限定1人に色気倍増
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東方司令部―――…
執務室のドアが開き、顔を上げる。
「よぉ、ロイ」
「…何の用だ?」
呆れたようにヒューズを見る。
連絡もなしで現れ、またいつものように自慢話。
「あぁ、今日は宿に泊まるからいつものバーで飲もう」
「また自慢話をするんではないだろうな?」
自慢話を憂鬱に考えながらも約束した。
(はぁ~、今日はセルシアと帰れんな)
定時になり、大佐はコートを着て連れ去られて行く。
「中尉、セルシアに謝っておいてくれ。
それから、セルシアを頼む」
「分かりました」
「ヒューズ、引っ張るな!」
「いいから行くぞ~。
エリシアの話をしてやるからさ」
「親馬鹿め…
自慢話はせんでいい!」
「遠慮すんなよ~」
ヒューズは相変わらず、エリシアにメロメロでバーに向かう道でもロイは聞かされるハメになった。
『…大佐は?』
「大佐ならヒューズ中佐に拉致されて行きましたよ」
「まぁ、拉致と言えば拉致かしらね」
『親馬鹿中佐に取られた…』
唇を尖らせて拗ねるセルシアを中尉が慰める。
((大佐が中尉に頼んだのはこういうことだったのか!))
妙に納得し、苦笑いするハボック達。
いつものバーでヒューズの自慢話を聞き流しながらロイはお酒を飲んでいた。
「ロイ、そのへんにしとけって」
「…煩い」
「はぁ~、おまえなぁ。
何かあったのか?」
「………。」
いつものお酒ではなく、ロイはアルコール度数の高いお酒をかなり飲んでいたのでさすがに心配になり、ヒューズが止めた。
「おい、ロイ?」
「…たいしたことじゃない。
いつものことだ」
「また古狸のおっさんから何か言われたのか?」
「私のことなら別に構わないが…」
「部下達のことでも言われたか?」
「セルシアのことだ。
何度、燃やしてやろうかと…」
「そりゃ、恐ろしいことを」
「セルシアのことを何にも分かっていないくせに…」
ロイの口調から怒りが溢れていた。
ロイはヒューズを見る。
「な、なんだ?」
「ヒューズ‥‥聞けよ」
「口調がいつもと変わってるような…ι」
「セルシアは可愛いんだよ、本当に」
「中佐…?
どうしたんだ、ロイ?」
「いいから聞け!」
「わ、分かった…
分かったから」
「セルシアはな、キスすると頬を赤らめて未だに照れてるんだ。
可愛いよなぁ」
(完全に酔わせてしまったな、これは…
よほどストレス溜まってたのか?
こんなとこを上官に見られたら大変だ。
どうにかしないと!ι)
セルシアの自慢話をするロイにヒューズは戸惑いつつ、苦笑を浮かべながら聞き、どうするべきか考えていた。
(…来ちゃった。
いつものバーって言ってたから、ここだよね?
いるかなぁ、ロイさんとオマケの中佐)
私服姿のセルシアがバーに入る。
一緒に居られなかったのが寂しかったのか、オマケ呼ばわりのヒューズ。
ヒューズはセルシアに気づき、手招きする。
『ロイさん!!?』
「じゃあ、あとは頼む」
『はい!!?』
「お金はここに置いとくから!
お詫びに今夜は俺の奢りな。
じゃあ、そういうことで!」
酔い潰れてるロイをセルシアに押しつけ、ヒューズは怒られる前にカウンターにお金を置いて逃げて行く。
『‥‥1人で運べと?
ロイさん、帰りますよ。
起きてください』
「ん~…」
肩を軽く揺らして起こす。
ヒューズの置いて行ったお金で支払い、バーを出る。
体格の差があるので、ロイに肩を貸しながら支えてるが、足元がフラつく。
セルシアはロイとヒューズの話は聞いてないが、ただロイに会いたくてバーに来たのだ。
『ロイさん、寝ないでください!
