えみごシリーズ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
結局、私の焼いたハンバーグはちゃんと火は通ったものの、裏面が少し焦げてしまい士郎くんのような綺麗なハンバーグにはならなかった
「よく生焼けになったりする人もいるらしいから、全然いいよ」
「うん…あとこれは責任もって私が食べるね…」
お皿に盛り付けいつの間にか来ていた大河さんも混ざり軽いパーティーのようだ
小さいランサーのことは彼の親戚ということにした
「いただきまーす」
ぱくり、とハンバーグをひと口
うん…士郎くんのを食べてないからだろうけど普通に美味しい、ハンバーグだ
まあ焼くまでは教えて貰いながら一緒に作ったんだし当然か
「…で、何?さっきから」
視線を感じ右隣を見ればクーくんこと小さなランサーが私のハンバーグを凝視している
「オレ名前姉ちゃんの食いたいから交換しようぜ!」
「なっ!」
「まあ…!」
ダブルで衝撃を受けて固まっていると既にハンバーグは彼の口元へ
恐ろしく早い交換、私でなきゃ見逃しちゃうね
「って、待て待て!士郎くんの後に私の食べるとかそんな…っあ"ー!」
隣の芝生は青く見える、ということか
だが残念ながらそれはワンランク以上も格下だ
みんなも見てないで止めて欲しい、ていうかなんだその顔は
「ん!うめぇじゃねぇか名前!」
「んぇ、へぁぁ…ぅっ」
ドタン ガッ
「えっ、ちょっと名前ちゃん大丈夫?」
「藤ねぇ、そっとしといてやれ…」
キラッキラの満面の笑みでそんなことを言われてしまっては心臓がもたない
堪らず後ろに倒れ込めば大河さんの心配する声が聞こえる
あと普通に膝打ってそこも痛い
一通り唸った後大人しく起き上がればハンバーグは既に完食されていた
あと普通に士郎くんのハンバーグの方が断然美味しかった。解せぬ
「いっそ殺して…」
「おーい、起きろ〜名前姉ちゃん」
因みに翌朝にはランサーは戻っていた
記憶の有無を聞くのは怖いので止めといた
__________
台所でやいのやいのと騒ぐ声が聞こえて
名前のだけは別で焼くんだなと知った
「貴方、中身まで子供になった訳ではないでしょうに」
そう言うライダーと共にじとりとこちらを見るセイバー
「なんだよ、やっぱ気づいてたのか…出来ればそのまま黙っててくれると助かる」
嬢ちゃんの反応が面白くてここまで来てしまったわけだが、バレた時が怖いのでこのまま黙っておくことにした
大方金ピカの野郎が一服盛りやがったんだ
やっぱあいつらから貰ったもんは飲むんじゃなかったな
「まあ、けど…」
普段見ない彼女の反応が見れたしいいか
くん付けなんざ気に入らねえが、あいつがそう呼ぶなら悪くない
それに、この姿ならいつもの"照れ隠し"もマシになるだろ
「彼女も大概ですが、貴方も相当ですね」
「これでも自重してんだがね」
っと、なんて話してたら飯の準備も終わったらしい
俺の前に並べられたそれは食欲の唆られるふっくらしたハンバーグだ
ちらりと隣の皿を見ると他のより少し平たく焼き目のしっかり着いたハンバーグが鎮座していた
少々気が引けるが子供になりきって無理やり交換した
「ん!うめぇじゃねぇか名前!」
少し固くて苦味もあるが、最初の頃よりずっと美味しい
思わず素が出てやばいと思ったものの、当の本人はへなへと力尽きたように倒れ込んだから大丈夫か
相変わらず可愛らしい反応をする名前が正気を取り戻す前に全て食ってやった
たまには真名で呼んでくれてもいいぞ
その一言で全てバレてしまい3日間口を聞いて貰えなかった
「よく生焼けになったりする人もいるらしいから、全然いいよ」
「うん…あとこれは責任もって私が食べるね…」
お皿に盛り付けいつの間にか来ていた大河さんも混ざり軽いパーティーのようだ
小さいランサーのことは彼の親戚ということにした
「いただきまーす」
ぱくり、とハンバーグをひと口
うん…士郎くんのを食べてないからだろうけど普通に美味しい、ハンバーグだ
まあ焼くまでは教えて貰いながら一緒に作ったんだし当然か
「…で、何?さっきから」
視線を感じ右隣を見ればクーくんこと小さなランサーが私のハンバーグを凝視している
「オレ名前姉ちゃんの食いたいから交換しようぜ!」
「なっ!」
「まあ…!」
ダブルで衝撃を受けて固まっていると既にハンバーグは彼の口元へ
恐ろしく早い交換、私でなきゃ見逃しちゃうね
「って、待て待て!士郎くんの後に私の食べるとかそんな…っあ"ー!」
隣の芝生は青く見える、ということか
だが残念ながらそれはワンランク以上も格下だ
みんなも見てないで止めて欲しい、ていうかなんだその顔は
「ん!うめぇじゃねぇか名前!」
「んぇ、へぁぁ…ぅっ」
ドタン ガッ
「えっ、ちょっと名前ちゃん大丈夫?」
「藤ねぇ、そっとしといてやれ…」
キラッキラの満面の笑みでそんなことを言われてしまっては心臓がもたない
堪らず後ろに倒れ込めば大河さんの心配する声が聞こえる
あと普通に膝打ってそこも痛い
一通り唸った後大人しく起き上がればハンバーグは既に完食されていた
あと普通に士郎くんのハンバーグの方が断然美味しかった。解せぬ
「いっそ殺して…」
「おーい、起きろ〜名前姉ちゃん」
因みに翌朝にはランサーは戻っていた
記憶の有無を聞くのは怖いので止めといた
__________
台所でやいのやいのと騒ぐ声が聞こえて
名前のだけは別で焼くんだなと知った
「貴方、中身まで子供になった訳ではないでしょうに」
そう言うライダーと共にじとりとこちらを見るセイバー
「なんだよ、やっぱ気づいてたのか…出来ればそのまま黙っててくれると助かる」
嬢ちゃんの反応が面白くてここまで来てしまったわけだが、バレた時が怖いのでこのまま黙っておくことにした
大方金ピカの野郎が一服盛りやがったんだ
やっぱあいつらから貰ったもんは飲むんじゃなかったな
「まあ、けど…」
普段見ない彼女の反応が見れたしいいか
くん付けなんざ気に入らねえが、あいつがそう呼ぶなら悪くない
それに、この姿ならいつもの"照れ隠し"もマシになるだろ
「彼女も大概ですが、貴方も相当ですね」
「これでも自重してんだがね」
っと、なんて話してたら飯の準備も終わったらしい
俺の前に並べられたそれは食欲の唆られるふっくらしたハンバーグだ
ちらりと隣の皿を見ると他のより少し平たく焼き目のしっかり着いたハンバーグが鎮座していた
少々気が引けるが子供になりきって無理やり交換した
「ん!うめぇじゃねぇか名前!」
少し固くて苦味もあるが、最初の頃よりずっと美味しい
思わず素が出てやばいと思ったものの、当の本人はへなへと力尽きたように倒れ込んだから大丈夫か
相変わらず可愛らしい反応をする名前が正気を取り戻す前に全て食ってやった
たまには真名で呼んでくれてもいいぞ
その一言で全てバレてしまい3日間口を聞いて貰えなかった