第⑤話
夢小説設定
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ロイを起こさないようにリザとアルは仕事をしていた。
「「あ…」」
ノックが聞こえ、リザとアルは顔を見合わせてロイに視線を移した。
「あれ、この声…」
「安心みたいね」
入室して来た人物を見て安堵した。
「ありゃ、寝てんのか?」
「ヒューズ将軍」
「仕事は済ませてますし」
「安心して寝ちゃってんなぁ。
リザちゃんとアルが補佐官だからかな」
「僕はともかく、リザさんにはそうだと思います」
「アルにも安心してると俺は思うけどな。
報告書を届けに来たんだが…」
「早いですね」
「わざわざ大総統が来たんだからって、急かされた‥‥」
それは安易に想像が出来、苦笑いを浮かべた。
「悪いけど、起こすぞ?」
「あ、はい」
「仕事なら仕方ないですね。
もう少し寝かせてあげたかったんですけど…」
「アル‥‥何気にロイを甘やかしてないか?」
「甘やかしてもらってはいますが?」
「いや、そうじゃなくてさ。
まぁ、いいか」
天然と感じたヒューズは諦めた。
ロイの肩を軽く揺らして起こそうとするが、起きない。
「ロイ、起きてくれよ。
まだ仕事残ってんだよ~」
「仕事中は眠りが浅いはずなのに珍しいですね」
「リザちゃん、ロイにキスをしてくれ。
そうしたら起きるから」
「何を言っているんですか!!」
真っ赤になってリザは叫ぶ。
「そんなに照れなくても…」
「照れてませんっ!
何で私が大総統とキスをしなくてはならないんですか!!」
恥ずかしさを隠すようにリザはヒューズに不満そうに言う。
「マスタングさん、起きてください」
それを横目にアルがロイを起こす。
「んんっ…
アル…?
あぁ、すまない。
寝てた‥‥」
「いえ、大丈夫ですよ」
「…親友の俺よりアルかよ。
おまえという奴は」
「何の話だ?」
微かに顔を歪め、ロイはヒューズを見た。
寝ていたロイが分かるはずもない。
「ホークアイ、眠気覚ましにコーヒーを淹れてくれ」
「分かりました」
リザはコーヒーを淹れに行く。
ヒューズは不満と言うよりも、からかっているのだろう。
「俺が起こした時はピクリともしなかったくせによ~。
アルが起こしたらすぐ起きたんだよ」
「…そうなのか?」
「あ、はい。
大総統じゃなく、マスタングさんと呼んだからだと思います」
「俺だってロイって呼んだぞ?」
「いつも呼んでるじゃないですか」
「何だかなぁ…」
「コホンッ!
話があるんだろ、ヒューズ」
照れたようにロイは苦笑いする。
「あぁ、報告書。
遊具はこれにしたんだよ。
エリシアに電話したらな、これがいいって言うからよ!
あの公園は利用するから“パパ、すご~い”って言われちまってさ!」
「おまえなぁ…」
呆れたようにヒューズをロイが見ていて、アルは苦笑いする。
「まぁ、いいか。
エリシアが欲しいものは子供達が喜ぶものだろうし。
安全性に問題はないんだろうな?」
「もちろん、安全性の確認はしてある。
設置場所なんだけどな、この辺りに考えてる」
「あぁ、いいな」
公園の地図を見ながらロイとヒューズは話す。
花の種も何種類か用意しておくようにロイはヒューズに話す。
「花の種か。
俺、花には詳しくないぞ?」
「グレイシアがいるだろう」
「あぁ、そういうことか。
適当に選んでもらうよ。
植える時にはグレイシアとエリシアを連れて行くからな」
「勝手にしろ」
「あ、そうそう」
「なんだ?」
「エリシアなんだけどさ~」
ヒューズのいつもの愛娘自慢が始まった。
「大総統、コーヒーを…」
ヒューズの自慢にうんざりしているロイとアルの姿にリザはヒューズを見てため息をつく。
ロイに自慢するだけでは足りず、アルまで巻き込んでいた。
「ヒューズ将軍、いい加減にしてください。
可愛い娘さんと美しい奥さんはもう分かりましたから」
「もう聞き飽きた」
「また今度…」
それでもヒューズは言い足りないらしい。
「おまえの大切な写真を燃やすぞ?」
