限定1人に色気倍増
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翌朝―――…
ロイはうっすらと目を開け、頭を押さえながら起きる。
「飲み過ぎた…」
昨夜のことを思い出そうとするが、ヒューズと飲みながら自慢話を聞いていたことしか覚えていない。
それ以降の記憶がまったくない。
(どうやって帰って来たんだ?
絶対に何か失態した気がするのだが…)
その予感は外れてはいない。
微かな頭痛を感じつつ、寝室から出る。
「セルシア…?」
キッチンで朝食を作っているセルシアの後ろ姿。
ロイの声にセルシアが振り返る。
『あっ、おはようございます。
今起こしに行くところだったんです。
朝食ならもうすぐ出来ますからシャワー浴びて来てください。
軍服も用意してありますから。
二日酔いは大丈夫ですか?』
「二日酔いは少し頭痛するくらいだから大丈夫だが…」
ロイはセルシアの首元にあるキスマークに気づく。
自分以外にセルシアにキスマークを付ける人がいるはずもなく、酔った失態だろうかと考える。
ロイの視線に気づき、セルシアは頬を赤らめて首元にあるキスマークを手で隠す。
『昨夜のことなんですけど‥‥
バーにロイさんに会いに行ったんです。
ロイさんが酔ってて、中佐に押しつけられたので…
何を話していたかまでは知りませんが、中佐がお詫びに奢りだとお金は置いて行きましたが』
照れた様子でセルシアがロイに話す。
「キスマークは…」
『ロイさんが酔って…
押し倒したり、キスも…』
「すまない…」
『き、キスマークも…1つじゃないんです///』
「まったく覚えていないが、世話かけたな。
すまなかった」
『驚きはしましたが、迷惑ではありませんから大丈夫です』
ロイはセルシアを抱き締めた。
セルシアの唇に優しくキスをする。
『ロイさん…?』
「覚えてないお詫びとお礼のキス」
セルシアは恥ずかしそうに頬を赤らめながらも嬉しそうに微笑んだ。
『ロイさん、シャワー浴びないと…』
「あぁ、そうだな」
『朝食楽しみにしてるよ』
セルシアの目元にキスし、優しく頭をなでて去って行く。
『あまり食欲はないだろうと軽食とスープにしました。
あっさりした味付けに胃に優しいものを。
胃を刺激しない方がいいかと思って…
ドリンクも心配だったので食後に一応買って来たので飲んでくださいね』
「ありがとう」
まるでセルシアはロイの奥さんのように尽くしていた。
その後、セルシアと手を繋いで出勤したロイは司令部に来たヒューズにからかわれるのだった。
セルシアに見つかったヒューズが中尉と共に叱られていたが。
どんな姿でさえも色気を感じる…。
結局はいつも通りの甘い雰囲気‥‥。
-END-
2010.4.19
ロイはうっすらと目を開け、頭を押さえながら起きる。
「飲み過ぎた…」
昨夜のことを思い出そうとするが、ヒューズと飲みながら自慢話を聞いていたことしか覚えていない。
それ以降の記憶がまったくない。
(どうやって帰って来たんだ?
絶対に何か失態した気がするのだが…)
その予感は外れてはいない。
微かな頭痛を感じつつ、寝室から出る。
「セルシア…?」
キッチンで朝食を作っているセルシアの後ろ姿。
ロイの声にセルシアが振り返る。
『あっ、おはようございます。
今起こしに行くところだったんです。
朝食ならもうすぐ出来ますからシャワー浴びて来てください。
軍服も用意してありますから。
二日酔いは大丈夫ですか?』
「二日酔いは少し頭痛するくらいだから大丈夫だが…」
ロイはセルシアの首元にあるキスマークに気づく。
自分以外にセルシアにキスマークを付ける人がいるはずもなく、酔った失態だろうかと考える。
ロイの視線に気づき、セルシアは頬を赤らめて首元にあるキスマークを手で隠す。
『昨夜のことなんですけど‥‥
バーにロイさんに会いに行ったんです。
ロイさんが酔ってて、中佐に押しつけられたので…
何を話していたかまでは知りませんが、中佐がお詫びに奢りだとお金は置いて行きましたが』
照れた様子でセルシアがロイに話す。
「キスマークは…」
『ロイさんが酔って…
押し倒したり、キスも…』
「すまない…」
『き、キスマークも…1つじゃないんです///』
「まったく覚えていないが、世話かけたな。
すまなかった」
『驚きはしましたが、迷惑ではありませんから大丈夫です』
ロイはセルシアを抱き締めた。
セルシアの唇に優しくキスをする。
『ロイさん…?』
「覚えてないお詫びとお礼のキス」
セルシアは恥ずかしそうに頬を赤らめながらも嬉しそうに微笑んだ。
『ロイさん、シャワー浴びないと…』
「あぁ、そうだな」
『朝食楽しみにしてるよ』
セルシアの目元にキスし、優しく頭をなでて去って行く。
『あまり食欲はないだろうと軽食とスープにしました。
あっさりした味付けに胃に優しいものを。
胃を刺激しない方がいいかと思って…
ドリンクも心配だったので食後に一応買って来たので飲んでくださいね』
「ありがとう」
まるでセルシアはロイの奥さんのように尽くしていた。
その後、セルシアと手を繋いで出勤したロイは司令部に来たヒューズにからかわれるのだった。
セルシアに見つかったヒューズが中尉と共に叱られていたが。
どんな姿でさえも色気を感じる…。
結局はいつも通りの甘い雰囲気‥‥。
-END-
2010.4.19