とある社畜の冒険譚
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どうも、脱社畜の名前です
カルデアに喚び出されてから毎日スーツなのでとても息が詰まります
というのもここにいる人みんな個性的な服だし
局員さん達もなんかオシャレな…研究員って感じのスーツだし
そしたらダヴィンチちゃんは「そういうことなら任せたまえ、少し時間をくれるかい?」と工房へ向かった
「局員さんが着てる服でいいんだけどなー…余ってないのかな………ん?」
曲がり角から出てきた少し前を行く一人の男性
気になったのはその衣服だ
あれは正しくスーツ…!俺じゃなきゃ見逃しちゃうね
「そこのお兄さーん!営業です!?いや〜スーツの人いないから安心しまし……た…」
テンションが上がって近づいてわかった
腰に長物ぶら下げてはるわ
しかも2本も
「あー、なんか事故かなんかで喚ばれた…名前ちゃんだっけ?」
「そ、そうです…」
「なんかごめんね、勘違いさせちゃったみたいでさ」
にへ〜っと気の抜けるように笑いながら「これから飯?」なんて話しながら隣に並んだ
「そういえばそれ刀…ですよね?」
「そーそー、名前ちゃんとマスターちゃんと同じ日本出身だよ」
「わぁ、じゃあ教科書とかに載ってるかもですよ!私選択授業日本史取ってたんでまだわかる方ですし!」
ここにいる人たちはみんな英霊だと聞いた
王様だったり神話がどうのだったり
スケールが大きすぎて頭がショートしそうになった
けど日本の英霊だとなんとなくだが親近感が湧く
「ん〜、多分だけど僕みたいな人間は教科書には載らないと思うなぁ〜」
「またまたぁ」
彼の纏う空気感もあってか、とても話しやすい
争い事こそないが中にはちょっと危ない人も混じってるそうなので
その点この人は圧倒的善人だと言えるだろう
「あ、そういえばまだ名前…」
「名前さーん!一 ちゃーん!」
相手は私の事を知ってるのに私は相手の名前をまだ聞いてなかった、何たる失態
とういうことで聞こうとした所にここのマスターである立香くんがやってきた
というか、はじめ…ちゃん?
「マスターちゃん…その呼び方すんなって……まあいいか」
「名前さんも好きに"一ちゃん"て呼んでいいからね」
「いや流石にそれは…いやそれよりまだお名前伺ってなかったので……」
そう言えば「え、名前知らずにあんな楽しそうに話してたの?」と軽く驚かれた
一…さん?も「そういやそうだ」とケラケラ笑う
「んじゃ今更だけど自己紹介と行こうか」
「ですね…あ、知ってると思いますが苗字名前です、社畜やってました。よろしくお願いします」
自虐ネタを交えぺこりと頭を下げれば「随分とパンチの効いた自己紹介ね」と笑ってくれた
「僕は斎藤一です、新撰組三番隊隊長やってました。こちらこそよろしくね」
「 」
「…あれ?名前ちゃーん?」
数々の創作物で目にしてきた"新撰組"
日本に産まれたからにはその名を聞かぬものはいないだろう
学生の頃は乙女ゲームや漫画が大好きな所謂オタクだったから予想外の人物で思考が飛んだ
「……ご本人様に出会えて光栄です悔いはありません」
「わぁ、そんな拝みなさんなって」
「名前さん気持ちはわかるけど、ちゃんと息しよう」
喰い物にしてた罪悪感がすごい…
本当にその節はお世話になりました
なんて口が裂けても言えないので心の中に留めとく
「名前ちゃん新撰組好き?」
「好きです。」
「よかった、うちにはもう一人いるからさ、そいつも呼んでみんなで食べようや」
「ッ…スゥーー……ファイ…」
「すーふぁい?」
んじゃ呼んでくるから先行ってな、と来た道を戻っていく一さん
「喜んでくれてよかった、でももう一人見たら名前さんすごいびっくりすると思うよ」
「それはどういう意味で…?」
「いろいろ!」
全く想像出来ないし今度は一体誰が来るというのか
この後一さんは新撰組お馴染みの浅葱色の羽織を着た美少女を連れて来て
「こいつがもう一人の新撰組、沖田ちゃん」
