《ロイ・マスタング設定②》

クーデター騒動後、ロイは退院すると大総統のポケットマネーで専用ロッカールームを与えられた。
(嫌がらせ回避)

ロッカールームというよりは軍服は勿論、変装用もあるのでハボック達には“衣装部屋”と名付けられた。

セルシアも嫌がらせで自分のロッカーを荒らされるのでロイ専用のロッカールームを使用。

ロイとセルシア、予備に中尉とヒューズが鍵を持っていて大総統は予備を持ってはいない。

侵入されないようにロイとセルシアが錬金術を仕掛けた。
(ハボック曰く、犯人が危険な錬金術だと)

新聞記事でグラマン中将は“生真面目なマスタングくんの為に卑怯な上層部に若者が潰されないようにさぼり魔の設定を自分が考えた”と暴露して自分は味方だと印象付けられ、ロイはタダでは転ばずに侮れないと思った。

過去の隠し撮り写真でロイが妬みから上層部に嫌がらせやイジメを受けていることが記事にされ、リンチされている面も写真にあった。
それはセルシアを嫌がらせから守る“見せしめ”の為だった。

大総統に対してクーデター後にロイはあまり遠慮がなくなり、わりと翻弄する面もある。

それが甘えであり、罰なんだと大総統は受け入れている。

大総統の屋敷に多い時に週１で訪ねているが、約束があるとロイは大総統に誘われても断る。

最近の将軍達は嫌味や嫌がらせもなく、仕事を覚えたので書類面ではロイの仕事が軽減した。
(グラマン将軍以外の地方組は例外)

裁判所に提出した書面上でも次期大総統なので自分達の生きる道として媚びることにしたらしい。
昼食や飲みにまで誘われてロイは憂鬱になっている。

国家錬金術師は義務としては年に一度の査定を受けることが義務付けられていて
年に一度研究成果を軍へ報告し、資格査定を受けなければならない。

成績が悪かったり、出すのをサボったりすれば、その資格は場合によっては剥奪されてしまう。

ロイやセルシアのように軍人として働いている者は本来は研究成果を報告する義務は本来は免除されて軍での働きがそのまま資格査定となる。

大総統の屋敷ではロイは素顔で３人と素顔の口調で話していて、意外と口が悪くても受け入れられていた。

将軍達はロイの実力を受け入れて一回り以上の年下のロイに敬語で話しているが、本人には引かれている。

ほろ酔いになるとひっついて何故か一緒に寝ると言い張る。
被害者は主にヒューズもしくは大総統で諦めてロイにひっつかれて、同じベットで寝ていた。

大総統府の執務室に給湯室は元々あったが、ロイが来てから大総統がポケットマネーで改装して冷蔵庫付きのミニキッチンになった。
小さな鍋やフライパンなど充備されている。