《ロイ・マスタング設定①》

軍事国家アメストリスの軍人で焔の国家錬金術師。
勤務態度はあまり真面目でないように見えるが、その実有能な人物。
事実上の右腕であるホークアイ中尉など、部下からの信頼は特に厚い。
『最高最強の錬金術』
『使い方によっては最凶にもなり得る』と言われる焔の錬金術を使った戦闘力・殲滅力は人間最強。

過去のイシュヴァール戦にも参加しており、その戦闘力をもって多くの戦場を彼一人で焼き払ってきた事からアメストリス軍内では“イシュヴァールの英雄”と呼ばれている。

士官学校を特別クラスのエリート組(司令官候補)の“首席”で卒業し、実は銃も体術も得意。
幼い頃から優等生ですべてオール５の成績だったゆえに勉学では困ったこと１度もない。
エリート組なので１人部屋で自室以外の掃除ゼロの待遇だった。

痩せ型で気を抜くと痩せる体質で大総統に健康診断とは別に軍の病院で定期検診をさせられている。
(渋っていると中尉に連行される)

大総統のお気に入りで自他ともに国民も含めて“溺愛”の認識。

動物や子供に好かれやすく、野生の鷹にも懐かれた。

将軍達の罠にハマって腕や背中に煙草を押し当てられた火傷が複数あり、傷痕として現在も残っている。
結果的に将軍も佐官も含め、軍を去ることになった。

ウィンリィとは親子関係でピナコの頼みで話し合った結果“未成年後見人”になった。

大総統の屋敷にはロイ専用の部屋があり、アクセサリーや洋服などが揃ってる。
トイレとシャワー室、大人２人で寝ても余裕のある大きなベットも設置されていて、まるで高級ホテルのVIPルーム。

大総統に頼まれて裏切られることを覚悟の上で自分が居なくなった時の為に“特別代理人”を引き受けた。

大総統に“父様”と呼ぶようにされ、仕事中以外はその呼び方。

大総統やセルシア、ヒューズの前だとわりと涙脆くなってしまう。
稀に中尉の前でもある。
(本人は気にしているが、当人達は可愛らしいと思っている)

たまに中尉を抱擁することもあるが、本人達曰く、恋愛感情はなくて“同志であり、精神安定剤”らしい。

ロイと中尉の“錬金術の秘密”は相談した結果、セルシアに伝えた。

成長して謝罪して話を聞くようになったエドには稀にアドバイスもする。

計算が苦手なハボックにも毎回のように付き合っている。

大総統とロイの父親のウィルは親友だった。
イシュヴァール戦で閣下はロイの存在に気づいていなかった。

氷の錬成を彫ったピアスをしていて、ピアスはウィンリィの作品で頑丈にしてもらっている。

理由をつけて大総統はロイにオーダーメイドの正装やネックレスをプレゼントしている。
最初に苦言や断っていた補佐官やロイも諦めた。

計算ミスで錬金術でロイを怪我させてしまった時にエドは大号泣した。
(エド曰く、黒歴史)

大総統府に異動してからは不真面目なフリは不必要になったので、さぼる必要もないのでわりと真面目に働いている。
(※将軍達からの不必要な嫌がらせの書類がほとんど届かなくなったので）

大総統夫人にも良くされていて最初は“マスタングさん”だったが、今では“ロイさん”と呼ばれている。

酒が強すぎてヒューズやマスタング隊、将軍達も酔い潰してしまう。
(本人はただ酒を楽しんでいただけ)

基本的に煙草は吸わないが、頭をスッキリさせたい時や考えをまとめたい時には吸うことがある。

大総統にスーツやアクセサリー類、錬金術の実験で使用する宝石などプレゼントされている。

※大総統とセリムが人造人間と知っている唯一の人物。