酔っ払いの仔猫
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
東方司令部―――…
執務室に入ると挨拶より先にセルシアは大佐に抱きつく。
「おっ?
どうした?
おはよう、セルシア」
『…おはようございます』
「随分と朝から積極的だな」
『………。』
「冗談はさておき、どうしたんだ?」
『‥‥寒い』
「あぁ、今日は一段と風が冷たかったな」
(いやいや、理由になってないし!)
(寒い=大佐にくっつく…その意味は?
な、謎だ‥‥)
いつもながら朝からの甘い雰囲気にため息をつく。
「おいで、セルシア」
『…何ですか?』
「寒いなら暖めてあげるから」
ポンポンと大佐が自分の膝を叩く。
よほど寒いのか、ちょこんと素直に大佐の膝に座り、甘えるようにぴったりと腕にくっつく。
ぎゅうっと抱き締められるとセルシアは嬉しそうに微笑む。
抱き締めている大佐も幸せそうに微笑んでいた。
「暖かい?」
『はい、暖かいからもうちょっとだけ…』
「何時間でも望むなら」
「大佐、中佐、イチャつかないで仕事してください」
中尉が呆れたようにため息をつく。
甘い雰囲気を朝から漂わせながらも未だに付き合ってないから不思議だ。
確実に互いに好意を抱いているのは周囲も本人達も分かっているはずなのに…。
結局は本人達次第なので口出しする訳もいかず、黙って見守るだけ。
銃で脅され、慌てて離れて仕事を開始するのだった。
「マスタングくんっ!!」
「「うわぁ!!?」」
「おわっ!
グラマン将軍、どうかしましたか?」
「ノックくらいしてください、グラマン将軍」
『お菓子食べますか、グラマン将軍』
「##NAME2##中佐…ι」
勢いよくドアを開けて現れたグラマン将軍に注意する中尉。
その一方でマイペースなセルシア。
「あ、頂くよ。
ありがとう、##NAME2##中佐」
にっこりとセルシアは微笑む。
「それで、どうしたんですか?」
「もうすぐハロウィンだよね?」
「は、はい?
そ、そうですね。
それが何か関係あるんですか?」
「大ありだよ!!
ハロウィンといえばイベント!」
「あ、あの…
話が見えないのですが‥‥」
戸惑いながら大佐はグラマン将軍を見つめた。
何故かグラマン将軍は上機嫌。
「ハロウィンといえば、仮装パーティーじゃない!」
「言い切られましても…
そ、そうなんですか?」
「そうなんだよ!
だから、仮装パーティー開くよ!!」
「はい!!?」
『軍で仮装パーティーですか?』
「うん、そうだよ。
会場や料理は任せておいてよ!
仮装して絶対参加だからね!!」
「えっ!!?
ちょッ、もう決定事項なんですか!!?」
『…仕事は?』
「大丈夫、適当に終わらせて来なよ。
優秀な国家錬金術師さんが2人もいるんだし、大丈夫でしょう?
優秀な中尉もいるんだし」
「国家錬金術師は無関係なような…」
『はい、戦うのなら分かりますけど‥‥』
嵐のように現れ、嵐のように去って行くグラマン将軍。
「…決定事項なんだよな?」
『みたいですね』
「まぁ、グラマン将軍はお祭り好きですから」
「楽しそうではありますけどね」
「というか、仮装って自腹かよ!!?」
「大佐、俺等は自腹で無理っスよ!!?
そんな余裕ないっス!」
ハボック達が大佐に訴える。
ハボック達の様子に大佐は苦笑いし、セルシアと顔を見合わせた。
「やれやれ…
グラマン将軍にも困ったものだな」
「仮装パーティー、全員参加ですよね?」
『中尉は嫌なの?』
「嫌に決まってます。
仮装ですよ?」
「中佐は嫌じゃないんですか?」
『ハロウィンの美味しいお菓子が食べれるかなぁって』
「「‥‥‥ι」」
「仮装するのはいいんですか?」
『可愛い格好できるし、別にいいんじゃない?』
平然と言い放つセルシア。
『大佐、仮装は何にしましょうね』
「絶対にミニスカ!
そして、私の元から離れるな!!」
『は~い!』
「「‥‥‥ι」」
『大佐はどんな仮装します?
どの仮装でも似合いますけど##4X##』
楽しそうにセルシアは大佐の腕にくっつく。
「だから、仮装する金が…」
「分かった、分かった。
金は出してやるから喚くな」
苦笑いして大佐はハボック達に言う。
執務室に入ると挨拶より先にセルシアは大佐に抱きつく。
「おっ?
