二度目の人生
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グリフィンドールの席に居ないのでまだ戻って来てないところを見るとまだ許されてないのかもしれない。
「と、トロールが…っ」
(そういえば。
ハロウィンとハリーが言っていたな。
まったく、白々しい。
じゃなくて。
ハリー達は知らないんだった)
パニックに陥る生徒達をダンブルドアが宥めて、各寮に戻るようにと監督生に指示する。
「コンフリンゴ!」
「きゃあっ!」
「「ドラコ!」」
遠くからドラコがトロールに杖を向け、炎の遠距離の魔法攻撃をしていた。
ドラコの姿にハリーとロンは安堵の笑みが浮かぶ。
「間に合ったな。
ハリーとロンはハーマイオニーの元に」
「ぼ、僕達も戦うよ!」
「そうだよ。
1人では流石のドラコでも」
「馬鹿にするな。
トロール如きに僕が負けるとでも?
それに、君達は自分の身を守れるのか?」
「それは…っ」
「そうじゃないのならば、君達は女の子を守れ。
イギリス紳士ならば。
流石の僕も守りながら戦う余裕はないんでね」
「…分かった」
「ありがとう、ドラコ」
ドラコに諭されてハリーとロンはハーマイオニーの元に駆け寄った。
「悪いが、さっさと寝てもらうぞ」
癒者と兼任でハリーと共に最前線で闇祓いとして戦っていたドラコにはトロールは相手ではないだろう。
「貴方達!
どうしてここにいるんですか!?」
「私が…っ」
「ハーマイオニーはトイレに行っていました。
この騒動のことを知らない僕等が知らせに来たんです」
「そう、でしたか」
「マルフォイ。
これは君が?」
「トロールに1年生がなんて危険なことを!」
「僕がトロール如きに負けるとでも?」
「…思いませんね」
「まぁ、思わんな」
「マルフォイですから」
「自意識過剰ではなく、勝てると理解した上で来ましたから。
ハリーとロンに至っては無謀でしたが」
「「ドラコ!」」
「防御魔法くらい覚えておくんだな」
「「無理だよ!」」
((…普通の1年生にそれは無理かと))
自分が優れていると前世の記憶のせいか、闇祓いとして感覚がズレてるようで自覚がない。
よくハーマイオニーにはハリーと比較することがおかしいんだと諭されていたが。
「危険なことですが、その勇気を称えてポッターとウィーズリーに5点を加点」
「「やった!」」
「1年生にも関わらず、高度な魔法でトロールを撃破したマルフォイには加点20点を」
「ありがとうございます。
貰い過ぎでは?」
「普通の1年生にはトロールは危険です。
減点と処罰をされたくなかったら受け取りなさい」
「マクゴナガル教授、それはズルイですよ。
分かりましたよ」
「マルフォイ、怪我してなくて良かった。
スリザリンに同じく、20点加点を。
コホン…、君達も無事なのは奇跡だ。
3点加点にしてやろう。
無事という意味でグレンジャーにもな。
二度とこんな危険なことをしないように」
スネイプから加点されるとは思わず、ハリー達は驚く。
「返事はどうした?」
「は、はいっ!」
「ありがとうございます」
「もう二度としません!」
そう言いながらもハリーに巻き込まれることになるのだが。
「姿が見えないと思ったら。
ドラコ、何をしてるんだよ」
「トロール倒すって」
「それも、トロール如きって言い張ったんだろう?」
((…あいつらだな))
チヤホヤされて嬉しくなってお調子よく主にロンがペラペラと喋ったのだろう。
目が合ったドラコにハリーとハーマイオニーは気まずそうな顔をしていて、ドラコは苦笑いする。
トロールは倒されたのでハロウィンの食事会は再開された。
「ウィーズリーの双子。
僕は賑やかな食事は構わないが、その手にある物を使ったら分かるな?」
「「何もしていません!」」
ドラコに敬礼し、フレッドとジョージは手にしていた悪戯グッズを隠した。
「パーシー、回収しておけ。
どうせ寮に帰ったらやるぞ」
「了解」
「「あぁ〜…」」
パーシーに悪戯グッズを回収され、双子はショックを受ける。
「悪戯よりもこんな夜はコレだろう」
「これは滅多に食べれないチョコレート専門店の!」
「父上に頼んでいた」
パアァッと瞳を輝かせたのは双子だけではないだろう。
「平等にちゃんと配れよ。
各寮の分もあるからな」
「「了解しました!」」
フレッドとジョージは魔法で花びらなど飛ばしながら配っていて、それくらいならいいだろうと許した。
「と、トロールが…っ」
(そういえば。
ハロウィンとハリーが言っていたな。
まったく、白々しい。
じゃなくて。
ハリー達は知らないんだった)
パニックに陥る生徒達をダンブルドアが宥めて、各寮に戻るようにと監督生に指示する。
「コンフリンゴ!」
「きゃあっ!」
「「ドラコ!」」
遠くからドラコがトロールに杖を向け、炎の遠距離の魔法攻撃をしていた。
ドラコの姿にハリーとロンは安堵の笑みが浮かぶ。
「間に合ったな。
ハリーとロンはハーマイオニーの元に」
「ぼ、僕達も戦うよ!」
「そうだよ。
1人では流石のドラコでも」
「馬鹿にするな。
トロール如きに僕が負けるとでも?
