酔っ払いの仔猫
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グラマン将軍主催の仮装パーティーは東方司令部内で既に噂の的だ。
「どんな仮装する?
本格的な仮装しないとダメなのかな」
「それよりさ、給料前だから無料で食えるのは助かる~」
「あははっ!
確かに言えてる」
仮装やパーティー内容まで様々な噂が流れていた。
「金はまとめて渡すから自分達で用意しろよ?」
「はーい」
「ありがとうございます!」
(…こういう時だけ返事がいいんだから)
大佐は呆れたようにため息をつく。
『中尉は何の仮装にするの?』
「まだ特に決めていませんが…」
『あれ、楽しみじゃない?』
「楽しみにしているのはグラマン将軍を除いたら中佐くらいですよ」
『え~っ…
大佐も楽しみではありませんか?』
「あ、いや‥‥」
上目遣いでセルシアが大佐を見つめる。
「も、もちろん楽しみだよ。
セルシアの可愛らしい仮装が」
(…中佐に大佐が負けた)
(それ、意味合いが違ってますけど‥‥)
ハボック達は苦笑いを浮かべる。
仕事を終えるといつものように大佐と共に帰る。
最初は帰りが遅くなった時や天候が悪い時だけだったが、今は用事がない限りはいつも一緒。
「…2人で過ごせなくなったな」
『そうですね。
でも、いいじゃないですか。
ハロウィンの仮装パーティー、楽しそうですし。
私もロイさんと2人で過ごしたかったですけど。
また来年ありますし。
それとも、来年は一緒に過ごしてはくれませんか?』
「まさか。
凄い口説く文句だな、それは」
『そ、そういうつもりじゃ‥ッ‥』
「分かっているよ。
代わりと言う訳ではないが、今日どうだね?」
『いいですよ』
流れで大佐の家にお泊まりすることもある。
それでも決してキス以上はせず、抱き合って寝るだけ。
(‥‥よく我慢できていると自分で褒めたいよ)
セルシアの手料理を食べて、数時間一緒に過ごした後に睡眠。
隣でスヤスヤと寝ているセルシアを見て思わず苦笑いを浮かべる。
ハロウィン当日。
グラマン将軍主催の仮装パーティー。
「中尉、その格好は…」
「##NAME2##中佐に渡されたのよ。
仮装しないとダメだって。
一応、魔女なんだけど…
似合わないかしら」
「あ、いえ、いつもと違いすぎて…」
「びっくりしましたよ」
「似合いますよ、中尉」
「ありがとう」
中尉は黒のロングワンピースと黒のマント、今日は銃ではなくて箒を手にしてる。
「小道具付きなんですね」
「魔女っぽくないからってグラマン将軍に…」
(2人に見事にやられちゃった訳っスか)
ハボック達は苦笑いを浮かべる。
「そういうあなた達は?」
「俺は狼男っス。
いい感じだと思うんですけどね」
「見ての通り、ミイラ男です」
「フライケンシュタインを…」
「僕は少尉達が面白がって海賊に‥‥」
「ふふっ、いいわね。
意外とみんな似合ってるわ」
ハボックは狼男、ブレダはミイラ男、ファルマンはフランケンシュタイン、フュリーは海賊の仮装をそれぞれしていた。
会場には着いているらしいのだが、大佐とセルシアの姿だけが見えない。
会場の更衣室で着替えるので誰がどんな仮装をするのかは分からない。
同じような仮装をしている場合もある。
廊下に足音が響き、扉を開けて会場に入る。
「おまえら、ちゃんと仮装してるな。
フュリーは海賊か。
いいじゃないか」
「そ、そうでしょうか」
「中尉は魔女か。
もしかして、セルシアに?」
「あ、はい」
「何で分かるんですか?」
「セルシアが魔女がどうこうと言ってたから」
(…それで分かるのは大佐くらいですよι)
中尉達の仮装姿を見て楽しそうに大佐は笑っていた。
後ろから声がして振り返る。
『にゃあ~…』
「セルシア‥‥その格好は」
『猫です』
黒の猫耳と尻尾、露出度の高いミニスカの黒のワンピース、鈴付きの首輪もしている。
予想外のセルシアの仮装に驚くが、大佐は抱きつく。
「大佐!!?
何をしているんですか!」
「…ミニスカ」
『はい、お望みでしたので』
((遂に大佐も我慢出来ずに欲情!!?))