「どーも!新撰組一番隊隊長、沖田総司です!」
なんて言うもんだから立ったまま失神した
カルデアに喚び出されてから毎日スーツなのでとても息が詰まります
というのもここにいる人みんな個性的な服だし
局員さん達もなんかオシャレな…研究員って感じのスーツだし
そしたらダヴィンチちゃんは「そういうことなら任せたまえ、少し時間をくれるかい?」と工房へ向かった
「局員さんが着てる服でいいんだけどなー…余ってないのかな………ん?」
曲がり角から出てきた少し前を行く一人の男性
気になったのはその衣服だ
あれは正しくスーツ…!俺じゃなきゃ見逃しちゃうね
「そこのお兄さーん!営業です!?いや〜スーツの人いないから安心しまし……た…」
テンションが上がって近づいてわかった
腰に長物ぶら下げてはるわ
しかも2本も
「あー、なんか事故かなんかで喚ばれた…名前ちゃんだっけ?」
「そ、そうです…」
「なんかごめんね、勘違いさせちゃったみたいでさ」
にへ〜っと気の抜けるように笑いながら「これから飯?」なんて話しながら隣に並んだ
「そういえばそれ刀…ですよね?」
「そーそー、名前ちゃんとマスターちゃんと同じ日本出身だよ」
「わぁ、じゃあ教科書とかに載ってるかもですよ!私選択授業日本史取ってたんでまだわかる方ですし!」
ここにいる人たちはみんな英霊だと聞いた
王様だったり神話がどうのだったり
スケールが大きすぎて頭がショートしそうになった
けど日本の英霊だとなんとなくだが親近感が湧く
「ん〜、多分だけど僕みたいな人間は教科書には載らないと思うなぁ〜」
「またまたぁ」
彼の纏う空気感もあってか、とても話しやすい
争い事こそないが中にはちょっと危ない人も混じってるそうなので
その点この人は圧倒的善人だと言えるだろう
「あ、そういえばまだ名前…」
「名前さーん!
相手は私の事を知ってるのに私は相手の名前をまだ聞いてなかった、何たる失態
とういうことで聞こうとした所にここのマスターである立香くんがやってきた
というか、はじめ…ちゃん?
「マスターちゃん…その呼び方すんなって……まあいいか」
「名前さんも好きに"一ちゃん"て呼んでいいからね」
「いや流石にそれは…いやそれよりまだお名前伺ってなかったので……」
そう言えば「え、名前知らずにあんな楽しそうに話してたの?」と軽く驚かれた
一…さん?も「そういやそうだ」とケラケラ笑う
「んじゃ今更だけど自己紹介と行こうか」
「ですね…あ、知ってると思いますが苗字名前です、社畜やってました。よろしくお願いします」
自虐ネタを交えぺこりと頭を下げれば「随分とパンチの効いた自己紹介ね」と笑ってくれた
「僕は斎藤一です、新撰組三番隊隊長やってました。こちらこそよろしくね」
「 」
「…あれ?名前ちゃーん?」
数々の創作物で目にしてきた"新撰組"
日本に産まれたからにはその名を聞かぬものはいないだろう
学生の頃は乙女ゲームや漫画が大好きな所謂オタクだったから予想外の人物で思考が飛んだ
「……ご本人様に出会えて光栄です悔いはありません」
「わぁ、そんな拝みなさんなって」
「名前さん気持ちはわかるけど、ちゃんと息しよう」
喰い物にしてた罪悪感がすごい…
本当にその節はお世話になりました
なんて口が裂けても言えないので心の中に留めとく
「名前ちゃん新撰組好き?」
「好きです。」
「よかった、うちにはもう一人いるからさ、そいつも呼んでみんなで食べようや」
「ッ…スゥーー……ファイ…」
「すーふぁい?」
んじゃ呼んでくるから先行ってな、と来た道を戻っていく一さん
「喜んでくれてよかった、でももう一人見たら名前さんすごいびっくりすると思うよ」
「それはどういう意味で…?」
「いろいろ!」
全く想像出来ないし今度は一体誰が来るというのか
この後一さんは新撰組お馴染みの浅葱色の羽織を着た美少女を連れて来て
「こいつがもう一人の新撰組、沖田ちゃん」
「どーも!新撰組一番隊隊長、沖田総司です!」
なんて言うもんだから立ったまま失神した