それに、君達は自分の身を守れるのか?」
「それは…っ」
「そうじゃないのならば、君達は女の子を守れ。
イギリス紳士ならば。
流石の僕も守りながら戦う余裕はないんでね」
「…分かった」
「ありがとう、ドラコ」
ドラコに諭されてハリーとロンはハーマイオニーの元に駆け寄った。
「悪いが、さっさと寝てもらうぞ」
癒者と兼任でハリーと共に最前線で闇祓いとして戦っていたドラコにはトロールは相手ではないだろう。
「貴方達!
どうしてここにいるんですか!?」
「私が…っ」
「ハーマイオニーはトイレに行っていました。
この騒動のことを知らない僕等が知らせに来たんです」
「そう、でしたか」
「マルフォイ。
これは君が?」
「トロールに1年生がなんて危険なことを!」
「僕がトロール如きに負けるとでも?」
「…思いませんね」
「まぁ、思わんな」
「マルフォイですから」
「自意識過剰ではなく、勝てると理解した上で来ましたから。
ハリーとロンに至っては無謀でしたが」
「「ドラコ!」」
「防御魔法くらい覚えておくんだな」
「「無理だよ!」」
((…普通の1年生にそれは無理かと))
自分が優れていると前世の記憶のせいか、闇祓いとして感覚がズレてるようで自覚がない。
よくハーマイオニーにはハリーと比較することがおかしいんだと諭されていたが。
「危険なことですが、その勇気を称えてポッターとウィーズリーに5点を加点」
「「やった!」」
「1年生にも関わらず、高度な魔法でトロールを撃破したマルフォイには加点20点を」
「ありがとうございます。
貰い過ぎでは?」
「普通の1年生にはトロールは危険です。
減点と処罰をされたくなかったら受け取りなさい」
「マクゴナガル教授、それはズルイですよ。
分かりましたよ」
「マルフォイ、怪我してなくて良かった。
スリザリンに同じく、20点加点を。
コホン…、君達も無事なのは奇跡だ。
3点加点にしてやろう。
無事という意味でグレンジャーにもな。
二度とこんな危険なことをしないように」
スネイプから加点されるとは思わず、ハリー達は驚く。
「返事はどうした?」
「は、はいっ!」
「ありがとうございます」
「もう二度としません!」
そう言いながらもハリーに巻き込まれることになるのだが。
「姿が見えないと思ったら。
ドラコ、何をしてるんだよ」
「トロール倒すって」
「それも、トロール如きって言い張ったんだろう?」
((…あいつらだな))
チヤホヤされて嬉しくなってお調子よく主にロンがペラペラと喋ったのだろう。
目が合ったドラコにハリーとハーマイオニーは気まずそうな顔をしていて、ドラコは苦笑いする。
トロールは倒されたのでハロウィンの食事会は再開された。
「ウィーズリーの双子。
僕は賑やかな食事は構わないが、その手にある物を使ったら分かるな?」
「「何もしていません!」」
ドラコに敬礼し、フレッドとジョージは手にしていた悪戯グッズを隠した。
「パーシー、回収しておけ。
どうせ寮に帰ったらやるぞ」
「了解」
「「あぁ〜…」」
パーシーに悪戯グッズを回収され、双子はショックを受ける。
「悪戯よりもこんな夜はコレだろう」
「これは滅多に食べれないチョコレート専門店の!」
「父上に頼んでいた」
パアァッと瞳を輝かせたのは双子だけではないだろう。
「平等にちゃんと配れよ。
各寮の分もあるからな」
「「了解しました!」」
フレッドとジョージは魔法で花びらなど飛ばしながら配っていて、それくらいならいいだろうと許した。