えみごシリーズ
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今日は友達に教えてもらったレシピに挑戦してみようと思う
簡単に出来るのを教えてくれと言ったら快くメモ用紙に書き留めてくれたのだが…
____________________
レンコンウィンナー(2人分)
☆用意するもの
・レンコン 適量
・ウィンナー 2本くらい?
(レンコン:ウィンナー=3:2くらいがベスト)
・焼肉のタレ 適量
☆作り方
レンコンはスライサーを使い
ウィンナーは1センチくらい薄く切る
それら2つをフライパンで炒める
ある程度火が通ったら焼肉のタレ投入
量は適当に回し入れろ、あとは色味とか味とかで判断してちょ
____________________
「……わっかるか!!」
思わずビリビリに破いてゴミ箱にシュートしそうになったがなんとか踏みとどまった
なんだこの怖いくらいわからんレシピは
1番大事な所か適当すぎんだけど、色味とか言われてもわからんて
「仕方ない…やるしかないか……」
レシピなんて元から無かったのにこうして書き起こしてくれたのだ
この難関を突破すれば料理スキルも一段階上がるというもの
とはいえ、問題はこの焼肉のタレだ
レンコンとかは割合を書いてくれてるからまだいいのだが…
なんだ、適当に回し入れろって
目安すら書いてくれないのか?
味付けって一番重要だと思うんだけど…え?何度も言うけど正気か?
とりあえずひと回しして、味見しながらちょっとずつ足してくか……
じゅわ〜と熱によって跳ねるタレ
全体に色が付いたくらいでレンコンを少し取った
「ん〜…まだちょっと薄い、かな…」
火を弱めてからもう気持ち程度足してまた炒めた
「お、また美味そうなもん作ってんな」
「ごめん待たせて、あとちょっとで出来ると思うから」
冷蔵庫から酒を取るついでにフライパンの中身を覗きに来たランサー
未知の料理を作る時はもうちょい早めにやるんだったな〜っと
そろそろいいかな
「ふー、ふー……あー」
「あむ」
すぐ真横から聞こえるシャキシャキという咀嚼音
強引に箸の軌道をそらされ私の口に入るはずのものはいつの間にかランサーの方へと消えていた
「ん、丁度いいんじゃねえか?うめえぞ」
何が起きたか理解が追いつかず、とりあえず箸を落とさないよう手に力を込めることしか出来ない
そんな私に「もう火切るぞ」と焦げないよう気を遣って代わりに切ってくれた、ありがたい
いや違う、そうじゃない
「らっ、ランサー!!」
料理をし始めてからこういったことは稀に起こる
もちろん私も警戒しながら作っているのだが、料理に集中しながら背後にも気をつけれる程場数を踏んでいない
それにこいつも私が忘れた頃にやってくるからタチが悪い
「まあそう怒んなって、皿はこれでいいんだろ?」
「そ、うだけども…!!」
いつの間に用意したのか二重の意味で真っ赤になる私の顔の前に小鉢を出され渋々受け取る
まあこればっかりは何度言っても聞かないので諦めよう
いつかフライパンひっくり返すとかやらかしそうでやめて欲しいのだけれど
_____
「……(次はもうちょい攻めるか)」
真っ赤に染まる耳でどんな顔をしているか想像しながら酒を煽る危険因子
絶妙なバランスで少しずつだが主である彼女のすぐにテンパる癖を慣れさせようとする策士である
簡単に出来るのを教えてくれと言ったら快くメモ用紙に書き留めてくれたのだが…
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レンコンウィンナー(2人分)
☆用意するもの
・レンコン 適量
・ウィンナー 2本くらい?
(レンコン:ウィンナー=3:2くらいがベスト)
・焼肉のタレ 適量
☆作り方
レンコンはスライサーを使い
ウィンナーは1センチくらい薄く切る
それら2つをフライパンで炒める
ある程度火が通ったら焼肉のタレ投入
量は適当に回し入れろ、あとは色味とか味とかで判断してちょ
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「……わっかるか!!」
思わずビリビリに破いてゴミ箱にシュートしそうになったがなんとか踏みとどまった
なんだこの怖いくらいわからんレシピは
1番大事な所か適当すぎんだけど、色味とか言われてもわからんて
「仕方ない…やるしかないか……」
レシピなんて元から無かったのにこうして書き起こしてくれたのだ
この難関を突破すれば料理スキルも一段階上がるというもの
とはいえ、問題はこの焼肉のタレだ
レンコンとかは割合を書いてくれてるからまだいいのだが…
なんだ、適当に回し入れろって
目安すら書いてくれないのか?
味付けって一番重要だと思うんだけど…え?何度も言うけど正気か?
とりあえずひと回しして、味見しながらちょっとずつ足してくか……
じゅわ〜と熱によって跳ねるタレ
全体に色が付いたくらいでレンコンを少し取った
「ん〜…まだちょっと薄い、かな…」
火を弱めてからもう気持ち程度足してまた炒めた
「お、また美味そうなもん作ってんな」
「ごめん待たせて、あとちょっとで出来ると思うから」
冷蔵庫から酒を取るついでにフライパンの中身を覗きに来たランサー
未知の料理を作る時はもうちょい早めにやるんだったな〜っと
そろそろいいかな
「ふー、ふー……あー」
「あむ」
すぐ真横から聞こえるシャキシャキという咀嚼音
強引に箸の軌道をそらされ私の口に入るはずのものはいつの間にかランサーの方へと消えていた
「ん、丁度いいんじゃねえか?うめえぞ」
何が起きたか理解が追いつかず、とりあえず箸を落とさないよう手に力を込めることしか出来ない
そんな私に「もう火切るぞ」と焦げないよう気を遣って代わりに切ってくれた、ありがたい
いや違う、そうじゃない
「らっ、ランサー!!」
料理をし始めてからこういったことは稀に起こる
もちろん私も警戒しながら作っているのだが、料理に集中しながら背後にも気をつけれる程場数を踏んでいない
それにこいつも私が忘れた頃にやってくるからタチが悪い
「まあそう怒んなって、皿はこれでいいんだろ?」
「そ、うだけども…!!」
いつの間に用意したのか二重の意味で真っ赤になる私の顔の前に小鉢を出され渋々受け取る
まあこればっかりは何度言っても聞かないので諦めよう
いつかフライパンひっくり返すとかやらかしそうでやめて欲しいのだけれど
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「……(次はもうちょい攻めるか)」
真っ赤に染まる耳でどんな顔をしているか想像しながら酒を煽る危険因子
絶妙なバランスで少しずつだが主である彼女のすぐにテンパる癖を慣れさせようとする策士である