サプライズのXmas
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ちょこんと隣に座り、リザは照れ臭そうに笑った。
「ありがとう、リザ。
とても美味しそうだ。
努力の結晶だな」
「大袈裟ですよ」
ロイに抱き締められ、戸惑いながらも受け入れていた。
「飲み物も冷めてしまいます。
食べましょう?」
「あぁ、そうだな」
ロイから解放されるとリザはケーキを切り取った。
「どう、ですか?」
「ん、うまい」
「…よかった」
安堵の息をつき、リザは嬉しそうに微笑んだ。
「あ、れ…?」
ポケットに何か入っていることに気づき、それは小さな箱。
何だろうかと開けて見た。
「…綺麗」
「メリークリスマス。
私からのクリスマスプレゼントだ」
「いつの間に…」
「さっき抱き締めた時に」
「侮れないですね」
ロイは含み笑いを浮かべた。
シンプルなアクセサリーでリザが好むデザインだった。
「仕事中はリザのことだから付けれないだろうから、プライベートに付けてくれたら嬉しい」
「毎日付けます」
大切そうにリザがアクセサリーを握り締めた。
そっと一瞬だけのキス。
「‥‥っ‥」
「クリスマスだから、な」
「…はい」
初めてのキスはほんのり甘いケーキの味がした。
多忙な日々のご褒美…。
サプライズのクリスマス気分と甘いキス‥‥。
メリークリスマス。
-END-
「ありがとう、リザ。
とても美味しそうだ。
努力の結晶だな」
「大袈裟ですよ」
ロイに抱き締められ、戸惑いながらも受け入れていた。
「飲み物も冷めてしまいます。
食べましょう?」
「あぁ、そうだな」
ロイから解放されるとリザはケーキを切り取った。
「どう、ですか?」
「ん、うまい」
「…よかった」
安堵の息をつき、リザは嬉しそうに微笑んだ。
「あ、れ…?」
ポケットに何か入っていることに気づき、それは小さな箱。
何だろうかと開けて見た。
「…綺麗」
「メリークリスマス。
私からのクリスマスプレゼントだ」
「いつの間に…」
「さっき抱き締めた時に」
「侮れないですね」
ロイは含み笑いを浮かべた。
シンプルなアクセサリーでリザが好むデザインだった。
「仕事中はリザのことだから付けれないだろうから、プライベートに付けてくれたら嬉しい」
「毎日付けます」
大切そうにリザがアクセサリーを握り締めた。
そっと一瞬だけのキス。
「‥‥っ‥」
「クリスマスだから、な」
「…はい」
初めてのキスはほんのり甘いケーキの味がした。
多忙な日々のご褒美…。
サプライズのクリスマス気分と甘いキス‥‥。
メリークリスマス。
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