第⑤話
夢小説設定
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執務室のドアが開いた。
「大佐、どうかしたんですか?」
『大きな声が聞こえたんですが…』
「‥‥何でもない」
「ヒューズ中佐、仕事の邪魔はしないでください」
『東方司令部まで来て何をしているんですか、ヒューズ中佐』
「いや~、ロイがいい反応をするからな」
楽しそうにヒューズは笑い、セルシアと中尉は顔を見合わせてため息をつく。
「‥‥燃やす。
今日という今日は貴様を燃やしてやるっ!!」
「た、大佐…!」
『落ち着いてください』
発火布を装着して大佐は怒りを爆発。
「お~、怖い怖い」
「バカにするのもいい加減に…ッ」
セルシアが大佐の腕を引っ張り、唇にキスをした。
「…っん!」
『‥‥落ち着きました?』
親友の前でキスをされると思っていなかった大佐は唖然としていた。
中尉は苦笑いし、ヒューズに至っては口元を緩めていた。
『ヒューズ中佐、これ以上からかうなら怒りますよ?
中尉、撃ってよし』
「はっ!」
「ちょ、ちょっと待て!
リザちゃん、俺の方が上官だよ!!?」
「リーゼル中佐のご命令ですし。
同じ中佐でも国家錬金術師のリーゼル中佐の方が地位は上になります」
中尉に銃を向けられるヒューズ。
『ということで、邪魔をするならお帰りください』
「仕事中に邪魔をしないでください」
女性2人に脅され、ヒューズは逃げて行くのだった。
「あ、えっと…
いつものバーで待ってるから!」
「だから、帰れ!!」
「待ってるからな~!」
「‥‥人の話を聞けよι」
大佐がため息をついた。
結局、定時に仕事を終えて大佐はバーに行くのだった。
またからかわれるのだろうと思いつつも、断り切れずに大佐はバーに来た。
「そう嫌そうにするなよ」
「…煩い」
「ところで、中佐とはどこまでしたんだ」
「ぶっ!
ゴホッ…ゴホッ…
ゲホ…っ」
「おいおい、大丈夫か?」
ヒューズの言葉にウィスキーを吹き出しそうになり、咳き込んで涙目になっていた。
「い、いきなり…すぎるだろ。
ゴホッ…何を言い出すんだ!」
「親友としては応援してあげようかと」
「余計なお世話だ」
「リザちゃんと中佐に守られておまえは幸せだよな~。
からかっただけなのに2人して真剣だもんな」
「おまえがしつこいからだろう?」
呆れたようにロイはヒューズを見る。
「まぁ、冗談はここまでにして…」
「おまえのは冗談に聞こえん。
それで?」
「あの兄弟はどうしてる?
また東方に行くって言っていたが…」
「あぁ、タッカー邸で調べものをしてる」
「タッカー?」
「合成獣錬成の研究者だ。
2年前に国家錬金術師の資格をとった」
「ショウ・タッカーか。
俺は錬金術のことはよくわからん」
興味なさそうにヒューズが呟く。
「大佐、どうかしたんですか?」
『大きな声が聞こえたんですが…』
「‥‥何でもない」
「ヒューズ中佐、仕事の邪魔はしないでください」
『東方司令部まで来て何をしているんですか、ヒューズ中佐』
「いや~、ロイがいい反応をするからな」
楽しそうにヒューズは笑い、セルシアと中尉は顔を見合わせてため息をつく。
「‥‥燃やす。
今日という今日は貴様を燃やしてやるっ!!」
「た、大佐…!」
『落ち着いてください』
発火布を装着して大佐は怒りを爆発。
「お~、怖い怖い」
「バカにするのもいい加減に…ッ」
セルシアが大佐の腕を引っ張り、唇にキスをした。
「…っん!」
『‥‥落ち着きました?』
親友の前でキスをされると思っていなかった大佐は唖然としていた。
中尉は苦笑いし、ヒューズに至っては口元を緩めていた。
『ヒューズ中佐、これ以上からかうなら怒りますよ?
中尉、撃ってよし』
「はっ!」
「ちょ、ちょっと待て!
リザちゃん、俺の方が上官だよ!!?」
「リーゼル中佐のご命令ですし。
同じ中佐でも国家錬金術師のリーゼル中佐の方が地位は上になります」
中尉に銃を向けられるヒューズ。
『ということで、邪魔をするならお帰りください』
「仕事中に邪魔をしないでください」
女性2人に脅され、ヒューズは逃げて行くのだった。
「あ、えっと…
いつものバーで待ってるから!」
「だから、帰れ!!」
「待ってるからな~!」
「‥‥人の話を聞けよι」
大佐がため息をついた。
結局、定時に仕事を終えて大佐はバーに行くのだった。
またからかわれるのだろうと思いつつも、断り切れずに大佐はバーに来た。
「そう嫌そうにするなよ」
「…煩い」
「ところで、中佐とはどこまでしたんだ」
「ぶっ!
ゴホッ…ゴホッ…
ゲホ…っ」
「おいおい、大丈夫か?」
ヒューズの言葉にウィスキーを吹き出しそうになり、咳き込んで涙目になっていた。
「い、いきなり…すぎるだろ。
ゴホッ…何を言い出すんだ!」
「親友としては応援してあげようかと」
「余計なお世話だ」
「リザちゃんと中佐に守られておまえは幸せだよな~。
からかっただけなのに2人して真剣だもんな」
「おまえがしつこいからだろう?」
呆れたようにロイはヒューズを見る。
「まぁ、冗談はここまでにして…」
「おまえのは冗談に聞こえん。
それで?」
「あの兄弟はどうしてる?
また東方に行くって言っていたが…」
「あぁ、タッカー邸で調べものをしてる」
「タッカー?」
「合成獣錬成の研究者だ。
2年前に国家錬金術師の資格をとった」
「ショウ・タッカーか。
俺は錬金術のことはよくわからん」
興味なさそうにヒューズが呟く。