「悪魔か、おまえは!!」
「おまえがしつこいんだ!」
不満そうにロイがヒューズに怒鳴る。
「「あ…」」
ノックが聞こえ、リザとアルは顔を見合わせてロイに視線を移した。
「あれ、この声…」
「安心みたいね」
入室して来た人物を見て安堵した。
「ありゃ、寝てんのか?」
「ヒューズ将軍」
「仕事は済ませてますし」
「安心して寝ちゃってんなぁ。
リザちゃんとアルが補佐官だからかな」
「僕はともかく、リザさんにはそうだと思います」
「アルにも安心してると俺は思うけどな。
報告書を届けに来たんだが…」
「早いですね」
「わざわざ大総統が来たんだからって、急かされた‥‥」
それは安易に想像が出来、苦笑いを浮かべた。
「悪いけど、起こすぞ?」
「あ、はい」
「仕事なら仕方ないですね。
もう少し寝かせてあげたかったんですけど…」
「アル‥‥何気にロイを甘やかしてないか?」
「甘やかしてもらってはいますが?」
「いや、そうじゃなくてさ。
まぁ、いいか」
天然と感じたヒューズは諦めた。
ロイの肩を軽く揺らして起こそうとするが、起きない。
「ロイ、起きてくれよ。
まだ仕事残ってんだよ~」
「仕事中は眠りが浅いはずなのに珍しいですね」
「リザちゃん、ロイにキスをしてくれ。
そうしたら起きるから」
「何を言っているんですか!!」
真っ赤になってリザは叫ぶ。
「そんなに照れなくても…」
「照れてませんっ!
何で私が大総統とキスをしなくてはならないんですか!!」
恥ずかしさを隠すようにリザはヒューズに不満そうに言う。
「マスタングさん、起きてください」
それを横目にアルがロイを起こす。
「んんっ…
アル…?
あぁ、すまない。
寝てた‥‥」
「いえ、大丈夫ですよ」
「…親友の俺よりアルかよ。
おまえという奴は」
「何の話だ?」
微かに顔を歪め、ロイはヒューズを見た。
寝ていたロイが分かるはずもない。
「ホークアイ、眠気覚ましにコーヒーを淹れてくれ」
「分かりました」
リザはコーヒーを淹れに行く。
ヒューズは不満と言うよりも、からかっているのだろう。
「俺が起こした時はピクリともしなかったくせによ~。
アルが起こしたらすぐ起きたんだよ」
「…そうなのか?」
「あ、はい。
大総統じゃなく、マスタングさんと呼んだからだと思います」
「俺だってロイって呼んだぞ?」
「いつも呼んでるじゃないですか」
「何だかなぁ…」
「コホンッ!
話があるんだろ、ヒューズ」
照れたようにロイは苦笑いする。
「あぁ、報告書。
遊具はこれにしたんだよ。
エリシアに電話したらな、これがいいって言うからよ!
あの公園は利用するから“パパ、すご~い”って言われちまってさ!」
「おまえなぁ…」
呆れたようにヒューズをロイが見ていて、アルは苦笑いする。
「まぁ、いいか。
エリシアが欲しいものは子供達が喜ぶものだろうし。
安全性に問題はないんだろうな?」
「もちろん、安全性の確認はしてある。
設置場所なんだけどな、この辺りに考えてる」
「あぁ、いいな」
公園の地図を見ながらロイとヒューズは話す。
花の種も何種類か用意しておくようにロイはヒューズに話す。
「花の種か。
俺、花には詳しくないぞ?」
「グレイシアがいるだろう」
「あぁ、そういうことか。
適当に選んでもらうよ。
植える時にはグレイシアとエリシアを連れて行くからな」
「勝手にしろ」
「あ、そうそう」
「なんだ?」
「エリシアなんだけどさ~」
ヒューズのいつもの愛娘自慢が始まった。
「大総統、コーヒーを…」
ヒューズの自慢にうんざりしているロイとアルの姿にリザはヒューズを見てため息をつく。
ロイに自慢するだけでは足りず、アルまで巻き込んでいた。
「ヒューズ将軍、いい加減にしてください。
可愛い娘さんと美しい奥さんはもう分かりましたから」
「もう聞き飽きた」
「また今度…」
それでもヒューズは言い足りないらしい。
「おまえの大切な写真を燃やすぞ?」
「悪魔か、おまえは!!」
「おまえがしつこいんだ!」
不満そうにロイがヒューズに怒鳴る。