家族のような存在
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アルは恥ずかしそうにロイにラッピングされているプレゼントを渡した。
「…私に?」
「は、はい。
今日は父の日だから。
マスタングさんがお父さんみたいというより、日頃の感謝の気持ちというか…
お父さんはどこにいるかわかんないし、今まで父の日なんてしたことなかったけど。
いつもありがとうございます」
「ははっ、驚いたな。
ありがとう、アル。
とても嬉しいよ」
ロイは屈んで座ってるアルの目線に合わせて話してくれた。
《親愛なるマスタングさんへ
いつも僕を支えてくれて、優しくしてくれてありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
大好きなロイ・マスタングさんへ。
感謝を込めて…。
アルフォンス・エルリック》
メッセージカードを読んでロイは口元を緩めた。
「わっ…マスタングさん?」
「ありがとう、アル。
素敵なプレゼントだ。
あの店に行ったんだな」
「ヒューズさんが教えてくれました」
「そうか」
ロイに抱き締められ、驚きつつも嬉しく感じた。
ロイから頬にキスされ、アルは恥ずかしそうにロイの頬にお返しのキスをした。
微かな物音に振り返る。
「…お邪魔だったみたいですね」
「誤解だ、リザ!
プレゼントを貰ったから嬉しくて…っ」
「クスクスッ…ごめんなさい、冗談です。
分かってますから」
「あのなぁ…」
変な誤解をされてしまったと思い、慌てたロイは苦笑いする。
「お父さんではありませんが、頑張ってくれているロイさんに感謝の気持ちを…」
「ありがとう」
リザからもサプライズのプレゼント。
「よし、少し遅いが、夕食にするか。
リザもおいで?」
「…はい」
「手伝います!!」
「じゃあ、私も」
キッチンに並ぶ3人の姿はまるで未来の家族のようだ。
感謝の気持ちを込めてプレゼントを…。
嬉しそうな笑顔を見て自然と微笑む‥‥。
-END-
2010.6.3
「…私に?」
「は、はい。
今日は父の日だから。
マスタングさんがお父さんみたいというより、日頃の感謝の気持ちというか…
お父さんはどこにいるかわかんないし、今まで父の日なんてしたことなかったけど。
いつもありがとうございます」
「ははっ、驚いたな。
ありがとう、アル。
とても嬉しいよ」
ロイは屈んで座ってるアルの目線に合わせて話してくれた。
《親愛なるマスタングさんへ
いつも僕を支えてくれて、優しくしてくれてありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
大好きなロイ・マスタングさんへ。
感謝を込めて…。
アルフォンス・エルリック》
メッセージカードを読んでロイは口元を緩めた。
「わっ…マスタングさん?」
「ありがとう、アル。
素敵なプレゼントだ。
あの店に行ったんだな」
「ヒューズさんが教えてくれました」
「そうか」
ロイに抱き締められ、驚きつつも嬉しく感じた。
ロイから頬にキスされ、アルは恥ずかしそうにロイの頬にお返しのキスをした。
微かな物音に振り返る。
「…お邪魔だったみたいですね」
「誤解だ、リザ!
プレゼントを貰ったから嬉しくて…っ」
「クスクスッ…ごめんなさい、冗談です。
分かってますから」
「あのなぁ…」
変な誤解をされてしまったと思い、慌てたロイは苦笑いする。
「お父さんではありませんが、頑張ってくれているロイさんに感謝の気持ちを…」
「ありがとう」
リザからもサプライズのプレゼント。
「よし、少し遅いが、夕食にするか。
リザもおいで?」
「…はい」
「手伝います!!」
「じゃあ、私も」
キッチンに並ぶ3人の姿はまるで未来の家族のようだ。
感謝の気持ちを込めてプレゼントを…。
嬉しそうな笑顔を見て自然と微笑む‥‥。
-END-
2010.6.3