ハロウィンの想い出
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10月31日…ハロウィン当日。
軍人も様々な仮装で参加しており、内心はロイにコネを作りたいのだろう。
ロイとリザは似合いすぎて逆に目立っていた。
「ロイ、おまえ…似合いすぎだな」
「どういう意味だ、それは!!」
「黒髪だから尚更なんだな。
リザちゃんもよく似合ってて、夫婦みたいだな」
ロイとリザはヒューズの言葉に同時に真っ赤になった。
「パパぁ~」
「エリシアちゃ~ん、可愛いですよぉ!!」
魔女姿のエリシアにパパであるヒューズはメロメロ。
「マスタングさん、着替えましたけど…」
「おぉ、似合うな」
「可愛いわよ、アルフォンスくん」
「なんか恥ずかしいんですけど…」
「みんな同じようなものだから大丈夫だ。
お菓子貰いに行かないのか?」
「恥ずかしいですよ…」
「よし、行こう!」
「うっわ!!?ι」
ロイに引っ張られ、アルは半ば強引にお菓子を貰いに行くことになった。
最初は戸惑い、恥ずかしがっていたアルだが、自然と楽しそうな笑顔になった。
「マスタングさん!
いっぱい貰えました~!!」
「よかったな」
「ありがとうございます。
このパーティーを開いたのも僕があの話をしたからなんですよね?
でも、謝りません。
マスタングさんがそれを望んでないから。
だから…ありがとうございます!!」
にっこりと笑うアルにロイは優しく微笑んだ。
「何で赤いマントじゃダメなんだ!?
赤いマントの吸血鬼なんだよっ!!
牙? そんなもん、付けられっか!!」
騒がしい廊下から聞こえる怒鳴り声。
「…兄さん?ι」
「みたいだな。
やれやれ、相変わらず騒がしい」
「ですね」
顔を見合わせ、ロイと笑うアル。
「大総統、アルフォンスくん、パンプキンをどうぞ。
ハロウィンらしくね!」
「ありがとう」
「リザさん、ありがとうございます」
リザから皿とフォークを受け取る。
「ん、うまいな。
たまにはこういうのもいいものだ」
「そうですね」
まるで3人は家族のようだ。
アルは言い忘れていたことを思い出す。
「マスタングさん、リザさん。
Trick or Treat!」
一瞬驚いたが、ロイとリザは顔を見合わせて笑う。
用意していたお菓子を取り出し、アルに手渡す。
今年のハロウィンは笑顔が溢れていた…。
大好きな人達とのハロウィン‥‥。
-END-
軍人も様々な仮装で参加しており、内心はロイにコネを作りたいのだろう。
ロイとリザは似合いすぎて逆に目立っていた。
「ロイ、おまえ…似合いすぎだな」
「どういう意味だ、それは!!」
「黒髪だから尚更なんだな。
リザちゃんもよく似合ってて、夫婦みたいだな」
ロイとリザはヒューズの言葉に同時に真っ赤になった。
「パパぁ~」
「エリシアちゃ~ん、可愛いですよぉ!!」
魔女姿のエリシアにパパであるヒューズはメロメロ。
「マスタングさん、着替えましたけど…」
「おぉ、似合うな」
「可愛いわよ、アルフォンスくん」
「なんか恥ずかしいんですけど…」
「みんな同じようなものだから大丈夫だ。
お菓子貰いに行かないのか?」
「恥ずかしいですよ…」
「よし、行こう!」
「うっわ!!?ι」
ロイに引っ張られ、アルは半ば強引にお菓子を貰いに行くことになった。
最初は戸惑い、恥ずかしがっていたアルだが、自然と楽しそうな笑顔になった。
「マスタングさん!
いっぱい貰えました~!!」
「よかったな」
「ありがとうございます。
このパーティーを開いたのも僕があの話をしたからなんですよね?
でも、謝りません。
マスタングさんがそれを望んでないから。
だから…ありがとうございます!!」
にっこりと笑うアルにロイは優しく微笑んだ。
「何で赤いマントじゃダメなんだ!?
赤いマントの吸血鬼なんだよっ!!
牙? そんなもん、付けられっか!!」
騒がしい廊下から聞こえる怒鳴り声。
「…兄さん?ι」
「みたいだな。
やれやれ、相変わらず騒がしい」
「ですね」
顔を見合わせ、ロイと笑うアル。
「大総統、アルフォンスくん、パンプキンをどうぞ。
ハロウィンらしくね!」
「ありがとう」
「リザさん、ありがとうございます」
リザから皿とフォークを受け取る。
「ん、うまいな。
たまにはこういうのもいいものだ」
「そうですね」
まるで3人は家族のようだ。
アルは言い忘れていたことを思い出す。
「マスタングさん、リザさん。
Trick or Treat!」
一瞬驚いたが、ロイとリザは顔を見合わせて笑う。
用意していたお菓子を取り出し、アルに手渡す。
今年のハロウィンは笑顔が溢れていた…。
大好きな人達とのハロウィン‥‥。
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