長編
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夜が明け、唯一二瓶鉄造の顔を知る白石も無理やり連れて白銀の世界へ歩き出す
しばらく歩いてから木々の隙間から煙が上がっているのが見えた
「昨日私たちが鹿を取った辺りだ…!」
近くまで行くと木の物陰に人が隠れているのを見つけた
腰を落とし、狙撃の体制に入っている
「こっちからじゃ顔が見えねぇな」
私、杉元さん白石さんで近くに行き
アシリパちゃんは離れたここから弓矢で援護する作戦をとった
気づかれないよう気配を殺し
何時でも飛びかかれるというとこまで来たとき
バギャッ
…ダァァン
「邪魔が入った」
何かが壊れる音とほぼ同時に男が動いた
鳴り響く銃声のなか不服そうな声が耳に入る
「銃をこっちになげろ」
「フン…どうりでなかなか狼が出て来なかったわけだ」
振り返る男の顔を隣にいた白石さんは二瓶鉄造で間違いないと叫ぶ
向こうも白石さんを見て目的は物取りじゃなく自身の体に刻まれた入れ墨だとわかっただろう
「!…杉元さんっ!」
アイヌ犬が杉元さんに飛びかかるのを合図に二瓶は手に持ったナタを振りかぶる
咄嗟に拳銃を取り出して腕を狙ったが
当たっているのにも気にもとめずそのまま振り下ろした
杉元さんはなんとか受け止めたが武器のひとつである小銃がアイヌ犬に奪われたままだ
「白石さん!銃!」
「おう!」
私は援護射撃できないか狙いを定める
でもそこまで上手いわけじゃないし杉元さんも近いしで助けに入れない
二瓶が小銃をぶん回した所を杉元さんが腰を落として交わしたのを見て一発撃ち込んだ
それも耳を少し掠める程度であまり意味はなかった
白石さんの方はどうなってる…!?
「そいつをよこすんだ!」
「ガウッガウウウッ」
そろそろ拾えたと思ってたのに銃はまだアイヌ犬が咥えたまま
掴もうとした手は噛まれてるし
傍にある木を利用し後ろに回り込むも頭を噛まれる始末だ
「帰れ白石ッ!」
「この役立たず!」
しばらく歩いてから木々の隙間から煙が上がっているのが見えた
「昨日私たちが鹿を取った辺りだ…!」
近くまで行くと木の物陰に人が隠れているのを見つけた
腰を落とし、狙撃の体制に入っている
「こっちからじゃ顔が見えねぇな」
私、杉元さん白石さんで近くに行き
アシリパちゃんは離れたここから弓矢で援護する作戦をとった
気づかれないよう気配を殺し
何時でも飛びかかれるというとこまで来たとき
バギャッ
…ダァァン
「邪魔が入った」
何かが壊れる音とほぼ同時に男が動いた
鳴り響く銃声のなか不服そうな声が耳に入る
「銃をこっちになげろ」
「フン…どうりでなかなか狼が出て来なかったわけだ」
振り返る男の顔を隣にいた白石さんは二瓶鉄造で間違いないと叫ぶ
向こうも白石さんを見て目的は物取りじゃなく自身の体に刻まれた入れ墨だとわかっただろう
「!…杉元さんっ!」
アイヌ犬が杉元さんに飛びかかるのを合図に二瓶は手に持ったナタを振りかぶる
咄嗟に拳銃を取り出して腕を狙ったが
当たっているのにも気にもとめずそのまま振り下ろした
杉元さんはなんとか受け止めたが武器のひとつである小銃がアイヌ犬に奪われたままだ
「白石さん!銃!」
「おう!」
私は援護射撃できないか狙いを定める
でもそこまで上手いわけじゃないし杉元さんも近いしで助けに入れない
二瓶が小銃をぶん回した所を杉元さんが腰を落として交わしたのを見て一発撃ち込んだ
それも耳を少し掠める程度であまり意味はなかった
白石さんの方はどうなってる…!?
「そいつをよこすんだ!」
「ガウッガウウウッ」
そろそろ拾えたと思ってたのに銃はまだアイヌ犬が咥えたまま
掴もうとした手は噛まれてるし
傍にある木を利用し後ろに回り込むも頭を噛まれる始末だ
「帰れ白石ッ!」
「この役立たず!」