もうすぐ着きますから!!』
こんなことなら車で来ればよかったとセルシアは少し後悔。
執務室のドアが開き、顔を上げる。
「よぉ、ロイ」
「…何の用だ?」
呆れたようにヒューズを見る。
連絡もなしで現れ、またいつものように自慢話。
「あぁ、今日は宿に泊まるからいつものバーで飲もう」
「また自慢話をするんではないだろうな?」
自慢話を憂鬱に考えながらも約束した。
(はぁ~、今日はセルシアと帰れんな)
定時になり、大佐はコートを着て連れ去られて行く。
「中尉、セルシアに謝っておいてくれ。
それから、セルシアを頼む」
「分かりました」
「ヒューズ、引っ張るな!」
「いいから行くぞ~。
エリシアの話をしてやるからさ」
「親馬鹿め…
自慢話はせんでいい!」
「遠慮すんなよ~」
ヒューズは相変わらず、エリシアにメロメロでバーに向かう道でもロイは聞かされるハメになった。
『…大佐は?』
「大佐ならヒューズ中佐に拉致されて行きましたよ」
「まぁ、拉致と言えば拉致かしらね」
『親馬鹿中佐に取られた…』
唇を尖らせて拗ねるセルシアを中尉が慰める。
((大佐が中尉に頼んだのはこういうことだったのか!))
妙に納得し、苦笑いするハボック達。
いつものバーでヒューズの自慢話を聞き流しながらロイはお酒を飲んでいた。
「ロイ、そのへんにしとけって」
「…煩い」
「はぁ~、おまえなぁ。
何かあったのか?」
「………。」
いつものお酒ではなく、ロイはアルコール度数の高いお酒をかなり飲んでいたのでさすがに心配になり、ヒューズが止めた。
「おい、ロイ?」
「…たいしたことじゃない。
いつものことだ」
「また古狸のおっさんから何か言われたのか?」
「私のことなら別に構わないが…」
「部下達のことでも言われたか?」
「セルシアのことだ。
何度、燃やしてやろうかと…」
「そりゃ、恐ろしいことを」
「セルシアのことを何にも分かっていないくせに…」
ロイの口調から怒りが溢れていた。
ロイはヒューズを見る。
「な、なんだ?」
「ヒューズ‥‥聞けよ」
「口調がいつもと変わってるような…ι」
「セルシアは可愛いんだよ、本当に」
「中佐…?
どうしたんだ、ロイ?」
「いいから聞け!」
「わ、分かった…
分かったから」
「セルシアはな、キスすると頬を赤らめて未だに照れてるんだ。
可愛いよなぁ」
(完全に酔わせてしまったな、これは…
よほどストレス溜まってたのか?
こんなとこを上官に見られたら大変だ。
どうにかしないと!ι)
セルシアの自慢話をするロイにヒューズは戸惑いつつ、苦笑を浮かべながら聞き、どうするべきか考えていた。
(…来ちゃった。
いつものバーって言ってたから、ここだよね?
いるかなぁ、ロイさんとオマケの中佐)
私服姿のセルシアがバーに入る。
一緒に居られなかったのが寂しかったのか、オマケ呼ばわりのヒューズ。
ヒューズはセルシアに気づき、手招きする。
『ロイさん!!?』
「じゃあ、あとは頼む」
『はい!!?』
「お金はここに置いとくから!
お詫びに今夜は俺の奢りな。
じゃあ、そういうことで!」
酔い潰れてるロイをセルシアに押しつけ、ヒューズは怒られる前にカウンターにお金を置いて逃げて行く。
『‥‥1人で運べと?
ロイさん、帰りますよ。
起きてください』
「ん~…」
肩を軽く揺らして起こす。
ヒューズの置いて行ったお金で支払い、バーを出る。
体格の差があるので、ロイに肩を貸しながら支えてるが、足元がフラつく。
セルシアはロイとヒューズの話は聞いてないが、ただロイに会いたくてバーに来たのだ。
『ロイさん、寝ないでください!
もうすぐ着きますから!!』
こんなことなら車で来ればよかったとセルシアは少し後悔。