穏やかな休日
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久々のデートではあったが、リザが妹や弟のように思ってる2人なので誘ったのだ。
ロイも何だかんだと言いながらも可愛がっていた。
「この店に入ろう。
いいかい?」
「はい」
「リザ、こっち。
やはり似合うな」
「…ロイ」
「ん?」
「これはダメです」
「どうして?
似合うのに。
値段なら私が払うから気にするな。
露出もそんなにないだろう?」
「…背中が」
「あ、そうか。
似合いそうだと思ったのに残念だな」
「すみません…」
「仕方ないさ」
申し訳なさそうに謝るリザにロイは優しく頭をなでた。
「エド、なに見てんのよ?」
「いや‥‥髪をおろしてる中尉って珍しいから」
「プライベートなんだし、当然でしょ?」
「そうなんだけど…
不思議というか‥‥」
見慣れない姿に違和感があるようだ。
ロイが連れて行くお店はどこもオシャレだった。
リザの洋服だけではなく、ウィンリィの洋服もロイは見ている。
「ロックベル嬢、これはどうかな。
君はまだ若いし、明るい色が似合うだろうから」
「あ、可愛い…
大佐、センスあるんですね。
男の人なのに」
ウィンリィの言葉にロイはクスッと笑う。
「私なんかよりもロイはセンスあるわよ。
オシャレだし。
まぁ、私がこだわらないだけってのもあるわね。
ロイのおかげで洋服もよく買うようになったわ」
「そうなんですか。
エドとは大違い」
「鋼の?」
「何かしたの?」
「選んでもらったら、いつ着るんだっていう洋服を選んで来たんですよ。
アルの方がまだセンスあるくらい。
ピンクのドクロの洋服ですよ?
信じられます!!?」
「…ピンクのドクロ。
それまた凄い個性的なセンスだなι」
「ピンクまではいいけど、ドクロわね」
「エド曰く、ピンクは女らしくてドクロはカッコイイって」
「…女の子の洋服にかっこよさを求めるとはι」
ここぞとばかりにウィンリィは愚痴る。
洋服の値段を見てウィンリィは固まる。
さすがロイが来る店なだけあり、それなりの値段。
(た、高っ!!)
クルリとウィンリィはエドを見る。
「…何だよ?」
「これ、どう?」
「いいんじゃねぇの?」
疲れてるのか、面倒なのか、どうでもよさそうに答える。
「買って!」
「あぁ?
いくらなん…っ」
値段を見てエドも固まる。
「なっ!?
ウィンリィ‥‥戻して来い」
「買ってくれてもいいじゃない!
私に対して日頃の感謝とかない訳!!?」
「感謝はしてる!
けどな、この値段は高すぎる!!」
「高いから買ってよ!」
「何なんだ、それは!!?ι」
いつものように言い合いが続く。
ウィンリィが手にしていた洋服をロイは取ると、そのままレジに持って行く。
「あ…っ」
「え゛‥‥」
ロイの素早い行動に驚く。
「はい、どうぞ。
私からのプレゼントだ」
「ありがとうございます!
エドと違って大人~。
高いのにすみません…」
「気にしなくていい、たいした値段じゃない」
(金銭感覚がズレてるのよね、ロイって。
仕方ないんだけど)
思わずリザが苦笑いを浮かべた。
洋服やアクセサリーのお店など回る。
「色々と連れ回して悪いね。
休日は滅多にないから、つい…」
「いえ、楽しいです。
普段だったら入れないオシャレなお店に入れるし」
「そう?
それならよかった」
ウィンリィの手にはショッピング袋があり、こういう時ではないと買えないと色々と買ったようだ。
「鋼の、持ってやらんのか?」
「何で俺が。
自分の洋服だろ」
「だから、モテないのだ」
「はぁ!!?」
ちなみにリザのショッピングの会計はすべてロイ持ちで洋服や靴など買ってもらい、更にはロイが荷物を持ってくれてる。
「ロックベル嬢、重いだろう?
貸しなさい」
「大丈夫ですよ。
ほかの子よりも力ありますし…」
「女の子が無理をするもんじゃないよ。
私はこれでも軍人だ、私の方が力はある」
「あ‥‥」
軽々とウィンリィの荷物を奪う。
「すみません、ありがとうございます」
「貸せっ!
