贈り物
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数時間後、アルが将軍と共に執務室に戻って来た。
「ただいま~。
兄さん、お土産買ってもらったよ!」
「…随分と嬉しそうだな。
どこに行ってたんだよ?」
「え~と、レストラン。
その後に美味しいケーキ屋さんに連れて行ってもらった」
アルがあまりにも嬉しそうに言うので、怒れなかったエドであった。
「兄さんと違って美味しいレストランやカフェを知っていたのはさすがだったよ」
「どういう意味だ、それは!!」
「兄さん、そういう情報には疎いし。
連れて行ってもらったケーキ屋さんも有名なんだよ」
嬉しそうなアルにエドは将軍を睨み付けていた。
「今日はご馳走様でした」
「どういたしまして。
また行こうか」
「はい」
「ア~ル!」
「えっ、なに?」
((…かなりの天然だな))
アルの天然に振り回されるエドである。
思い出したように引き出しから取り出す。
「ロックベル嬢から手紙が届いたよ。
鋼の、また騒ぎを起こしたそうだな」
「あ、あれは…」
「叱ってやって欲しいと書いてあるが…」
「んなっ!?」
確かに手紙にはウィンリィの文字でそう書いてある。
不敵な笑みを浮かべる将軍とエドの叫び声が響いた。
「ウィンリィといつの間に仲良くなってやがる~!?」
「あぁ、前に遊びに来たんだよ。
正確には君のことを聞きに…
ロックベル嬢の頼みだ、聞かない訳にはいかないな」
「ぎゃ~!!」
将軍に引きずられて行くエド。
将軍の執務室からエドの悲鳴が聞こえたのは気のせいだろうか。
「大将は相変わらずだな」
「背は多少は伸びましたけどね」
「中身は相変わらずね」
それは懐かしくも嬉しいことだ。
大切な存在には変わりない…。
贈り物は今でも宝物だよ‥‥。
-END-
「ただいま~。
兄さん、お土産買ってもらったよ!」
「…随分と嬉しそうだな。
どこに行ってたんだよ?」
「え~と、レストラン。
その後に美味しいケーキ屋さんに連れて行ってもらった」
アルがあまりにも嬉しそうに言うので、怒れなかったエドであった。
「兄さんと違って美味しいレストランやカフェを知っていたのはさすがだったよ」
「どういう意味だ、それは!!」
「兄さん、そういう情報には疎いし。
連れて行ってもらったケーキ屋さんも有名なんだよ」
嬉しそうなアルにエドは将軍を睨み付けていた。
「今日はご馳走様でした」
「どういたしまして。
また行こうか」
「はい」
「ア~ル!」
「えっ、なに?」
((…かなりの天然だな))
アルの天然に振り回されるエドである。
思い出したように引き出しから取り出す。
「ロックベル嬢から手紙が届いたよ。
鋼の、また騒ぎを起こしたそうだな」
「あ、あれは…」
「叱ってやって欲しいと書いてあるが…」
「んなっ!?」
確かに手紙にはウィンリィの文字でそう書いてある。
不敵な笑みを浮かべる将軍とエドの叫び声が響いた。
「ウィンリィといつの間に仲良くなってやがる~!?」
「あぁ、前に遊びに来たんだよ。
正確には君のことを聞きに…
ロックベル嬢の頼みだ、聞かない訳にはいかないな」
「ぎゃ~!!」
将軍に引きずられて行くエド。
将軍の執務室からエドの悲鳴が聞こえたのは気のせいだろうか。
「大将は相変わらずだな」
「背は多少は伸びましたけどね」
「中身は相変わらずね」
それは懐かしくも嬉しいことだ。
大切な存在には変わりない…。
贈り物は今でも宝物だよ‥‥。
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