未来の道程
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君と出会ってから私は自分でも戸惑うくらいに変わった。
君はいつだって私を一番に考え、理解しようとしてくれていた。
そんな君が愛しくて大切に想うのに時間はかからなかった。
ただ、付き合うまでに葛藤があって乗り越えるのに時間がかかってしまった。
それでも君は待っていてくれた。
泣き顔も笑顔も寝顔も、どんな君もすべてが愛しくてたまらなく愛しくて仕方がない。
ここまで誰かを愛しいと想ったことはなかった。
こんな風に誰かを愛する気持ちを初めて知った。
ついていこうと直感で思った時はまだ憧れだった。
触れられる度に嬉しくて幸せで胸が高鳴った。
接する度に優しさを感じた。
憧れが愛情に変わるまで時間はかからなかった。
誰よりも愛してます、心から‥‥。
久々に休暇がやっと取れてデートの約束をした。
ロイは内緒で買った指輪をポケットに忍ばせ、口元が緩む。
『ロイさんっ!
ごめんなさい、待った!!?』
「いや‥‥今来たとこだよ。
しかし、珍しいね。
君が遅れるなんて」
『あ、いえ、その…っ』
「…ナンパ?
変なことされなかったかい?」
ロイに頬をなでられ、恥ずかしそうにしながらもセルシアは頷いた。
「それなら、よかった。
君の部屋まで迎えに行けばよかったな」
『デートっぽくないから嫌です。
待ち合わせがいい』
「まったく、君は…」
ロイは苦笑いを浮かべた。
『ロイさん…?』
「いや、可愛いなと思ってね」
カアァッとセルシアは頬を赤らめた。
付き合ってからも可愛いと言われるだけで照れてしまう。
未だに初々しいセルシアが愛しくてたまらない。
ロイはセルシアに手を差し出す。
「さあ、行こうか」
『…はい』
手を繋いで歩く、ただそれだけで嬉しくなる。
「その花柄のワンピース、よく似合ってるよ」
『ありがとう!
この前、デートでロイさんが買ってくれたワンピースなの』
嬉しそうにセルシアは微笑む。
付き合うようになってから変わったことも沢山あるが、敬語じゃなくなったことは大きい。
「着てきてくれて嬉しいよ」
『約束したから。
次のデートの時に着て来るって』
ロイは優しく微笑んでセルシアを見つめる。
「今日は少し遠出しようか」
『…大丈夫?』
「君といれば疲れなんて吹き飛ぶよ」
『‥‥もう』
恥ずかしそうにセルシアが笑う。
『遠出って、どこに行くの?』
「着いてからのお楽しみだよ」
『むぅ~』
セルシアは唇を尖らせる。
一瞬の隙にロイが唇にキスをする。
『んっ…』
「ご馳走様」
『‥‥っ‥』
セルシアは頬を赤らめた。
ロイが立ち止まり、目の前にあるのは車。
『これ‥‥どうしたんですか?』
「買った」
『いつの間に…』
「軍の車ではさすがに雰囲気が出ないし。
格好悪いだろう?」
クスクスとセルシアは笑う。
『ロイさんらしいですね』
「プライベート用に車を持っていてもいいかと思ってね。
君専用の車だ」
『…私専用?』
不思議そうにセルシアは首を傾げる。
「助手席にはセルシアしか乗せない。
迎えに来てと電話を貰えればどこにだって迎えに行くよ」
『ロイさん…』
ロイの頬にキスし、抱きついた。
『初めてのドライブ。
嬉しいです』
「あぁ、行こうか。
また敬語になっているぞ」
『あ‥‥』
たまに敬語に戻ってしまう傾向がある。
ずっと敬語で話していたので癖になっているのだろう。
君はいつだって私を一番に考え、理解しようとしてくれていた。
そんな君が愛しくて大切に想うのに時間はかからなかった。
ただ、付き合うまでに葛藤があって乗り越えるのに時間がかかってしまった。
それでも君は待っていてくれた。
泣き顔も笑顔も寝顔も、どんな君もすべてが愛しくてたまらなく愛しくて仕方がない。
ここまで誰かを愛しいと想ったことはなかった。
こんな風に誰かを愛する気持ちを初めて知った。
ついていこうと直感で思った時はまだ憧れだった。
触れられる度に嬉しくて幸せで胸が高鳴った。
接する度に優しさを感じた。
憧れが愛情に変わるまで時間はかからなかった。
誰よりも愛してます、心から‥‥。
久々に休暇がやっと取れてデートの約束をした。
ロイは内緒で買った指輪をポケットに忍ばせ、口元が緩む。
『ロイさんっ!
ごめんなさい、待った!!?』
「いや‥‥今来たとこだよ。
しかし、珍しいね。
君が遅れるなんて」
『あ、いえ、その…っ』
「…ナンパ?
変なことされなかったかい?」
ロイに頬をなでられ、恥ずかしそうにしながらもセルシアは頷いた。
「それなら、よかった。
君の部屋まで迎えに行けばよかったな」
『デートっぽくないから嫌です。
待ち合わせがいい』
「まったく、君は…」
ロイは苦笑いを浮かべた。
『ロイさん…?』
「いや、可愛いなと思ってね」
カアァッとセルシアは頬を赤らめた。
付き合ってからも可愛いと言われるだけで照れてしまう。
未だに初々しいセルシアが愛しくてたまらない。
ロイはセルシアに手を差し出す。
「さあ、行こうか」
『…はい』
手を繋いで歩く、ただそれだけで嬉しくなる。
「その花柄のワンピース、よく似合ってるよ」
『ありがとう!
この前、デートでロイさんが買ってくれたワンピースなの』
嬉しそうにセルシアは微笑む。
付き合うようになってから変わったことも沢山あるが、敬語じゃなくなったことは大きい。
「着てきてくれて嬉しいよ」
『約束したから。
次のデートの時に着て来るって』
ロイは優しく微笑んでセルシアを見つめる。
「今日は少し遠出しようか」
『…大丈夫?』
「君といれば疲れなんて吹き飛ぶよ」
『‥‥もう』
恥ずかしそうにセルシアが笑う。
『遠出って、どこに行くの?』
「着いてからのお楽しみだよ」
『むぅ~』
セルシアは唇を尖らせる。
一瞬の隙にロイが唇にキスをする。
『んっ…』
「ご馳走様」
『‥‥っ‥』
セルシアは頬を赤らめた。
ロイが立ち止まり、目の前にあるのは車。
『これ‥‥どうしたんですか?』
「買った」
『いつの間に…』
「軍の車ではさすがに雰囲気が出ないし。
格好悪いだろう?」
クスクスとセルシアは笑う。
『ロイさんらしいですね』
「プライベート用に車を持っていてもいいかと思ってね。
君専用の車だ」
『…私専用?』
不思議そうにセルシアは首を傾げる。
「助手席にはセルシアしか乗せない。
迎えに来てと電話を貰えればどこにだって迎えに行くよ」
『ロイさん…』
ロイの頬にキスし、抱きついた。
『初めてのドライブ。
嬉しいです』
「あぁ、行こうか。
また敬語になっているぞ」
『あ‥‥』
たまに敬語に戻ってしまう傾向がある。
ずっと敬語で話していたので癖になっているのだろう。