小さな黒犬
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これだけ食べれないと体力もだが、痩せてしまう。
「…どう?」
「これならへぇき。
食べれる!」
「よかったわ。
ゆっくり食べなさい」
「原因は?」
「ハッキリとは分からないですが、香辛料かもしれませんね。
全部ではないみたいです。
あとは魚の脂も苦手みたい」
「確かにあの時も魚が入っていたな」
少しずつ原因を把握して食べれるものも増えていった。
「母様。
食べていい?」
「食事前だから果物は少しにするんですよ」
「はぁ〜い」
「シリウス。
行儀悪いから座りなさい」
「ふぁい…」
両親は“記憶喪失”は嘘だと最初から気がついていたが、愛情不足だと自覚して指摘しなかった。
「美味しいかい?」
「…ん」
頭を撫でられるのは気恥ずかしくも嬉しい幼いシリウスだった。
-END-
2023.8.28
「…どう?」
「これならへぇき。
食べれる!」
「よかったわ。
ゆっくり食べなさい」
「原因は?」
「ハッキリとは分からないですが、香辛料かもしれませんね。
全部ではないみたいです。
あとは魚の脂も苦手みたい」
「確かにあの時も魚が入っていたな」
少しずつ原因を把握して食べれるものも増えていった。
「母様。
食べていい?」
「食事前だから果物は少しにするんですよ」
「はぁ〜い」
「シリウス。
行儀悪いから座りなさい」
「ふぁい…」
両親は“記憶喪失”は嘘だと最初から気がついていたが、愛情不足だと自覚して指摘しなかった。
「美味しいかい?」
「…ん」
頭を撫でられるのは気恥ずかしくも嬉しい幼いシリウスだった。
-END-
2023.8.28