第⑤話
夢小説設定
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多忙の中でロイは自分達だけの為に計画をして実行してくれたのだ。
「大総統…
いえ、マスタングさん。
ありがとうございます。
とても嬉しいです。
ただ、本当に驚いたんですよ」
「嬉しいに決まってるじゃないですか」
「ありがとうございます、大総統」
それぞれが嬉しさを表現し、ロイは嬉しそうに照れたように、笑みを浮かべた。
「それならいい。
注文は決まったのか?」
「ある程度は…」
「どれが美味しいんですか?」
「そうだな、これなんて絶品だな」
「当たり前だけど来たことないんでオススメを注文してくださいよ」
「酒はこれと、あとコレも!」
楽しそうに自然と会話も弾む。
ロイが慣れた様子で注文を済まし、待ってる間に他愛ない会話をする。
「今のうちに渡しておこうか」
どこに隠し持っていたのか、ロイは紙袋を取り出す。
1人ずつにそれぞれ手渡す。
大きさなど全員が異なるものだった。
「何なんっスか?」
「私からのプレゼントだ。
君達には感謝しきれないものがある。
今言わなければ後悔すると思うから。
私が未熟なせいで君達を巻き込んだのに、見捨てずについて来てくれてありがとう」
照れくさそうに苦笑いを浮かべながらも、嬉しく思う。
「今この地位に居れるのも君達が1人でも欠けたら成立していなかった。
もちろん、君達だけではなく、ヒューズ達にも感謝しているが。
特に君達は頑張ってくれたから。
ここでリセットをしたいんだ」
「「リセット?」」
驚いた様子でロイを見つめた。
「あ、いや、言葉がおかしいな。
リセットというのとは違うんだが。
今までのことはもちろん忘れない。
忘れてはいけない事実だ。
それを胸に大総統としてゼロから再び、君達と共に歩んでいきたいと思ってる」
「大総統…」
「言葉だけでも物だけでも嫌なんだ。
うまく言えないんだが、どうやったら感謝を表せるだろうかと。
不器用でもいいから自分なりに伝えたかった。
少しでも、伝わったかな」
照れたようにロイは笑みを浮かべる。
満面の笑みを浮かべ、ロイを見つめた。
「十分すぎるっスよ!」
「本当に貴方は変わってない」
「たとえ地獄の果てになろうと、ずっとこれからも貴方についていきます」
「こちらこそ、見捨てずにいてくださってありがとうございます!」
「…はい」
「フュリー、なに泣いてんだよ」
「な、泣いて…ませんっ!
だっ、て…僕は、ずっと役立たずで‥‥
それなのに…!」
「私は役立たずなんて思ったことは一度だってないよ」
「大総統‥‥」
フュリーは涙を拭い、ハボックとブレダが軽く肩を叩く。
「それぞれの得意分野がある。
リザ・ホークアイは鷹の眼と異名を持つ銃の腕前と観察力に気遣い」
ロイの発言にリザは優しい微笑みを浮かべる。
「ジャン・ハボックは頭はよくないが、ホークアイには劣るが、観察力もあり、戦闘能力は優れている」
「…頭はよくないは余計ですよ。
まぁ、事実なんっスけど」
ハボックが苦笑いを浮かべた。
ロイは優しい笑みを浮かべていた。
「ハイマンス・ブレダは見た目とは裏腹に頭脳派で調査や情報収集には最適」
「見た目って…」
「その見た目からは誰も頭脳派とは思わねぇからな」
見た目からは想像できないが、士官学校を主席で卒業する程の優秀な持ち主だ。
頭脳的な面ではロイには劣るのだが…。
「ヴァトー・ファルマンは高い記憶力で、正確な記憶し、すぐさま照合できる能力には何度も助けられた」
「良すぎる記憶も貴方をサポートできる鍵になった。
私なんかを使ってくださるのは大総統だけですよ」
「ケイン・フュリーは確かに戦闘能力は高くないが、通信系の技術においては助かったよ。
表がすべてではない。
影で君が行動してくれたから、掴めた情報も多々あった。
異動後は人間的にも成長して君は私の元に戻って来てくれた。
君はまだまだ成長するだろう。
