてしまった口だ
悔いはない、と言えば嘘になる。いや正直めちゃくちゃある
だってまだ20代前半だし、まだ世界救ってる途中だし
まあ最後の砦である立香くんを守れたのならそれでもいいかと思う
でも、私が死んだことで彼に掛かる責任と罪悪感の重圧は凄まじいものになることを思うとどうにもな…
…そろそろ懺悔の時間は終わりらしい
いつの間にか自分の心臓の音すら聞こえなくなっていた
_____
「ふぎゃぁぁああっああぁあ!」
「おめでとうございます!元気な女の子ですよ!」
遠くの方で赤ちゃんの泣き声がする
すごく息苦しい
「やっと産まれた…!」
ホッとしたような女の人の声
「っは、ありがとう…名前…!」
………なるほど
これ私生まれ変わってね?
苗字 名前
前世はカルデアのマスターサポート係だった
あの後人理はどうなったのか気になりつつ、とりあえず今世は今まであまり遊べなかった分エンジョイしようと決意
享年21歳
1990年生まれ
前世より数十年前の時代で驚きつつもこれはこれで楽しもうとすぐ切り替えた
カルデアの最新技術が恋しい
「立香くん危ない!!」
彼の盾であるマシュちゃんは不幸にも少し離れた所で別の敵を相手してる
今動けるのは自分だけで、気づいた時には鋭い爪が目の前に迫っていて
当たり所が悪かった
鋭い痛みはじわじわと引いていき、視界は狭まり
やがて目を開けてるのか閉じてるのかさえわからなくなった
「名前さん!起きて…だ……!!」
あ、これ死んだわ
私はどちらかと言えば運がいい方だった
レイシフト適性は他よりか断然優れていたし
レイシフトルームが爆発したあの時もなんとか意識が保てて、今こうして立香くんとマシュちゃんのお手伝いもできている
私は必要な物資を集める事を中心にサポートに回っていた訳だが
今回たまたま私も特異点に巻き込まれてしまった口だ
悔いはない、と言えば嘘になる。いや正直めちゃくちゃある
だってまだ20代前半だし、まだ世界救ってる途中だし
まあ最後の砦である立香くんを守れたのならそれでもいいかと思う
でも、私が死んだことで彼に掛かる責任と罪悪感の重圧は凄まじいものになることを思うとどうにもな…
…そろそろ懺悔の時間は終わりらしい
いつの間にか自分の心臓の音すら聞こえなくなっていた
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「ふぎゃぁぁああっああぁあ!」
「おめでとうございます!元気な女の子ですよ!」
遠くの方で赤ちゃんの泣き声がする
すごく息苦しい
「やっと産まれた…!」
ホッとしたような女の人の声
「っは、ありがとう…名前…!」
………なるほど
これ私生まれ変わってね?
苗字 名前
前世はカルデアのマスターサポート係だった
あの後人理はどうなったのか気になりつつ、とりあえず今世は今まであまり遊べなかった分エンジョイしようと決意
享年21歳
1990年生まれ
前世より数十年前の時代で驚きつつもこれはこれで楽しもうとすぐ切り替えた
カルデアの最新技術が恋しい
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