えみごシリーズ
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「免許ォ!?」
「えぇ、こちらです」
とある休日
今日も今日とて士郎先生にお料理を学びに来ていたわけだが
今日は桜ちゃんとライダーも居間で寛いでいた
お昼も食べ終えのんびりとお茶を嗜んでいる所に「そういえば…」とライダーが話を切り出し冒頭に戻る
ふふふ、と綺麗に微笑むライダーの手にあるのは正しく運転免許証そのもので
ライダーの顔写真がしっかりと印刷されている
「え…でも手続きとか諸々どうしたの?」
「その辺は冬木の管理者であるリンがいろいろと…」
「ほぇ〜……さすが管理者…?」
こういうのって出来るものなのだろうか…よくわからん……
頭の中の凛ちゃんが「もっと褒めてくれてもいいんだけど!?」とぷんすこしてる
「そういえば名前さんは免許持ってるんですか?確かもう取れましたよね?」
「免許ね〜、取ってたらいろいろ楽なんだろうけど…何せ車も無ければ買う金も無いからメリットがあんまり…」
「生々しいな…」
まあでも車に乗る乗らない関係なく身分証明として欲しい分はある、かな
_____
「ま、どっちにしろ自動車学校行くだけでも金かかるから今すぐには無理か」
「何の話だ?」
今日教しえてもらったうちのひとつであるトウモロコシのごはんを準備しながら免許について考えた
さて、残りのトウモロコシはそのまま茹でて出してしまおう
揚げるのめんどくさいし。
丁度魚釣りから帰ってきたランサーが鯖を片手に首を傾げていた
適当に捌いてもらいながら今日のことを話す
「ふーん、免許ねぇ…わざわざ取らなくてもライダーならなんでも乗りこなせるだろ?」
「そりゃそうだけど、無免許運転なんてバレたらとんでもないことになるよ…物に乗れても交通ルール知らなきゃすぐボロが出るだろうし」
「そんなもんかねっと、ほらよ」
「ありがと、これ焼いたらもう出来るから」
鯖は塩焼きにした
炊き上がったトウモロコシご飯にバターを入れたところであらびき胡椒が無いことに気づく
……胡椒振っとこ
「んで、名前も免許取りてえって?」
「取りたい、というよりかは近いうち取っとかないとな〜ってくらい?そういえばランサー免許持ってんの?」
確か花屋のバイトで配達する時ワゴン車乗ってた気がするけど
まさか無免なんてことは無いだろう
「持ってるぜ。師匠のおかげで戦車も操縦できるし、車も似たようなもんだろ?」
「いつの間に…てか戦車と車の何処が似てんだかさっぱりなんだけど」
ライダーとセイバーは騎乗スキルがあるからまあわかる…
ランサーはそんなスキル無かったはずなんだが、なんでもありかこの
「せっかくだし今度レンタカー借りてドライブにでも行くか!何処か行きてぇとこあるか?」
「…考えとく」