どうした?
おはよう、セルシア」
『…おはようございます』
「随分と朝から積極的だな」
『………。』
「冗談はさておき、どうしたんだ?」
『‥‥寒い』
「あぁ、今日は一段と風が冷たかったな」
(いやいや、理由になってないし!)
(寒い=大佐にくっつく…その意味は?
な、謎だ‥‥)
いつもながら朝からの甘い雰囲気にため息をつく。
「おいで、セルシア」
『…何ですか?』
「寒いなら暖めてあげるから」
ポンポンと大佐が自分の膝を叩く。
よほど寒いのか、ちょこんと素直に大佐の膝に座り、甘えるようにぴったりと腕にくっつく。
ぎゅうっと抱き締められるとセルシアは嬉しそうに微笑む。
抱き締めている大佐も幸せそうに微笑んでいた。
「暖かい?」
『はい、暖かいからもうちょっとだけ…』
「何時間でも望むなら」
「大佐、中佐、イチャつかないで仕事してください」
中尉が呆れたようにため息をつく。
甘い雰囲気を朝から漂わせながらも未だに付き合ってないから不思議だ。
確実に互いに好意を抱いているのは周囲も本人達も分かっているはずなのに…。
結局は本人達次第なので口出しする訳もいかず、黙って見守るだけ。
銃で脅され、慌てて離れて仕事を開始するのだった。
「マスタングくんっ!!」
「「うわぁ!!?」」
「おわっ!
グラマン将軍、どうかしましたか?」
「ノックくらいしてください、グラマン将軍」
『お菓子食べますか、グラマン将軍』
「##NAME2##中佐…ι」
勢いよくドアを開けて現れたグラマン将軍に注意する中尉。
その一方でマイペースなセルシア。
「あ、頂くよ。
ありがとう、##NAME2##中佐」
にっこりとセルシアは微笑む。
「それで、どうしたんですか?」
「もうすぐハロウィンだよね?」
「は、はい?
そ、そうですね。
それが何か関係あるんですか?」
「大ありだよ!!
ハロウィンといえばイベント!」
「あ、あの…
話が見えないのですが‥‥」
戸惑いながら大佐はグラマン将軍を見つめた。
何故かグラマン将軍は上機嫌。
「ハロウィンといえば、仮装パーティーじゃない!」
「言い切られましても…
そ、そうなんですか?」
「そうなんだよ!
だから、仮装パーティー開くよ!!」
「はい!!?」
『軍で仮装パーティーですか?』
「うん、そうだよ。
会場や料理は任せておいてよ!
仮装して絶対参加だからね!!」
「えっ!!?
ちょッ、もう決定事項なんですか!!?」
『…仕事は?』
「大丈夫、適当に終わらせて来なよ。
優秀な国家錬金術師さんが2人もいるんだし、大丈夫でしょう?
優秀な中尉もいるんだし」
「国家錬金術師は無関係なような…」
『はい、戦うのなら分かりますけど‥‥』
嵐のように現れ、嵐のように去って行くグラマン将軍。
「…決定事項なんだよな?」
『みたいですね』
「まぁ、グラマン将軍はお祭り好きですから」
「楽しそうではありますけどね」
「というか、仮装って自腹かよ!!?」
「大佐、俺等は自腹で無理っスよ!!?
そんな余裕ないっス!」
ハボック達が大佐に訴える。
ハボック達の様子に大佐は苦笑いし、セルシアと顔を見合わせた。
「やれやれ…
グラマン将軍にも困ったものだな」
「仮装パーティー、全員参加ですよね?」
『中尉は嫌なの?』
「嫌に決まってます。
仮装ですよ?」
「中佐は嫌じゃないんですか?」
『ハロウィンの美味しいお菓子が食べれるかなぁって』
「「‥‥‥ι」」
「仮装するのはいいんですか?」
『可愛い格好できるし、別にいいんじゃない?』
平然と言い放つセルシア。
『大佐、仮装は何にしましょうね』
「絶対にミニスカ!
そして、私の元から離れるな!!」
『は~い!』
「「‥‥‥ι」」
『大佐はどんな仮装します?
どの仮装でも似合いますけど##4X##』
楽しそうにセルシアは大佐の腕にくっつく。
「だから、仮装する金が…」
「分かった、分かった。
金は出してやるから喚くな」
苦笑いして大佐はハボック達に言う。