無抵抗で大佐に笑顔を向けるセルシア。
「どんな仮装する?
本格的な仮装しないとダメなのかな」
「それよりさ、給料前だから無料で食えるのは助かる~」
「あははっ!
確かに言えてる」
仮装やパーティー内容まで様々な噂が流れていた。
「金はまとめて渡すから自分達で用意しろよ?」
「はーい」
「ありがとうございます!」
(…こういう時だけ返事がいいんだから)
大佐は呆れたようにため息をつく。
『中尉は何の仮装にするの?』
「まだ特に決めていませんが…」
『あれ、楽しみじゃない?』
「楽しみにしているのはグラマン将軍を除いたら中佐くらいですよ」
『え~っ…
大佐も楽しみではありませんか?』
「あ、いや‥‥」
上目遣いでセルシアが大佐を見つめる。
「も、もちろん楽しみだよ。
セルシアの可愛らしい仮装が」
(…中佐に大佐が負けた)
(それ、意味合いが違ってますけど‥‥)
ハボック達は苦笑いを浮かべる。
仕事を終えるといつものように大佐と共に帰る。
最初は帰りが遅くなった時や天候が悪い時だけだったが、今は用事がない限りはいつも一緒。
「…2人で過ごせなくなったな」
『そうですね。
でも、いいじゃないですか。
ハロウィンの仮装パーティー、楽しそうですし。
私もロイさんと2人で過ごしたかったですけど。
また来年ありますし。
それとも、来年は一緒に過ごしてはくれませんか?』
「まさか。
凄い口説く文句だな、それは」
『そ、そういうつもりじゃ‥ッ‥』
「分かっているよ。
代わりと言う訳ではないが、今日どうだね?」
『いいですよ』
流れで大佐の家にお泊まりすることもある。
それでも決してキス以上はせず、抱き合って寝るだけ。
(‥‥よく我慢できていると自分で褒めたいよ)
セルシアの手料理を食べて、数時間一緒に過ごした後に睡眠。
隣でスヤスヤと寝ているセルシアを見て思わず苦笑いを浮かべる。
ハロウィン当日。
グラマン将軍主催の仮装パーティー。
「中尉、その格好は…」
「##NAME2##中佐に渡されたのよ。
仮装しないとダメだって。
一応、魔女なんだけど…
似合わないかしら」
「あ、いえ、いつもと違いすぎて…」
「びっくりしましたよ」
「似合いますよ、中尉」
「ありがとう」
中尉は黒のロングワンピースと黒のマント、今日は銃ではなくて箒を手にしてる。
「小道具付きなんですね」
「魔女っぽくないからってグラマン将軍に…」
(2人に見事にやられちゃった訳っスか)
ハボック達は苦笑いを浮かべる。
「そういうあなた達は?」
「俺は狼男っス。
いい感じだと思うんですけどね」
「見ての通り、ミイラ男です」
「フライケンシュタインを…」
「僕は少尉達が面白がって海賊に‥‥」
「ふふっ、いいわね。
意外とみんな似合ってるわ」
ハボックは狼男、ブレダはミイラ男、ファルマンはフランケンシュタイン、フュリーは海賊の仮装をそれぞれしていた。
会場には着いているらしいのだが、大佐とセルシアの姿だけが見えない。
会場の更衣室で着替えるので誰がどんな仮装をするのかは分からない。
同じような仮装をしている場合もある。
廊下に足音が響き、扉を開けて会場に入る。
「おまえら、ちゃんと仮装してるな。
フュリーは海賊か。
いいじゃないか」
「そ、そうでしょうか」
「中尉は魔女か。
もしかして、セルシアに?」
「あ、はい」
「何で分かるんですか?」
「セルシアが魔女がどうこうと言ってたから」
(…それで分かるのは大佐くらいですよι)
中尉達の仮装姿を見て楽しそうに大佐は笑っていた。
後ろから声がして振り返る。
『にゃあ~…』
「セルシア‥‥その格好は」
『猫です』
黒の猫耳と尻尾、露出度の高いミニスカの黒のワンピース、鈴付きの首輪もしている。
予想外のセルシアの仮装に驚くが、大佐は抱きつく。
「大佐!!?
何をしているんですか!」
「…ミニスカ」
『はい、お望みでしたので』
((遂に大佐も我慢出来ずに欲情!!?))
無抵抗で大佐に笑顔を向けるセルシア。