そんぐらい俺が持つ!!」
「やれやれ…
最初からそうすればいいだろう?」
「うるさい。
仕方なく持ってやるんだ!」
エドにウィンリィの荷物を手渡す。
ロイも何だかんだと言いながらも可愛がっていた。
「この店に入ろう。
いいかい?」
「はい」
「リザ、こっち。
やはり似合うな」
「…ロイ」
「ん?」
「これはダメです」
「どうして?
似合うのに。
値段なら私が払うから気にするな。
露出もそんなにないだろう?」
「…背中が」
「あ、そうか。
似合いそうだと思ったのに残念だな」
「すみません…」
「仕方ないさ」
申し訳なさそうに謝るリザにロイは優しく頭をなでた。
「エド、なに見てんのよ?」
「いや‥‥髪をおろしてる中尉って珍しいから」
「プライベートなんだし、当然でしょ?」
「そうなんだけど…
不思議というか‥‥」
見慣れない姿に違和感があるようだ。
ロイが連れて行くお店はどこもオシャレだった。
リザの洋服だけではなく、ウィンリィの洋服もロイは見ている。
「ロックベル嬢、これはどうかな。
君はまだ若いし、明るい色が似合うだろうから」
「あ、可愛い…
大佐、センスあるんですね。
男の人なのに」
ウィンリィの言葉にロイはクスッと笑う。
「私なんかよりもロイはセンスあるわよ。
オシャレだし。
まぁ、私がこだわらないだけってのもあるわね。
ロイのおかげで洋服もよく買うようになったわ」
「そうなんですか。
エドとは大違い」
「鋼の?」
「何かしたの?」
「選んでもらったら、いつ着るんだっていう洋服を選んで来たんですよ。
アルの方がまだセンスあるくらい。
ピンクのドクロの洋服ですよ?
信じられます!!?」
「…ピンクのドクロ。
それまた凄い個性的なセンスだなι」
「ピンクまではいいけど、ドクロわね」
「エド曰く、ピンクは女らしくてドクロはカッコイイって」
「…女の子の洋服にかっこよさを求めるとはι」
ここぞとばかりにウィンリィは愚痴る。
洋服の値段を見てウィンリィは固まる。
さすがロイが来る店なだけあり、それなりの値段。
(た、高っ!!)
クルリとウィンリィはエドを見る。
「…何だよ?」
「これ、どう?」
「いいんじゃねぇの?」
疲れてるのか、面倒なのか、どうでもよさそうに答える。
「買って!」
「あぁ?
いくらなん…っ」
値段を見てエドも固まる。
「なっ!?
ウィンリィ‥‥戻して来い」
「買ってくれてもいいじゃない!
私に対して日頃の感謝とかない訳!!?」
「感謝はしてる!
けどな、この値段は高すぎる!!」
「高いから買ってよ!」
「何なんだ、それは!!?ι」
いつものように言い合いが続く。
ウィンリィが手にしていた洋服をロイは取ると、そのままレジに持って行く。
「あ…っ」
「え゛‥‥」
ロイの素早い行動に驚く。
「はい、どうぞ。
私からのプレゼントだ」
「ありがとうございます!
エドと違って大人~。
高いのにすみません…」
「気にしなくていい、たいした値段じゃない」
(金銭感覚がズレてるのよね、ロイって。
仕方ないんだけど)
思わずリザが苦笑いを浮かべた。
洋服やアクセサリーのお店など回る。
「色々と連れ回して悪いね。
休日は滅多にないから、つい…」
「いえ、楽しいです。
普段だったら入れないオシャレなお店に入れるし」
「そう?
それならよかった」
ウィンリィの手にはショッピング袋があり、こういう時ではないと買えないと色々と買ったようだ。
「鋼の、持ってやらんのか?」
「何で俺が。
自分の洋服だろ」
「だから、モテないのだ」
「はぁ!!?」
ちなみにリザのショッピングの会計はすべてロイ持ちで洋服や靴など買ってもらい、更にはロイが荷物を持ってくれてる。
「ロックベル嬢、重いだろう?
貸しなさい」
「大丈夫ですよ。
ほかの子よりも力ありますし…」
「女の子が無理をするもんじゃないよ。
私はこれでも軍人だ、私の方が力はある」
「あ‥‥」
軽々とウィンリィの荷物を奪う。
「すみません、ありがとうございます」
「貸せっ!
そんぐらい俺が持つ!!」
「やれやれ…
最初からそうすればいいだろう?」
「うるさい。
仕方なく持ってやるんだ!」
エドにウィンリィの荷物を手渡す。