甘いキスの看病
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目を覚ますとそこは見覚えのある寝室。
(…大佐の自室?
連れて帰るとか言ってたっけ)
ぼんやりとしながら起き上がる。
「セルシア、起きたか。
パジャマに着替えようか」
『ちょっ、1人で着替えられます!!』
「それは残念。
ははっ、冗談だよ。
向こうにいるから着替えたら呼んで」
『‥‥はい』
クスクスと笑いながら大佐が寝室から出て行く。
『…ロイさん』
「着替えた?」
『勝手にハンガー使わせて頂きました。
クローゼット開けちゃいました』
「別に構わないよ。
昼食も食べてないんだろう?
腹減らないか?」
『…あんまり食欲なくて』
「それでも食べないと治らないし、薬も飲めないだろう?
スープなら食べれるかと思って…」
『‥‥ロイさんが作ったんですか?』
「意外そうに見るな。
スープくらい作れるさ。
まぁ、セルシアに比べたら味はよくないだろうが」
『そんなことありませんよ』
「まだ食べてないのに?」
『だって、ロイさんが作ってくれたスープですから』
甘えるようにセルシアはロイに近づく。
テーブルにスープの入った器が置かれる。
「1人では寂しいだろうから、私も一緒に食べるよ」
『…表情に出てましたか?』
「うん、かなりね」
恥ずかしそうに セルシアは頬を赤らめる。
「クスッ…食べさせてあげようか?」
『え、遠慮します』
「それは残念だ。
熱はどうだ?」
『あ…ッ///』
額を当てられ、目の前にいるロイに胸が高鳴る。
「…微熱だな。
夜に熱が上がらなければ大丈夫そうだ。
ん? あぁ、ドキドキした?」
『…悪いですか』
「いや、可愛いよ」
顔を覗き込むようにロイがセルシアを見つめる。
「早く治るように…ね?」
『んっ…だ、め…
ロイさん…風邪、移っちゃ…ッ』
「セルシアのなら構わないよ」
『んンっ…はっ、苦し…っ』
「あぁ、すまない。
大丈夫か?」
コクンとセルシアは頷く。
ねだるようにロイの服を掴んだ。
「本当に可愛いな。
止まらなくなりそうだよ」
『んぅ…っ』
口元を緩め、ロイは再びセルシアの唇にキスをする。
セルシアが苦しくないように何度も休憩しながらもそのキスは段々と激しくなる。
当然ながらスープは温め直して食べることになった。
風邪と甘い恋人のような時間…。
看病と甘いキスを贈ろう‥‥。
-END-
(…大佐の自室?
連れて帰るとか言ってたっけ)
ぼんやりとしながら起き上がる。
「セルシア、起きたか。
パジャマに着替えようか」
『ちょっ、1人で着替えられます!!』
「それは残念。
ははっ、冗談だよ。
向こうにいるから着替えたら呼んで」
『‥‥はい』
クスクスと笑いながら大佐が寝室から出て行く。
『…ロイさん』
「着替えた?」
『勝手にハンガー使わせて頂きました。
クローゼット開けちゃいました』
「別に構わないよ。
昼食も食べてないんだろう?
腹減らないか?」
『…あんまり食欲なくて』
「それでも食べないと治らないし、薬も飲めないだろう?
スープなら食べれるかと思って…」
『‥‥ロイさんが作ったんですか?』
「意外そうに見るな。
スープくらい作れるさ。
まぁ、セルシアに比べたら味はよくないだろうが」
『そんなことありませんよ』
「まだ食べてないのに?」
『だって、ロイさんが作ってくれたスープですから』
甘えるようにセルシアはロイに近づく。
テーブルにスープの入った器が置かれる。
「1人では寂しいだろうから、私も一緒に食べるよ」
『…表情に出てましたか?』
「うん、かなりね」
恥ずかしそうに セルシアは頬を赤らめる。
「クスッ…食べさせてあげようか?」
『え、遠慮します』
「それは残念だ。
熱はどうだ?」
『あ…ッ///』
額を当てられ、目の前にいるロイに胸が高鳴る。
「…微熱だな。
夜に熱が上がらなければ大丈夫そうだ。
ん? あぁ、ドキドキした?」
『…悪いですか』
「いや、可愛いよ」
顔を覗き込むようにロイがセルシアを見つめる。
「早く治るように…ね?」
『んっ…だ、め…
ロイさん…風邪、移っちゃ…ッ』
「セルシアのなら構わないよ」
『んンっ…はっ、苦し…っ』
「あぁ、すまない。
大丈夫か?」
コクンとセルシアは頷く。
ねだるようにロイの服を掴んだ。
「本当に可愛いな。
止まらなくなりそうだよ」
『んぅ…っ』
口元を緩め、ロイは再びセルシアの唇にキスをする。
セルシアが苦しくないように何度も休憩しながらもそのキスは段々と激しくなる。
当然ながらスープは温め直して食べることになった。
風邪と甘い恋人のような時間…。
看病と甘いキスを贈ろう‥‥。
-END-