正装が魅了する。
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国家錬金術師はパーティーに呼ばれることはほかの軍人よりも多い。
大佐とセルシアは有名な国家錬金術師で地位もそれなりにあるので尚更だった。
招待状を手に大佐とセルシアは憂鬱そうにため息をついた。
「そんなに嫌なんですか?」
「面倒な集まりのパーティーだからな」
「断れないんですか?」
『大総統直々の招待状なのよ』
今回のパーティーは交流を兼ねたものではあるが、大総統と上層部に貴族など大金持ちが集まっているパーティーだ。
大佐とセルシアの護衛を兼ねて、中尉達もパーティーに参加。
『‥‥大佐』
セルシアに呼ばれて振り返る。
「‥‥っ‥」
『大佐…?』
珍しく、大佐が微かに頬を赤らめた。
「あ、いや‥‥見とれてしまったよ。
とても綺麗だ」
『…ありがとうございます///』
大佐に褒められて、セルシアは頬を赤らめた。
薄ピンク色のドレス姿でシュールを肩に掛けているので露出は少ないが、まるで異国のお姫様のように美しく、普段の可愛らしいセルシアとのギャップがまた魅力的。
セルシアは頬を赤らめながら、大佐を見て胸が高鳴っていた。
滅多に着ないスーツ姿にドキドキしていたのだ。
「さあ、お姫様。
行きましょうか」
『た、大佐…!』
「クスクスッ…すまない。
行こうか」
クスクスと笑いながらも大佐はセルシアをエスコートして会場入り。
「大佐…!」
「中佐?
うっわ…いつもと違いますね」
「綺麗だろう?」
「何で大佐が自慢するんですか」
会場で待っていた中尉達と合流する。
「そういや、ヒューズは?
参加するはずだが」
「ヒューズ中佐が珍しいですね?」
「あぁ、上官が病気で代理らしいが」
『…大佐。
ある意味、目立っている中佐が‥‥』
「‥‥居たな」
軍人相手に写真片手で自慢しているヒューズの姿。
「おまえはパーティー会場まで来て何をしているんだ?」
頭を抱えて大佐がため息をつく。
大佐の存在に気づいた軍人は安堵し、ヒューズから逃げてゆく。
呆れたように大佐がヒューズを見る。
「自慢話しないとやっていけねぇんだよ。
女神と天使ちゃんの家に早く帰りたいのに…」
ため息をついてヒューズが大佐に涙目で愚痴る。
「しがみつくな」
「ロイ、聞いてくれたっていいだろう?」
「ハボック、あとは任せた」
「俺ぇ!!?ι」
哀れなハボックである。
ちなみにヒューズが言ってた女神はグレイシア、天使ちゃんはエリシアのことらしい。
「さてと、大総統はどこにいるんだ?」
「あちらにいるはずですが…」
「行こうか、セルシア」
『…はい』
国家錬金術師の2人は大総統に挨拶しない訳にはいかない。
「大総統閣下、お話中に申し訳ありません。
ご挨拶が遅れてしまい…」
「わははっ!!
よい、よい。
堅苦しい挨拶などいらんわ」
大総統の豪快な笑い声に大佐の挨拶は途切れた。
「ですが…」
「構わんよ。
##NAME2##中佐、元気そうだな」
『あ、はい…』
「これからも頑張りたまえ!
