第⑤話
夢小説設定
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バーの電話を借りて連絡する。
『ロイさん!?』
「大丈夫、寝てるだけだから」
『一体なにが…』
「とりあえず、運ぶの手伝ってくれ」
『あ、はい‥‥』
訳が分からないままにバーから出てロイの家に行く。
『ロイさん、鍵出してください』
「ん~…ポケットに、入って、る…から」
セルシアの肩に頭を乗せて、ロイはウトウトしていた。
『ちょっ、ロイさん!
まだ寝ないでください!!』
「…眠い」
『ダメですっ!』
(いいコンビだな)
苦笑いしながらヒューズは見ていた。
鍵を出して開けると寝室のベットにロイを寝かせた。
「じゃあ、あとはよろしくな」
『はい!!?』
「俺は朝の便で帰るから」
『私、泊まるんですか!!?』
「ロイは明日も仕事だろ?
遅刻しないように起こしてくれな」
『ちょっ、ヒューズ中佐!?』
セルシアの声が虚しく響いた。
「着替えとか持って来るか?」
『あ、そうですね。
じゃなくて!!』
「ロイなんだから別にいいだろ?
心配なんだろう?」
『…分かりました。
せめて、必要なものを持って来ますから待っててください』
「はいはい、なるべく早くな」
『もう‥‥』
不満そうにセルシアが出て行く。
チラッとヒューズはロイを見る。
「ロイ、いつまで寝てるフリしてんだよ。
泊まってくれるってさ、よかったな」
「‥‥馬鹿者」
「そのわりには笑顔になってるぞ?」
「…うるさい///」
楽しそうにヒューズは笑う。
「寂しそうなロイくんに俺からのプレゼントだ♪」
「何だよ、その“ロイくん”ってのは」
「お子様にはピッタリだろ」
「誰がお子様だ!」
「…愛してるなんて言えないのは俺からしたらお子様だ」
「‥‥ヒューズ」
「いつか、言えよ?
きっと待ってるぞ」
枕に顔を埋めてロイは黙り込んだ。
(そういうのがお子様なんだよ。
まったく、こいつは…ι)
ロイの様子にヒューズはため息をつく。
しばらくしてセルシアはバック片手に戻って来た。
「じゃあ、またな。
ロイを頼むわ」
『…はい』
セルシアは苦笑いしてヒューズを見送り、戸締まりした。
『ロイさん!?』
「大丈夫、寝てるだけだから」
『一体なにが…』
「とりあえず、運ぶの手伝ってくれ」
『あ、はい‥‥』
訳が分からないままにバーから出てロイの家に行く。
『ロイさん、鍵出してください』
「ん~…ポケットに、入って、る…から」
セルシアの肩に頭を乗せて、ロイはウトウトしていた。
『ちょっ、ロイさん!
まだ寝ないでください!!』
「…眠い」
『ダメですっ!』
(いいコンビだな)
苦笑いしながらヒューズは見ていた。
鍵を出して開けると寝室のベットにロイを寝かせた。
「じゃあ、あとはよろしくな」
『はい!!?』
「俺は朝の便で帰るから」
『私、泊まるんですか!!?』
「ロイは明日も仕事だろ?
遅刻しないように起こしてくれな」
『ちょっ、ヒューズ中佐!?』
セルシアの声が虚しく響いた。
「着替えとか持って来るか?」
『あ、そうですね。
じゃなくて!!』
「ロイなんだから別にいいだろ?
心配なんだろう?」
『…分かりました。
せめて、必要なものを持って来ますから待っててください』
「はいはい、なるべく早くな」
『もう‥‥』
不満そうにセルシアが出て行く。
チラッとヒューズはロイを見る。
「ロイ、いつまで寝てるフリしてんだよ。
泊まってくれるってさ、よかったな」
「‥‥馬鹿者」
「そのわりには笑顔になってるぞ?」
「…うるさい///」
楽しそうにヒューズは笑う。
「寂しそうなロイくんに俺からのプレゼントだ♪」
「何だよ、その“ロイくん”ってのは」
「お子様にはピッタリだろ」
「誰がお子様だ!」
「…愛してるなんて言えないのは俺からしたらお子様だ」
「‥‥ヒューズ」
「いつか、言えよ?
きっと待ってるぞ」
枕に顔を埋めてロイは黙り込んだ。
(そういうのがお子様なんだよ。
まったく、こいつは…ι)
ロイの様子にヒューズはため息をつく。
しばらくしてセルシアはバック片手に戻って来た。
「じゃあ、またな。
ロイを頼むわ」
『…はい』
セルシアは苦笑いしてヒューズを見送り、戸締まりした。