様々な経験や知識を得て…」
「ありがとうございます」
上官で自分に目を止めてくれたのはロイだけだった。
「大総統…
いえ、マスタングさん。
ありがとうございます。
とても嬉しいです。
ただ、本当に驚いたんですよ」
「嬉しいに決まってるじゃないですか」
「ありがとうございます、大総統」
それぞれが嬉しさを表現し、ロイは嬉しそうに照れたように、笑みを浮かべた。
「それならいい。
注文は決まったのか?」
「ある程度は…」
「どれが美味しいんですか?」
「そうだな、これなんて絶品だな」
「当たり前だけど来たことないんでオススメを注文してくださいよ」
「酒はこれと、あとコレも!」
楽しそうに自然と会話も弾む。
ロイが慣れた様子で注文を済まし、待ってる間に他愛ない会話をする。
「今のうちに渡しておこうか」
どこに隠し持っていたのか、ロイは紙袋を取り出す。
1人ずつにそれぞれ手渡す。
大きさなど全員が異なるものだった。
「何なんっスか?」
「私からのプレゼントだ。
君達には感謝しきれないものがある。
今言わなければ後悔すると思うから。
私が未熟なせいで君達を巻き込んだのに、見捨てずについて来てくれてありがとう」
照れくさそうに苦笑いを浮かべながらも、嬉しく思う。
「今この地位に居れるのも君達が1人でも欠けたら成立していなかった。
もちろん、君達だけではなく、ヒューズ達にも感謝しているが。
特に君達は頑張ってくれたから。
ここでリセットをしたいんだ」
「「リセット?」」
驚いた様子でロイを見つめた。
「あ、いや、言葉がおかしいな。
リセットというのとは違うんだが。
今までのことはもちろん忘れない。
忘れてはいけない事実だ。
それを胸に大総統としてゼロから再び、君達と共に歩んでいきたいと思ってる」
「大総統…」
「言葉だけでも物だけでも嫌なんだ。
うまく言えないんだが、どうやったら感謝を表せるだろうかと。
不器用でもいいから自分なりに伝えたかった。
少しでも、伝わったかな」
照れたようにロイは笑みを浮かべる。
満面の笑みを浮かべ、ロイを見つめた。
「十分すぎるっスよ!」
「本当に貴方は変わってない」
「たとえ地獄の果てになろうと、ずっとこれからも貴方についていきます」
「こちらこそ、見捨てずにいてくださってありがとうございます!」
「…はい」
「フュリー、なに泣いてんだよ」
「な、泣いて…ませんっ!
だっ、て…僕は、ずっと役立たずで‥‥
それなのに…!」
「私は役立たずなんて思ったことは一度だってないよ」
「大総統‥‥」
フュリーは涙を拭い、ハボックとブレダが軽く肩を叩く。
「それぞれの得意分野がある。
リザ・ホークアイは鷹の眼と異名を持つ銃の腕前と観察力に気遣い」
ロイの発言にリザは優しい微笑みを浮かべる。
「ジャン・ハボックは頭はよくないが、ホークアイには劣るが、観察力もあり、戦闘能力は優れている」
「…頭はよくないは余計ですよ。
まぁ、事実なんっスけど」
ハボックが苦笑いを浮かべた。
ロイは優しい笑みを浮かべていた。
「ハイマンス・ブレダは見た目とは裏腹に頭脳派で調査や情報収集には最適」
「見た目って…」
「その見た目からは誰も頭脳派とは思わねぇからな」
見た目からは想像できないが、士官学校を主席で卒業する程の優秀な持ち主だ。
頭脳的な面ではロイには劣るのだが…。
「ヴァトー・ファルマンは高い記憶力で、正確な記憶し、すぐさま照合できる能力には何度も助けられた」
「良すぎる記憶も貴方をサポートできる鍵になった。
私なんかを使ってくださるのは大総統だけですよ」
「ケイン・フュリーは確かに戦闘能力は高くないが、通信系の技術においては助かったよ。
表がすべてではない。
影で君が行動してくれたから、掴めた情報も多々あった。
異動後は人間的にも成長して君は私の元に戻って来てくれた。
君はまだまだ成長するだろう。
様々な経験や知識を得て…」
「ありがとうございます」
上官で自分に目を止めてくれたのはロイだけだった。