マスタング大佐、##NAME2##中佐」
「『はっ!』」
2人の肩を叩きながら豪快に笑って去って行く大総統に敬礼する。
大佐とセルシアは顔を見合わせた。
「あれでよかったのだろうか…」
『大総統がいいって仰っていますし。
また改めて挨拶するのもおかしいですからね』
「まぁ、変に気に止められるよりはいいか…」
『そうですね』
顔を見合わせて苦笑いした。
明日も仕事があるので、夜9時にパーティーは終了。
「セルシア、私の家に来ないか?」
『…喜んで』
大佐に誘われ、セルシアはドレス姿のままで大佐の家に行く。
大佐の家にセルシアの着替えが数着置いてあるので着替えの問題はない。
「はぁ~っ…」
疲れたようにロイはため息をつく。
「…少し暑いな。
飲み過ぎてしまったかな」
ポツリと呟き、ロイはネクタイを緩める。
その仕草にセルシアはドキッとし、胸が高まる。
些細な仕草にさえも魅力を感じて真っ赤になってしまうセルシア。
大佐とセルシアは有名な国家錬金術師で地位もそれなりにあるので尚更だった。
招待状を手に大佐とセルシアは憂鬱そうにため息をついた。
「そんなに嫌なんですか?」
「面倒な集まりのパーティーだからな」
「断れないんですか?」
『大総統直々の招待状なのよ』
今回のパーティーは交流を兼ねたものではあるが、大総統と上層部に貴族など大金持ちが集まっているパーティーだ。
大佐とセルシアの護衛を兼ねて、中尉達もパーティーに参加。
『‥‥大佐』
セルシアに呼ばれて振り返る。
「‥‥っ‥」
『大佐…?』
珍しく、大佐が微かに頬を赤らめた。
「あ、いや‥‥見とれてしまったよ。
とても綺麗だ」
『…ありがとうございます///』
大佐に褒められて、セルシアは頬を赤らめた。
薄ピンク色のドレス姿でシュールを肩に掛けているので露出は少ないが、まるで異国のお姫様のように美しく、普段の可愛らしいセルシアとのギャップがまた魅力的。
セルシアは頬を赤らめながら、大佐を見て胸が高鳴っていた。
滅多に着ないスーツ姿にドキドキしていたのだ。
「さあ、お姫様。
行きましょうか」
『た、大佐…!』
「クスクスッ…すまない。
行こうか」
クスクスと笑いながらも大佐はセルシアをエスコートして会場入り。
「大佐…!」
「中佐?
うっわ…いつもと違いますね」
「綺麗だろう?」
「何で大佐が自慢するんですか」
会場で待っていた中尉達と合流する。
「そういや、ヒューズは?
参加するはずだが」
「ヒューズ中佐が珍しいですね?」
「あぁ、上官が病気で代理らしいが」
『…大佐。
ある意味、目立っている中佐が‥‥』
「‥‥居たな」
軍人相手に写真片手で自慢しているヒューズの姿。
「おまえはパーティー会場まで来て何をしているんだ?」
頭を抱えて大佐がため息をつく。
大佐の存在に気づいた軍人は安堵し、ヒューズから逃げてゆく。
呆れたように大佐がヒューズを見る。
「自慢話しないとやっていけねぇんだよ。
女神と天使ちゃんの家に早く帰りたいのに…」
ため息をついてヒューズが大佐に涙目で愚痴る。
「しがみつくな」
「ロイ、聞いてくれたっていいだろう?」
「ハボック、あとは任せた」
「俺ぇ!!?ι」
哀れなハボックである。
ちなみにヒューズが言ってた女神はグレイシア、天使ちゃんはエリシアのことらしい。
「さてと、大総統はどこにいるんだ?」
「あちらにいるはずですが…」
「行こうか、セルシア」
『…はい』
国家錬金術師の2人は大総統に挨拶しない訳にはいかない。
「大総統閣下、お話中に申し訳ありません。
ご挨拶が遅れてしまい…」
「わははっ!!
よい、よい。
堅苦しい挨拶などいらんわ」
大総統の豪快な笑い声に大佐の挨拶は途切れた。
「ですが…」
「構わんよ。
##NAME2##中佐、元気そうだな」
『あ、はい…』
「これからも頑張りたまえ!
マスタング大佐、##NAME2##中佐」
「『はっ!』」
2人の肩を叩きながら豪快に笑って去って行く大総統に敬礼する。
大佐とセルシアは顔を見合わせた。
「あれでよかったのだろうか…」
『大総統がいいって仰っていますし。
また改めて挨拶するのもおかしいですからね』
「まぁ、変に気に止められるよりはいいか…」
『そうですね』
顔を見合わせて苦笑いした。
明日も仕事があるので、夜9時にパーティーは終了。
「セルシア、私の家に来ないか?」
『…喜んで』
大佐に誘われ、セルシアはドレス姿のままで大佐の家に行く。
大佐の家にセルシアの着替えが数着置いてあるので着替えの問題はない。
「はぁ~っ…」
疲れたようにロイはため息をつく。
「…少し暑いな。
飲み過ぎてしまったかな」
ポツリと呟き、ロイはネクタイを緩める。
その仕草にセルシアはドキッとし、胸が高まる。
些細な仕草にさえも魅力を感じて真っ赤になってしまうセルシア。